東証スタンダード市場

穴吹興産(8928)

概況

最終更新日:2026/08/12 16:21
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年6月期は連結売上138,877百万円(+6.0%)、営業利益7,157百万円(+25.8%)、当期純利益4,621百万円(+24.2%)。

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主力事業

分譲マンション販売を中核に中古買取再販、仲介、施設運営、介護、人材、エネルギー等を地域密着で展開。

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業績

契約・引渡の安定化で利益改善し営業利益率は約5.2%に上昇。経常・当期利益も大幅増。ただし営業CFは▲4,537百万円とマイナス。

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注目点

オンライン販売の定着、海外展開とM&Aを推進。為替差益455百万円の計上が来期業績見通しに影響。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/12 16:21
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。

穴吹興産株式会社

2026年6月期 通期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は138,877百万円(約1,388.77億円)、前年比+6.0%と増収を達成
  • 営業利益は7,157百万円(約71.57億円)、前年比+25.8%と大幅改善、親会社株主に帰属する当期純利益は4,621百万円(約46.21億円)、前年比+24.2%
  • 営業キャッシュ・フローは△4,537百万円の資金使用(前年は+55百万円)となり、運転資金負担が増加

決算数値概要

  • 売上高: 1,388.77億円 (前年比 +6.0%)
  • 営業利益(経常利益): 71.57億円 (前年比 +25.8%)
  • 純利益: 46.21億円 (前年比 +24.2%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 連結範囲の変更:栄新テクノ、あなぶきグローバルキャリアを新規連結に追加、ジョイフルサンアルファを除外(加えて一部子会社の吸収合併を実施)
  • 事業構造の改善:エネルギー関連事業が黒字化(営業利益815百万円、前年は営業損失)などセグメントで収益改善が見られる
  • キャッシュフローと財務:営業CFが大幅に悪化し(△4,537百万円)、長期借入金の残高増加および支払利息の増加(支払利息1,034百万円)を確認

好材料(ポジティブ要因)

  • 既契約で翌期以降の売上見込み戸数1,470戸を確保し、未契約完成在庫が僅少で販売見通しが堅調
  • エネルギー関連や施設運営など不動産以外の事業で収益基盤が強化(エネルギー事業の黒字化、施設運営の高稼働)
  • 配当増(年間78円→前期58円)と配当性向18.0%で株主還元を維持

悪材料(ネガティブ要因)

  • 営業キャッシュ・フローの赤字転落(△4,537百万円)により短期的な資金繰り・運転資金の圧迫リスクが上昇
  • 金利上昇や建設資材・人件費の高騰による新築分譲マンション事業の採算・販売ペースへの下押しリスク
  • 財務費用の増加(支払利息の増加)と一部の減損等特別損失(当期における減損計上)が利益の安定性に影響
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/12 16:21
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1. 成長期待のポイント

分譲マンションを中心に、中古買取再販・仲介、エネルギー高圧一括受電、施設運営等で収益の複線化を進める。会社予想(2027年6月期 売上1450億円、経常70億円)を踏まえ、今後3年は年率売上4–6%程度、営業増益基調が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

分譲マンション事業の安定収益化と高付加価値商品

  • 2026年6月期売上全社138,877百万円のうち不動産関連は103,511百万円(前期比+12.1%)。主力事業の規模が大きく収益基盤を下支え。
  • 既契約戸数(翌期以降売上計上予定)の確保は1,470戸、未契約完成在庫は極めて限定的で販売在庫リスクは相対的に低い。
  • オンライン販売のハイブリッド化や厳選エリアの用地選定で価格転嫁可能な高付加価値商品の比率を高め、粗利改善余地がある。

エネルギー事業と中古買取再販など反復収益の拡大

  • エネルギー関連売上は9,576百万円(同+17.3%)、営業利益は815百万円に回復(前期は赤字)。高圧一括受電で契約952棟62,025戸にサービス提供。
  • 中古マンション買取再販は保有戸数1,117戸(微減)で在庫運用から売却までの利ザヤ創出モデルを継続。仲介・AM(アセットマネジメント)でストック型収益を強化。
  • 施設運営(ホテル等)や介護事業も訪日需要や介護報酬改定見据えた付加価値化で安定収益化が進む。

海外展開・M&A・新規事業でポートフォリオ拡充

  • 東南アジアで地域密着モデルの確立、米国等新市場での基盤構築を掲げる。小規模M&Aで人材(あなぶきグローバルキャリア等)や再エネ・物流・観光分野に投資。
  • 2026年に関連子会社の連結範囲を変更(新規連結2社等)、今後も戦略的M&Aで成長の加速余地あり。
  • 為替差益(FY2026で約455百万円計上)など一時要因もあるが、海外・新規事業の成功が中期上振れ要因。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社予想(2027年6月期:売上145,000百万円、営業7,700百万円)をベースに、コア事業の堅調維持+エネルギー・中古在庫の収益化で売上年率4–6%、営業利益は3–7%程度のCAGRを想定。営業利益率は現状約5%前後から、エネルギー等の寄与で若干改善する見込み。M&Aや海外が奏功すれば上振れ、着地は案件の引渡・販売タイミングに左右される。

4. 課題・リスク

  • 住宅ローン金利上昇や地価・建築資材・人件費高止まりで分譲販売の需要・マージン悪化リスク。
  • 用地取得競争や施工遅延はプロジェクト収益とスケジュールに直接影響。FY2026は棚卸資産増で営業CFが▲4,537百万円と悪化しており、在庫増加が続くと資金繰り負担。
  • 海外展開・M&Aの実行リスク、為替変動(FY2026で利益に影響)や労働力確保(人材・介護領域)の課題。観光・ホテルは外部ショック(インバウンド変動)に敏感。

5. 総括

地域密着の分譲とストック化(買取再販・エネルギー・施設運営)で堅実な増収軸を持つ。短期は販売・引渡タイミングと資金繰りに注意が必要だが、ポートフォリオ多様化が進めば中期的に安定的な増益が期待される。配当は継続(2026年度78円、2027予想80円)で安定志向の投資先。

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