公共投資(国土強靭化等)を受けた受注回復と、選別受注・得意工法集中による粗利改善期待で、2027年度は売上高1570億円(前年比+12.3%)の計画。中期では営業利益率の維持・改善と配当増・自社株取得でEPS上振れの余地あり。
2027年度は会社計画で売上1570億円(+12.3%)、営業利益は約68億円(ほぼ横ばい)。その後は受注基盤回復と選別受注効果により成長は鈍化しつつも安定(仮に年 +4–7%のレンジ)。結果的に2026→2029の売上CAGRは概ね5–8%程度、営業利益は利益率改善で同等かやや上回る成長が見込まれるシナリオが現実的。
(1)資材費・人件費高騰と施工人手不足が続けば、受注採算性が悪化し利益率圧迫。
(2)公共投資は政策依存度が高く、財政・政策の変化で案件先細りリスク。
(3)受注は四半期で大きく変動しやすく、受注→売上への変換遅延や一時的な減損が業績を揺さぶる。
(4)海外案件や為替の変動、そして個別投資有価証券の評価損発生は業績の下振れ要因。
公共需要と得意工法による受注回復で今後3年は中程度の成長(売上CAGR概ね5–8%想定)。利益面は選別受注と生産性改善が鍵。配当・自社株買い等の株主還元強化が投資家にとってのプラス材料だが、資材人件費高や政策変動が主要リスク。