第1四半期は営業収益7.7%増、営業益5.2%増、親会社株主純利益9.1%増。国際物流が牽引、ホテルは反動減。
鉄道を中核に不動産、国際物流、流通、ホテル等を展開。沿線連携でコングロマリット性を創出。
国際物流が価格転嫁と物量増で大幅増益。運輸は減益、ホテルは反動で利益圧迫。
中期計画をアップデートしROIC重視へ転換。資産流動化でキャッシュイン目標を1400億→2800億円超に引上げ、純有利子負債を約9000億円で管理。
近鉄グループは国際物流の収益回復と鉄軌道・観光需要の堅調、並びに「投下資本(B/S)改革」による資産流動化で今後3年は緩やかな増収と段階的な利益率改善(営業利益1000億円台到達を目標)を期待できる。
FY2027は会社予想で営業収益1,840,000百万円(+5.1%)・営業利益90,000百万円(+0.6%)を見込み、FY2028にかけて国際物流の収益定着と沿線/ホテル回復、並びにB/S改善施策の成果(資産売却によるキャッシュ創出・利息負担削減)で営業利益1,000億円超を目指すシナリオ。売上は年率数%台の緩やかな成長、営業利益率は資本効率改善で段階的に上昇すると想定される(中期的にROICの改善が鍵)。
国際物流の回復トレンドと沿線・観光需要の持ち直し、加えて積極的なB/S改革による財務強化が実現すれば、今後3年は増収で営業利益拡大(2028年に向け営業利益1,000億円超)という中期達成シナリオが現実味を帯びる。一方で物流市況、金利、資産流動化の進捗が成否の分かれ目。
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