ベステラ(1433) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/09/09 16:02
ベステラ株式会社
2027年1月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高・営業利益ともに前年同期比で増加し、第2四半期累計として過去最高水準を達成(第2四半期売上高5,895百万円、営業利益574百万円)。
- 売上総利益率が18.2%→21.8%へ大幅改善し、採算重視の選択受注や積算体制強化が寄与。
- 投資有価証券の売却益313百万円と評価損499百万円を計上したため、当期純利益は99百万円に留まり、通期の親会社株主に帰属する当期純利益予想を700→530百万円に修正。また、川崎市現場での重大事故(作業員の死亡・負傷)について捜査中で影響は未確定。
決算数値概要
- 売上高: 58.95億円 (前年比 +15.6%)
- 営業利益: 5.74億円 (前年比 +154.1%)
- 純利益: 0.99億円 (前年比 △55.1%)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期予想の修正:親会社株主に帰属する当期純利益を700百万円→530百万円に下方修正(投資有価証券の売却益と評価損の計上が要因)。
- 資金調達:今後の大型工事着工に備え約60億円の長期借入を実行し、流動資産・現預金を積み増し(自己資本比率は低下)。
- 川崎市現場事故の進展:行方不明者の捜索・発見(第2四半期にて行方不明者のご遺体を確認)と再発防止委員会の設置。事故は調査中で財務影響は未確定。
好材料(ポジティブ要因)
- 高採算案件の比率上昇と見積・積算体制強化により売上総利益率が大幅改善、営業利益が大きく伸長。
- 受注環境良好で第2四半期累計の受注工事高は6,198百万円(前年比 +48.1%)、受注残高8,851百万円(前年比 +37.3%)とバックログが厚い。
- AI活用(点群→3D自動化、要員管理ツール等)の全社展開や関西(大阪)拠点新設、PCB・FRP等の特殊解体・リサイクル事業の事業機会拡大。
悪材料(ネガティブ要因)
- 川崎市での現場事故(作業員の死亡・負傷)に伴う法的・賠償・信用リスクが発生。影響額は現時点で不明。
- 投資有価証券の評価損(約500百万円)計上により当期純利益が圧迫され、通期業績見通しを下方修正。
- 大型工事着手に伴う資金需要で借入金が増加し、自己資本比率が低下(64.8%→38.3%)している点は財務レバレッジのリスク。