東証スタンダード市場

ナガセ(9733)

概況

最終更新日:2026/07/23 15:49
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
ai summary icon

総括

第1四半期(2026/4-6)は売上14,211百万円(+3.6%)。戦略投資と創立50周年費用で営業損失・純損失を計上。通期予想は維持。

ai summary icon

主力事業

高校生向け予備校を主軸に小中学塾、スポーツ教室、法人向け研修を展開。AI教材や地域密着で拡大中。

ai summary icon

業績

2026年度は売上64,183百万円で過去最高、営業利益5,979百万円。Q1は季節性で費用先行の影響あり。

ai summary icon

注目点

イトマンスポーツウェルネスのグループ化、自己株取得(約54億円)、配当増(次期予想120円)と積極的な株主還元。

最新決算の要点

最終更新日:2026/07/23 15:49
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。

株式会社ナガセ

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比で増収(+3.6%)となったが、費用増加により営業損失を計上(営業損失94百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失305百万円)
  • 当期の営業損失には戦略投資費用(TVCM等)371百万円が含まれており、これを除くと営業利益は276百万円の黒字となる点を会社が注記している
  • 2027年3月期通期業績予想および配当予想(普通配当120円、うち中間60円)は変更なし(通期見通し据置)

決算数値概要

  • 売上高: 142.11億円 (前年比 +3.6%)
  • 営業利益(経常利益): △0.94億円 (前年比 △424.1%)
  • 純利益: △3.05億円 (前年比 △317.9%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 第1四半期は高校生部門の入学が好調(4〜6月の新規入学数が前年同期比109%)で売上増に貢献
  • 戦略投資(TVCM等)を積極化し、当四半期に371百万円を計上(短期的に費用先行だが集客強化狙い)
  • 2026年6月に自己株式取得(2,447,500株、取得額5,384百万円)を実施し、自己株式残高が増加

好材料(ポジティブ要因)

  • 高校生部門の入学・在籍数が堅調で、第1四半期でも増収を確保(新規入学109%等)しシーズン本格化で更なる伸長余地あり
  • 事業拡大(イトマンスポーツウェルネスのグループ化など)や新業態(ピラティス等)、DX/IT研修への注力で成長の複線化を図っている
  • 通期業績見通し据置・増配計画(普通配当120円、うち中間60円)を示しており、株主還元方針は堅持

悪材料(ネガティブ要因)

  • 第1四半期で営業損失・四半期純損失を計上(戦略投資除くと黒字だが短期の利益圧迫は明確)
  • 第1四半期における現金・預金の減少(配当支払や自己株取得等で現金が流出)および自己株取得による純資産の減少(自己株式増加5,384百万円)
  • 収益は生徒募集期に偏在(第3・第4四半期に収益集中)しており、前半は費用先行で業績の季節変動リスクあり
元資料(PDF)を開く

長期成長期待

最終更新日:2026/07/23 15:49
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。

1. 成長期待のポイント

ナガセは高校生教育(東進)での入会増+AI教材強化、イトマンのグループ化によるスポーツ事業拡大、企業向けIT/DX研修の拡充で今後3年は緩やかな売上成長(年率約4〜6%)と営業利益改善(年率約8〜12%)が期待される。会社予想は通期売上+4.6%、営業益+9.6%。

2. 成長ドライバー別の分析

高校生部門(東進)の収益基盤強化

  • 2026年4–6月の新規入学数が前年同期比109%と好調で、Q1セグメント売上は6,524百万円(+7.4%)、セグメント利益867百万円(+21%)。
  • AIを活用した演習講座や模試ラインナップ拡充で顧客単価・継続率の向上余地がある(得点力強化→募集効果)。
  • 受験期集中の収益性は高く、広告投下(TVCM等)による募集強化が短中期で成果を出せば利益率改善に直結。

スポーツ事業の事業規模拡大(イトマン関連)

  • 2026年度はイトマンスポーツウェルネスのグループ化でスポーツ部門が大幅増加(通期でスポーツ売上17,798百万円、前年比+50%)。
  • 幼稚園・学校受託・シニア向けフィットネス等で地域密着の需要を取り込みやすく、安定収入化が期待される。
  • 新業態(ピラティス30等)やスクール併設型施設で顧客層拡大・クロスセルが可能だが、M&A統合・のれん償却の影響は注視。

デジタル化・法人向けIT/DX研修と新規チャネル

  • 東進AIスクールやIT・DX研修、ビジネススクールの法人向けサービス拡大で高付加価値案件の獲得余地がある。
  • 通信・デジタル教材の拡充で単価あたり収益率向上、地方や非受験期需要の取り込みが可能。
  • 広告・戦略投資(Q1に戦略投資費371百万円計上)で新規流入を加速させれば中期収益貢献が見込める。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社の2027年通期予想(売上67,123百円:+4.6%、営業益6,552百円:+9.6%)を基準に、短期は募集シーズン(Q3/Q4)で収益が集中する季節性が続く。ただし高校生部門の入会堅調とデジタル化・法人研修の寄与、スポーツ部門の既存事業安定化で、売上CAGRは概ね4〜6%、営業利益は投資効率化で8〜12%程度の年率成長を想定。M&A効果の一巡後は有機成長が重要となる。

4.課題・リスク

  • 少子化による市場母数縮小と競合激化で、入会数や単価が想定下振れするリスク。受験結果・ブランド力に依存する面が大きい。
  • M&A(イトマン)統合リスク:のれん償却や想定シナジー未達、地域運営コスト増が利益を圧迫する可能性。
  • 財務面:Q1で自己株式取得や期中の配当、短期借入金の増加(短期借入8,384百万円計上)により自己資本比率が低下(Q1 29.0%)。キャッシュ減少や有利子負債増が投資余力を制約する恐れ。
  • 投資(TVCM等)過度な先行投下が短期で利益を圧迫する点、及びマクロリスク(金融市場変動・地政学リスク)が入学意欲や企業研修需要に影響を及ぼす可能性。

5. 総括

ナガセは既存塾ブランドの入会伸長、デジタル/法人研修とスポーツ事業の拡大で安定的な増収・利益拡大が期待されるが、少子化・統合リスク・財務圧迫を見極めつつ、募集投資の効果とM&A統合の実行力を注視すべき銘柄である。

元資料(PDF)を開く

開示一覧

240件中 1-20件を表示

©︎Figurout Co., Ltd.