東証スタンダード市場

ユーラシア旅行社(9376)

概況

最終更新日:2026/08/04 16:24
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年3Qは売上が前年増の4104百万円(+19.7%)も原価上昇や地政学リスクで営業・経常・当期で赤字化した。中期投資継続。

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主力事業

海外・国内の企画手配が主力。170カ国の直取引網と全員添乗員の高品質運営で、インバウンド拡大も推進中。

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業績

売上は回復基調だが、航空券・燃油・円安による仕入コスト上昇や帰国対応費で利益を圧迫。通期予想は維持。

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注目点

中東地政学リスクと長期円安でコスト増。3年で2億円のDX投資、DOE10%以上の配当方針維持。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/04 16:24
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株式会社ユーラシア旅行社

2026年9月期 第3四半期決算


決算の重要ポイント

  • 連結営業収益は前年同期比+19.7%の41.04億円と増収を達成
  • 営業利益は営業損失△0.49億円に転落(前年同期は営業利益0.52億円)で増収減益の着地
  • インバウンド事業が前年同期比約+250%と急成長し、事業の多様化が進展

決算数値概要

  • 売上高: 41.04億円 (前年比 +19.7%)
  • 営業利益(経常利益): △0.49億円 (前年比 △194.2%)
  • 純利益: △0.63億円 (前年比 △212.5%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 中期経営計画(ビジョン2029)補足アップデートを2026/8/4に公表:DX・AI投資など成長投資(3年で2億円)とインバウンド前倒し拡大を明示
  • 営業面:引き続き増収基調だが、地政学リスク対応費用や円安による仕入増加で営業損失化(Q2累計から利益率悪化)
  • 財務面:投資有価証券の減少(約206百万円)および配当支払等(約180百万円)で純資産が減少

好材料(ポジティブ要因)

  • 増収基調の継続:40周年施策や広告強化で需要回復を捉え売上拡大に成功
  • インバウンド急成長:170か国ネットワークを活かし、アジア依存しない多国籍の集客で新たな収益柱に成長中
  • 中期方針で資本効率重視(ROE10%以上)とDOE10%以上の配当継続を宣言し、株主還元と成長投資の両立をコミット

悪材料(ネガティブ要因)

  • 地政学リスク(米国等によるイラン攻撃)による催行中止・帰国費用などの臨時費用が発生し採算を圧迫
  • 円安・燃油サーチャージ・航空券仕入価格の上昇で仕入原価が上昇、短期的に利益率が悪化
  • 設備投資・採用・広告増額により販管費が増加、中期投資の効果が出るまで利益回復は不透明
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/04 16:25
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1. 成長期待のポイント

ユーラシア旅行社は「イン・アウト双方向経営」への転換とDX・AIへ3年で2億円投下(資料 p.6-8)で業務効率+20%・インバウンド事業の前倒し拡大(2026年インバウンド取扱高前年比250%目標、p.9)を掲げ、2028〜29年にかけてROE10%超・純利益2.3億円達成を目指す。

2. 成長ドライバー別の分析

インバウンド事業の前倒し拡大

  • 170か国の直取引ネットワークを活用し、多地域から集客(欧米豪〜中南米・アフリカ)(p.9)。
  • 2026年はインバウンド取扱高で前年比250%以上を目指す等、短期での規模拡大を想定(p.9)。
  • 円安はインバウンド追い風、外部コスト高の影響を相殺する需要シフトの可能性あり(p.6)。

DX・AI投資による効率化と販促強化

  • 3年で2億円投資し、業務自動化で販管費抑制・業務効率20%向上を目標(p.6-7)。
  • 会社は投資期待リターン15%を想定し、資本コスト市場期待8〜10%を上回る収益創出を見込む(p.8)。
  • Web/SNSマーケ刷新で潜在顧客の機会損失を回収し、集客力を底上げ(p.6-7)。

人的資本と無形資産の知的資産化

  • 「全員添乗員」の多能工組織を連動型へ転換し、職能給上位シフトで組織力を底上げ(p.10)。
  • 40年分の暗黙知(170か国のナレッジ)をデジタル化して差別化資産に転換、プラットフォーム化を推進(p.10)。
  • 無形資産のマネタイズにより高付加価値路線へ移行、利幅改善に寄与。

3. 今後3年の業績成長イメージ

短期(2026): インバウンド前倒しと周年需要で売上は回復、会社予想では通期売上5.15〜5.66億円レンジ(資料 p.2, p.3)。中期(2027-2029): DX投資と人的資本強化で販管費率低下・粗利改善を進め、税後利益は会社のロードマップで約1.5億→2.05億→2.3億円へ、ROEは6.5%→8.6%→11.6%→12.6%の上昇を目指す(p.12)。

4. 課題・リスク

  • 地政学リスクや燃油・為替(円安・円高反転)が仕入原価を急増させ、マージン圧迫(p.4, p.6)。
  • インバウンド拡大はマーケ・販売力が鍵で、期待通りの集客ができないと成長が鈍化。
  • DX投資は効果実現にタイムラグ。投下資本の回収時期・ROI不確実性あり(p.7-8)。
  • DOE10%以上の高配当コミットは再投資余地を狭め、成長資金の確保と株主還元のバランスが課題(p.6, p.12)。

5. 総括

保有現金約20億円級の資本余裕(決算で現預金約19.9億円、p.6)と無借金経営を背景に、インバウンド拡大+DXで短中期のV字回復を狙う。だが外部ショックや投資実行力次第で成果に幅が出るため、達成度と配当維持の両面を見ながら投資判断するのが現実的。

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