クルーズ(2138) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/05 16:17
クルーズ株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+36.5%の37.85億円(3,784百万円)と大幅増加。全セグメントで増収を達成(第1四半期決算短信 p.1, p.5)。
- 営業損失は0.99億円、四半期純損失は2.12億円に拡大。ホテルコンバージョン等の先行投資・採算立上げコストが影響(第1四半期決算短信 p.2)。
- 会社はホテルコンバージョン事業を中核化し通期予想(売上180億円、営業利益6.08億円)を据え置き。物件売却益等を織り込んだ成長シナリオ(決算説明資料 p.14、決算短信 2026/5/13)。
決算数値概要
- 売上高: 37.85億円 (前年比 +36.5%)
- 営業利益(経常利益): △0.99億円 (前年比 △9.5%)
- 純利益: △2.12億円 (前年比 △32.5%)
前回決算からの主なUPDATE
- 報告セグメントを従来の区分から「ホテルコンバージョン」「介護派遣」「エンジニア派遣」「コールセンター等」「Ada.(EC)」の5事業へ変更(第1四半期決算短信 p.8-9)。
- 投資不動産の事業化に伴い、賃貸収益・賃貸費用を営業収益/売上原価等に振替(売上増加146.9百万円、営業利益増35.1百万円を計上)(第1四半期決算短信 p.2)。
- 連結子会社(クルーズアセット)が保有物件の売却契約を決議。引渡は2026年9月予定で、売却益は通期業績予想に織り込み済み(第1四半期決算短信 p.10)。
好材料(ポジティブ要因)
- 全セグメントで増収基調:Q1は売上+36.5%。既存のSES/介護派遣/Ada事業が安定的な収益基盤を形成(2026通期決算短信・決算説明資料)。
- ホテルコンバージョンのKPI改善:稼働率80%以上、賃料改善や1棟あたりのバリューアップ実績(取得後の年間賃料1.25倍等)により長期のインカム+キャピタルが期待できる(決算説明資料 p.9-11, p.25)。
- IT×AIによる省力化で運営効率化:少人数での物件運営が可能で、規模拡大時の固定費増を抑制できる点は利益レバレッジになる(決算説明資料 p.18-19)。
悪材料(ネガティブ要因)
- 四半期ベースで業績のボラティリティが高い:不動産の売却タイミングやキャピタルゲイン依存度により四半期業績が大きく変動(第1四半期決算短信 p.2)。
- 財務負担の拡大:長期借入金が増加しており(2026/3期末 13,357百万円 → 第1四半期 14,274百万円)、利払いや返済負担が拡大する懸念(連結貸借対照表)。
- 事業はインバウンド需要に依存:訪日客動向やマクロ要因(為替・渡航制限等)に左右されやすく、外部ショックが業績に直結し得る(決算説明資料 p.3)。