東証プライム市場

ナック(9788)

概況

最終更新日:2026/08/10 16:17
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年度は通期で減収・減益。第1四半期は売上減で純損失を計上。中期計画で成長投資とM&Aを継続。

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主力事業

宅配水「クリクラ」を核に、レンタル(ダスキン等)、建築コンサル、住宅、化粧品・健康食品、新規店舗事業を多角的に展開。

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業績

2026年度は売上58,919百万円(▲1.5%)、営業益2,483百万円(▲17.4%)。Q1は採算項目で損失化。

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注目点

中計でLTV最大化と積極投資・M&Aを推進。DOE4%の配当方針と自己株式消却で株主還元を継続。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/10 16:17
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株式会社ナック

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比で微減(12,534百万円、前年同期13,075百万円、△4.1%)だが、事業別で明暗が分かれる(クリクラ・レンタルは増収、建築コンサル・住宅が大幅減少)。
  • 営業損失は55百万円(前年同期営業損失42百万円)、四半期純損失は266百万円(前年同期△25百万円)と赤字幅が拡大。
  • 第1四半期で現金・預金が約3,551百万円減少(8,478→4,927百万円)、自己株式取得や配当等の影響で純資産が減少。通期予想に変更なし(会社公表)。

決算数値概要

  • 売上高: 125.34億円 (前年比 △4.1%)
  • 営業利益(経常利益): △0.55億円 (前年比 △31.0%)
  • 純利益: △2.66億円 (前年比 △964.0%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 連結範囲の変更・子会社化:グッドライフビジネスサポート(人材派遣)を連結に追加。ベルエアー・秀和は吸収合併により連結除外。
  • 財務・株式施策:第1四半期中に自己株式取得を実施、期末に向け自己株式の消却(3,000,000株、実施日2026/7/31)が実行済(決算短信に記載の後発事象)。
  • キャッシュ動向:四半期末で現金預金が約3,551百万円減少。配当支払・自己株式取得等で資金が流出。通期業績予想は据え置き(会社発表)。

好材料(ポジティブ要因)

  • クリクラ事業:ボトル価格改定と1顧客あたりのボトル消費増、浄水サーバー「putio」の顧客獲得が順調で、事業の収益性改善に寄与(第1四半期で営業利益改善)。
  • レンタル事業:価格改定や販管費最適化、出店効果により売上・営業利益が増加(ダスキン・ウィズ等が堅調)。
  • M&A・新規事業での拡大余地:クリクラ関連子会社の連結や新規事業(Yesmart等)、および積極的M&A方針は中長期の顧客基盤拡大に資する。

悪材料(ネガティブ要因)

  • 建築コンサルティング/住宅事業の大幅減収:補助金案件の売上計上タイミングや建築基準法改正による着工遅延で売上・利益が大幅に悪化。
  • 利払い増と特別益不在:支払利息の増加や前年同期にあった投資有価証券売却益の反動で当期利益を下押し(四半期純損失に影響)。
  • 流動性の低下:四半期で現金預金が大きく減少し(約35億円→約49億円換算ではない点に注意)、自己株式取得・配当等で財務余力の縮小リスクあり。
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/10 16:17
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1. 成長期待のポイント

クリクラのラストワンマイル基盤+レンタルの出店拡大、化粧品広告投資やM&Aで顧客基盤拡大を狙う。会社予想は2026→2027 売上+7.8%(58,919→63,500百万円)、2028目標68,500百万円で年率約7〜8%成長想定。

2. 成長ドライバー別の分析

ラストワンマイルの定期収益拡大(クリクラ/レンタル)

  • クリクラ:ボトル価格改定や浄水サーバー「putio」顧客増で直営売上好調(Q1:売上3,882→3,776百円だが営業利益は増加)。
  • レンタル:ダスキン等で新規出店・M&Aにより営業エリア拡大、ヘルスレントなどで顧客数増を見込む。
  • 定期取引を軸にLTV向上(複数年プラン、CRM強化)で安定収益化を図る。

M&A・新規出店と事業ポートフォリオ拡充

  • 近年でコンビボックス、クリクラ愛媛、ダスキン関連等をグループ化し即戦力を確保。
  • その他(Yesmart、TWS、GLBS、派遣など)で新成長領域を開拓し売上源を多様化。
  • 会社は今後3年で成長投資60億円超、株主還元30億円超を予定(資金配分を明示)。

CRM・DX/広告投資による顧客獲得と単価向上

  • CrePF等システム導入で加盟店情報集約、CRM深化によりクロスセルとLTV最大化を狙う。
  • 美容部門(JIMOS)は広告投資で新規顧客獲得を優先し、中長期で販促効率改善を目標。
  • 投資フェーズで販管費先行も、規模化で収益性改善を想定(会社の営業利益率見込み:2027年4.4%)。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社計画・中期目標を素直にとると、短期は販促・出店投資で費用先行も、2027期は売上63,500百円(+7.8%)・営業益2,800百円を見込み、2028期目標68,500百円へと年率約7〜8%の売上成長が想定される。LTV施策とM&Aが計画通り寄与すれば営業率は横ばいから徐々に改善へ。

4.課題・リスク

  • 建築コンサル・住宅は着工遅延や補助金審査遅延で売上計上が後ろ倒し、ボラティリティ大。
  • Q1で現金減少(現金・預金▲3,551百円)や有利子負債動向、金利上昇は資金コスト増。
  • 投資(出店・広告・M&A)が期待通り顧客獲得・LTV改善に結びつかない場合、ROIC悪化。
  • マクロ(消費冷え、為替、資材供給・原価上昇)やプライム上場維持基準等の市場評価リスク。

5. 総括

短期は投資フェーズで利益波乱あるが、ラストワンマイルの定期顧客基盤活用とM&Aで年率約7〜8%の売上成長シナリオは実現可能。実行力と資金配分・住宅系不振の影響監視が投資判断の肝。

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