東証プライム市場

ダイセキ(9793)

概況

最終更新日:2026/10/05 15:49
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

中間期は売上374.9億円(+3.8%)、営業利益83.4億円(+12%)、純利益58.1億円(+23%)で過去最高を更新。通期増益見通し維持。

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主力事業

産業廃棄物処理を中核に、土壌汚染対策・鉛リサイクル・大型タンク洗浄など環境サービスを展開。

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業績

中間期は増収増益で純利益5,805百万円(23.1%増)。通期も増益予想で営業利益16,800百万円を見込む。

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注目点

経産省補助金採択:子会社が静岡でのプラスチック再商品化事業に2,918百万円の補助を受給予定。

最新決算の要点

最終更新日:2026/10/05 15:49
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株式会社ダイセキ

2027年2月期 第2四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上・利益ともに過去最高を更新(上期:売上高374.92億円、営業利益83.45億円)※資料(第2四半期決算短信)参照
  • 中間純利益は58.05億円(前年同期比+23.1%)と大幅増益
  • 期中の業績予想は修正せず、配当は中間43円(前期36円→引上げ)を予定(通期予想は期末43円、合計86円)

決算数値概要

  • 売上高: 374.92億円 (前年比 +3.8%)
  • 営業利益(経常利益): 83.45億円 (前年比 +12.0%)
  • 純利益: 58.05億円 (前年比 +23.1%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 中間(第2四半期)決算で売上・営業利益・経常利益・中間純利益すべて過去最高を更新(第1四半期比も増加)
  • 連結業績予想の修正はなし(2027年2月期通期見通しを据え置き)※2026年4月公表の予想から変更なし
  • 連結子会社が「プラスチック資源再商品化事業」で経産省の補助金交付決定(交付額約29.18億円)。補助金は補助事業完了後の処理により2030年2月期に特別利益・圧縮記帳で計上予定(注記事項)

好材料(ポジティブ要因)

  • 主要事業(工場廃液処理→リサイクル燃料原料)で入荷量増加、採算改善により売上・利益が過去最高を更新
  • 財務基盤が堅調:自己資本比率約78.7%と高水準で財務の安定性が高い(貸借対照表参照)
  • 土壌汚染処理・鉛リサイクル等の高付加価値案件が順調で、価格改定の効果も寄与(事業別の説明)

悪材料(ネガティブ要因)

  • 原材料費・販管費・労務費の上昇が継続(短期ではコストリスク)、今後の利益押下げ要因になり得る
  • 一部事業(大型タンク洗浄など)は案件が下期へ後ろ倒しになっており、下期の進捗次第で通期業績の変動リスクあり
  • 補助金は交付決定ながら実際の収益寄与は補助事業完了後・2030年2月期の処理となるため、短期的な業績改善には直結しない(注記事項)
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長期成長期待

最終更新日:2026/10/05 15:49
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1. 成長期待のポイント

ダイセキは2027年2月期に売上74,200百万円(+3.2%)、営業利益16,800百万円(+15.1%)を計画。産業廃棄物処理の増量・リサイクル燃料原料獲得や土壌汚染処理の大型案件、補助金によるプラスチック再商品化投資で、今後3年は緩やかな売上成長と利益率改善が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

工場廃液中心の産業廃棄物処理(リサイクル燃料原料の獲得)

  • 廃液(リサイクル燃料の原料)を積極獲得し、受注量が増加。上期でも過去最高の売上を更新。
  • 廃棄物処理はストック性の高い事業で、入荷量増が直接売上・粗利に波及。
  • 原料獲得力向上で稼働率・固定費吸収が進み、営業利益率の改善余地が大きい。

土壌汚染処理・大型案件(高付加価値工事)

  • 関東・中部で継続・新規の大型工場案件を獲得し、土壌汚染処理事業が計画超過で推移。
  • こうした高付加価値案件は1件当たりの利益寄与が大きく、中期安定収益化に寄与。
  • 大規模案件の受注が継続すれば、売上の季節性・変動を平準化できる。

事業多角化・政策支援(鉛リサイクル、補助金、M&A等)

  • 鉛リサイクルでの価格改訂が迅速に利益改善へ寄与。既存事業の収益性改善が進む。
  • 静岡市プラスチック再商品化事業で補助金2,918百万円獲得(交付決定)、設備投資による中長期成長の基盤整備(損益認識は事業完了後の処理予定)。
  • 2025–26年の子会社追加取得や事業譲受(MOF関連)で技術・領域を拡大し、新規収益源を創出。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社の2027年計画(売上74,200、営業利益16,800)を起点に、保守的な想定では年率約4%の売上成長と営業利益率の継続改善を見込みます。想定数値例:FY2026実績71,845→FY2027計画74,200→FY2028予想≈77,200(+4%)→FY2029予想≈80,300(+4%)。このシナリオでの売上CAGR(2026→2029)は約3.8%、営業利益は設備稼働改善・高付加価値案件比率上昇でFY2026 14,588→FY2029 ≈19,960と仮定すると営業利益CAGRは概ね11%前後となる見込み。

4. 課題・リスク

  • 原材料(廃材)や労務費、エネルギーコスト上昇が利益率を圧迫するリスク。特に国際的な資源価格変動の影響は無視できない。
  • 大型土木・除染案件の着工遅延や認可・検査のタイムラグにより収益計上が後ろ倒しになる可能性。
  • 補助金・公共投資は交付〜認定〜会計処理のタイミングにズレがあり、収益反映は2030年期など後年にずれる懸念(文書での処理予定あり)。
  • 設備投資やM&Aによるキャッシュアウト、人材確保の難航で短期的な財務負担や採算悪化が発生する恐れ。

5. 総括

ダイセキはコア事業の入荷増と高付加価値工事、補助金支援による設備投資で「緩やかな売上成長+利益率改善」のシナリオが妥当。短期はコスト変動とプロジェクトの進捗管理が鍵で、中長期ではリサイクル燃料と再商品化事業の収益化が投資リターンを左右する。

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