東証スタンダード市場

両毛システムズ(9691)

概況

最終更新日:2026/07/28 15:55
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

26年3月期は増収増益で過去最高益達成。一方27年3月期第1四半期は売上微増だが利益が大幅減少、上場廃止へ向かう。

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主力事業

公共と民間の二軸で自治体向けWINSやエネルギー向けGIOSを核に、SIと機器販売、運用・BPOを展開。

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業績

2026通期 売上257億 営業30億で増益、2027年1Qは売上48億 営業1.4億で減益。

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注目点

ミツバ・中部電力による公開買付けで主要株主が変更、上場廃止予定。2027年は配当を見送り決議。

最新決算の要点

最終更新日:2026/07/28 15:55
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株式会社両毛システムズ

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比+6.1%で増収(48.01億円)だが、営業利益は大幅減(1.40億円、前年同期比△60.4%)
  • 四半期純利益は0.75億円(前年同期比△65.3%)と減益幅が大きい
  • 支配株主による公開買付けが完了し上場廃止予定(主要株主の異動)、2027年3月期の業績予想は未開示/配当は無配決議済み(第2四半期末・期末ともに実施せず)

決算数値概要

  • 売上高: 48.01億円 (前年比 +6.1%)
  • 営業利益: 1.40億円 (前年比 △60.4%)
  • 純利益: 0.75億円 (前年比 △65.3%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 支配株主(株式会社ミツバ/中部電力)による公開買付けの結果、主要株主が異動し上場廃止の手続が予定されている(2026/7/9公表)
  • 2027年3月期の第2四半期末および期末配当は行わないと決議(無配)
  • 第1四半期は売上は増加したものの販管費増等で営業利益・純利益が大幅減。現金・現金同等物は前年末比で増加(約78.89億円まで改善)

好材料(ポジティブ要因)

  • 主力製品・サービス(公共向けWINS、社会・産業向けGIOS®等)が堅調でセグメント売上は増加(公共:23.44億円、社会・産業:24.57億円/第1四半期)
  • 手元資金が厚い(現金及び現金同等物:78.89億円/第1四半期末)、財務的余力は確保されている
  • 大型SI案件への取り組みや既存製品の継続販売により受注基盤は維持

悪材料(ネガティブ要因)

  • 営業利益率の急低下(販管費増等で利益率悪化)、収益性の短期回復に不透明感
  • 親会社主導の公開買付け・上場廃止により流動性が低下、株主還元(配当)も停止され投資家にとっての魅力が低下
  • モビリティ事業など外部環境(自動車関連の国際政策等)による不確実性が残るため、業績の下振れリスクあり
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長期成長期待

最終更新日:2026/07/28 15:55
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1. 成長期待のポイント

地方自治体向け標準化対応や水道・学校向けパッケージの堅調、エネルギー向け「GIOS®」や大型SI獲得、データセンター・BPO拡大が牽引し、短中期で安定した受注基盤を背景に緩やかな増収期待。

2. 成長ドライバー別の分析

地方公共分野(自治体・水道・学校)の安定需要

  • 地方自治体の基幹系標準化・法改正対応でソフト開発・システム販売需要が発生(2026年度:公共事業セグメント売上14,759百万円、前年+18.5%)。
  • 水道向けWINSや学校向けIT機器・運用サービスがストック的収益を確保しやすい。
  • 公共分野は長期契約・保守でリカーリング収入化しやすく、景気変動耐性が高い。

エネルギー・産業向けプロダクトと大型SI

  • 自社製品「GIOS®」やエネルギー事業者向け大型SIで高単価案件を獲得(社会・産業事業セグメント売上10,975百万円、前年+9.4%)。
  • 大型案件の獲得は売上・利益に大きく寄与するが、案件の勝敗で業績変動が生じやすい(プロジェクト依存リスク)。
  • モビリティ領域は米国関税など外部要因で変動あり。ここが回復すれば上乗せ余地。

データセンター/運用・BPO拡大とクロスセル

  • データセンター事業や自治体向けBPO拡充でストック収益と粗利率安定化を狙う(資料に新設DCの記載あり)。
  • ハード販売(Win11更新需要)→保守・運用への連携でLTV向上が期待される。
  • グループ体制(国内外子会社)を活かしたオフショア開発・運用でコスト・供給力を補完可能。

3. 今後3年の業績成長イメージ

直近実績は2026年度売上25,735百万円(前年+14.4%)、営業利益率11.7%だが、2027年度Q1は売上+6.1%で営業利益が大幅減(Q1営業利益率低下)とやや波乱含み。今後3年は「公共案件の積み増し+GIOS等の大型SI成否」によって差が出る。現実的には年平均売上成長率で3–8%(案件獲得次第で上振れ)、営業利益率はプロジェクト波を吸収できれば8–12%のレンジを目指せるが、案件一過性や販管費増で変動する可能性が高い。

4. 課題・リスク

  • 支配株主による公開買付け→上場廃止予定:情報開示縮小や市場流動性喪失で投資家評価が難しくなる。
  • 大型SI依存の変動リスク:大型案件の遅延・中止は短期で業績を押し下げる(過去にモビリティ案件の中止・延期経験あり)。
  • マージン圧迫要因:Q1で販管費や賞与引当増等により営業利益が急減。人件費・人材投資やリース負担が継続すると収益性悪化。
  • 外部環境リスク:政府予算動向、Windows更新需要の反動、国際関係(関税等)が事業に影響。

5. 総括

堅固な公共顧客基盤とエネルギー向け製品群が中期の成長源だが、大型案件の成否と買収による上場廃止リスクが評価の分かれ目。透明性低下リスクを織り込みつつ、安定したストック収益の拡大が実現すれば緩やかな増収・利益維持が期待される。

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