西松建設(1820) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 09:23
西松建設株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 受注高が前年同期比ほぼ倍増(連結:90,400百万円、+99.2%)と大幅に回復し、上期以降の手持ち工事基盤が強化された点
- 売上高は1,026.29億円(+23.8%)、営業利益は69.92億円(+130.8%)と利益率が大幅改善し四半期ベースで収益性が回復
- 通期業績予想・配当予想に変更なし(通期業績予想および年間配当250円は維持)※会社は現時点で予想据え置きと明示
決算数値概要
- 売上高: 1,026.29億円 (前年比 +23.8%)
- 営業利益(経常利益): 69.92億円 (前年比 +130.8%)
- 純利益: 46.51億円 (前年比 +182.0%)
前回決算からの主なUPDATE
- 受注動向:第1四半期で建設事業受注高が前年同期比大幅増(連結90,400百万円、+99.2%)と回復。国内の大型官公庁・民間工事が寄与。
- セグメント/算定方法の変更:2026年4月1日以降、セグメント区分を見直し(「環境・都市開発事業」へ統合)し、一般管理費の配賦基準を変更して利益算定方法を変更(比較情報は変更後基準に整備)。
- 業績見通し・配当:会社は第1四半期発表時点で通期業績予想の修正は行っておらず、配当予想(通期250円、上期110円・期末140円)も据え置き。
好材料(ポジティブ要因)
- 受注回復と手持ち工事の拡充:国内大型案件の受注増で当面の売上・利益の基盤が強化(受注高90,400百万円)。
- 収益性の改善:完成工事総利益や不動産事業の利益が増加し、営業利益率が大幅改善している点(四半期で営業利益+130.8%)。
- 中長期戦略の明確化:『西松‑Vision2035』『中期経営計画2028』で投資・M&A、DX/AI、人材強化方針を掲げており、成長投資のロードマップが示されている(戦略整備は企業価値向上につながる)。
悪材料(ネガティブ要因)
- 国際事業の採算悪化:国際セグメントで損失を計上(第1四半期でセグメント損失401百万円)、建築子会社の損益悪化が影響。海外案件の採算リスクは継続。
- マクロ・コストリスク:原油価格・建設資機材価格の変動、労務需給の逼迫による建設コスト上昇が継続的なリスク(会社も注視を表明)。
- 通期利益見通しは前年割れ:通期予想の親会社株主に帰属する当期純利益は205億円(前期比△14.8%)と減益計画であり、株主利益の上振れ余地は限定的。