東証グロース市場

ラストワンマイル(9252)

概況

最終更新日:2026/10/15 16:19
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年8月期は増収増益。アライアンス拡大とM&Aが寄与し、営業・当期利益が大幅に改善した。

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主力事業

不動産系アライアンスを軸に電気・ガス・回線・WTS等の取次と集合住宅向け無料回線、コンタクトセンター等を展開。

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業績

通期で売上+27.6%、営業益+72.5%、EPS467.4円。ストック型売上の積上げとM&Aが主因で増益を牽引。

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注目点

自己株取得・M&A継続方針、貸倒引当や株式報酬費用の計上、借入枠増額・300百万円借入など資金・統制面に留意。

最新決算の要点

最終更新日:2026/10/15 16:19
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株式会社ラストワンマイル

2026年8月期 通期決算


決算の重要ポイント

  • 売上収益は197.89億円(+27.6%)、営業利益は19.83億円(+72.5%)と大幅増益を達成。EPSは467.41円(+85.4%)と株主価値が急速に改善。
  • 成長の主因は「アライアンス事業」の手数料単価上昇とリード数増加、並びにM&Aでのグループ規模拡大(ベンダー、HS、SHCの既存化、テルベルの参画)。
  • 営業CFは約20.94億円のキャッシュイン、期末現金は約38.67億円と財務余力あり。自己株式取得・配当実施で株主還元も実施。

決算数値概要

  • 売上高: 197.89億円 (前年比 +27.6%)
  • 営業利益: 19.83億円 (前年比 +72.5%)
  • 純利益: 12.68億円 (前年比 +88.1%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 会社計画(売上188億円)を上回り達成率105.3%(実績197.89億円)。中期計画に対する進捗が加速。
  • 営業利益目標達成に伴い、営業利益に紐づくストックオプションの行使条件を満たし、株式報酬費用を計上(第9回SOに関連する費用 約6,297万円を第4Q計上)。
  • 配当・自社株買い等の株主還元を継続(通期配当:年間30円/株、次期予想36円、FY中に自己株式取得を実施・拡充)。

好材料(ポジティブ要因)

  • スケールメリットとM&A効果:複数のグループ会社統合で営業基盤が拡大、アライアンス経由のリード獲得力が強化され高成長を実現。
  • ストック収益の拡大:集合住宅向けインターネットや会員型サービス等のストック型売上が積み上がり、収益の継続性が向上。
  • 強いキャッシュ創出力:営業CFが大幅プラスで現金余力を確保。成長投資・M&Aや自社株取得・配当を実行できる財務余裕。

悪材料(ネガティブ要因)

  • 収益の季節性・手数料構造の変動:アライアンス事業はリード取得時期と紹介手数料の支払いタイミングがズレるため、短期的な利益変動や手数料率上昇リスクがある(資料P12,P17参照)。
  • 販管費・紹介手数料の増加:リード拡大に伴う販売費および一般管理費が大幅増(約+29.7%)で、規模拡大に伴う費用管理が継続的課題。
  • 取引先依存とガバナンスリスク:主要取引先への依存度(特定取引先の売上割合が高い点)や、過年度の内部統制課題(経費計上の不備等)への対応継続が必要(リスク記載参照)。
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長期成長期待

最終更新日:2026/10/15 16:19
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1. 成長期待のポイント

アライアンスの拡大+クロスセル、M&Aによる拠点拡大、ストック売上比率の上昇で2027.8期は会社計画で売上22,000百万円(+11.2%)、営業利益2,208百万円(+11.4%)を見込む。

2. 成長ドライバー別の分析

アライアンス拡大とクロスセル(顧客紹介ネットワーク)

  • 不動産管理会社等との提携で見込顧客(リード)を継続的に獲得。繁忙期(12–3月)に収益が集中する事業特性。
  • 既存顧客へのクロスセルで1世帯当たり提供サービス数を増やしARPU向上を狙う(資料の事業系統図参照)。
  • 2026年はフロー型売上19,014百万円、ストック型7,574百万円とフロー主体からストック比率を高める転換余地あり(資料のKPI推移)。

M&Aによる拠点・領域拡大

  • 2022–2026で複数社をグループ化し販路・エリアを拡大(SHC、ベンダー、テルベル等)。M&Aで物理拠点と顧客基盤を獲得。
  • 中期計画は新規M&A分は保守的に除外しているが、過去M&Aで売上拡大に寄与(2026実績:売上19,789百万円、営業利益1,982.9百万円)。
  • M&Aは拠点分散によりBCP効果と集合住宅向け展開強化に寄与。

ストック化・マーケティング力(自社メディア/コール)

  • 自社のリスティング・メディアとコンタクトセンターで顧客流入から受注までを内製化し獲得単価と成約率を改善。
  • コンタクトセンターはIT化で24/365対応を実現。市場は成長(資料は業界CAGR約3.6%を想定)。
  • ストック収益(集合住宅向け回線・会員サービス等)を積み上げる方針で、長期の安定収益化を目指す。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社公表の見通しではFY2027は売上22,000百万円(2026比+11.2%)、営業利益2,208百万円(+11.4%)。過去の急拡大(2025→2026 売上+27.6%)はリード増とM&Aが要因。今後3年は「既存アライアンス+M&Aでエリア拡大→クロスセルでARPU上昇→ストック比率向上」により、ベースケースで年率約8–12%成長、成功シナリオで15%超の成長余地あり。コンタクトセンター等の市場成長(約3.6%)は下支え材料。

4. 課題・リスク

  • 顧客紹介料/リード取得単価の変動で販管費比率が変動しやすく、売上と営業利益の進捗が乖離する(資料P12の説明)。
  • 主要取引先依存と集中リスク(資料では一部取引先比率が高い旨を明示)や、電気等は燃料価格変動の影響を受けやすい。
  • 季節性(繁忙期偏重)、貸倒リスク(第3Qで貸倒引当金123百万円計上)、内部管理体制や収益認識タイミングの違いによる変動も留意点。

5. 総括

短中期はアライアンス強化+M&Aの波及効果で二桁成長が実現可能。だがリードコスト・主要パートナー依存・季節性・与信管理が業績の変動要因となるため、投資判断は2027目標の実行性(クロスセル率、ストック比率の改善)とM&Aの取込み状況を注視する。

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