三機工業(1961) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 14:32
三機工業株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は534.24億円(前年同期比 +7.4%)、営業利益は45.67億円と前年同期比で大幅増益(+106.5%)を達成。好採算の繰越工事進捗と大型工事での利益改善が寄与(資料 P3,P4)。
- 四半期での特別利益が14.31億円計上(自社保有賃貸不動産売却等)、これが純利益を押し上げた点が要注意(資料 P3,P11)。
- 受注は堅調で受注高709.63億円(+3.0%)、次期繰越高は2,683.33億円と増加(+16.7%)し、足元の工事量は十分(資料 P4,P16)。
決算数値概要
- 売上高: 534.24億円 (前年比 +7.4%)
- 営業利益: 45.67億円 (前年比 +106.5%)
- 純利益: 43.76億円 (前年比 +142.3%)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期業績予想を上方修正(8/7発表):売上高 2,650億円、営業利益 310億円、経常利益 315億円、EPS 172.03円(資料 P11)。
- 第1四半期に自社保有賃貸不動産および政策保有株式の売却で特別利益約14.3億円を計上(資料 P3,P19)。
- 海外案件投資・グループ再編:マレーシアのES Matrix社の株式取得(持分法適用関連会社化)を実行し、海外展開・人材育成を加速(決算短信・注記)。
好材料(ポジティブ要因)
- 建築設備事業で繰越工事の採算改善が進み、粗利率が上昇していることにより営業利益率が大きく改善(資料 P6,P17)。
- 受注環境は良好で次期繰越高が増加(2,683億円、+16.7%)。大型案件のストックがあり中長期の業績支援材料(資料 P4,P11,P23)。
- 株主還元と資本政策が積極化(配当65円、450万株の自己株式取得・消却予定、株式分割実施)により株主還元が明確化(資料 P13,P31)。
悪材料(ネガティブ要因)
- プラント系(機械システム、環境システム)セグメントは依然として採算が低く、環境システムはQ1で損失計上となっている(環境システム:営業損失 -7.60億円)(資料 P8,P18)。
- 大型工事は長期化・大型化しており、工程遅延や資機材調達リスク(中東情勢等)による利益変動リスクが存在(決算説明・今後の見通し)。
- 特別利益による純利益押上げがあるため、コア収益(事業利益)との差に留意する必要あり。政策保有株式比率は段階的縮減方針だが、依然として高水準(資料 P9,P23)。