東証スタンダード市場

テーオーシー(8841)

概況

最終更新日:2026/08/04 15:59
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

第1四半期は売上4,043百万円(+16.7%)、営業1,006百万円(+139.7%)で大幅回復。通期予想は据置、配当10円。

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主力事業

オフィス・商業ビル賃貸が主軸。TOCビル再開で展示場・駐車場等の稼働も回復。

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業績

Q1は売上↑16.7%、営業利益↑139.7%で大幅改善。通期予想も増収増益、年間配当は10円を維持予定。

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注目点

TOCビル稼働率上昇が業績押上げ。年間配当10円維持。過去のサイバー攻撃は調査中だが現時点で業績影響は確認されていない。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/04 15:59
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株式会社テーオーシー

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • TOCビルの営業再開効果で不動産事業が回復し、売上・利益ともに大幅増加(第1四半期売上高は前年同期比+16.7%)
  • 営業利益が前年同期比+139.7%と急増、収益性が大きく改善(不動産事業の入居率・賃料改善が主因)
  • 通期業績予想および配当予想に変更なし(通期売上高17,400百万円、年間配当10円予想)

決算数値概要

  • 売上高: 40.43億円 (前年比 +16.7%)
  • 営業利益: 10.06億円 (前年比 +139.7%)
  • 純利益: 8.92億円 (前年比 +115.5%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 不動産事業(特にTOCビル)の稼働回復により、セグメント営業利益が大幅改善(不動産事業売上:31.07億円、営業利益:9.97億円、前年同期比増)
  • 現金及び預金が前期末比で約40.73億円減少(31,148→27,075百万円)、流動資産減少に留意
  • 会社側の通期業績予想・配当予想に変更はなし(2027年3月期通期予想:売上174億円、営業利益38億円、年間配当10円)

好材料(ポジティブ要因)

  • TOCビルの営業再開と入居率・賃料改善により不動産事業の収益回復が鮮明(第1四半期で不動産事業が業績牽引)
  • 営業利益率の大幅改善(売上増に対するレバレッジ効果で利益成長が加速)
  • 財務の安定性:自己資本比率は約86.1%と高水準で、財務基盤は健全

悪材料(ネガティブ要因)

  • 現金及び預金の減少(約40.7億円)は短期的な流動性や運用余力に影響する可能性
  • 「その他」セグメントで営業損失が継続(当四半期は25百万円の営業損失)、事業多角化の一部で改善余地あり
  • 投資有価証券の評価差額金が減少(第1四半期で△265百万円)しており、保有有価証券の時価変動リスクに注意必要
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/04 15:59
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1. 成長期待のポイント

東京都心のオフィス回復とTOCビルの稼働回復を背景に短期は高い増益が見込まれる。通期会社予想は売上17,400百万円(+14.8%)、営業利益3,800百万円(+54.3%)で、3年で緩やかな増収・利益率改善を期待。

2. 成長ドライバー別の分析

不動産賃貸事業(TOCビル中心)の稼働・賃料改善

  • 第1四半期で不動産セグメント売上3,107百万円(+20.5%)、営業利益997百万円(+137.1%)と回復が顕著。
  • 東京都心の空室率低下・賃料上昇が継続しており、既存ビルの入居率改善が収益拡大を牽引。
  • 展示場・催事、駐車場などの収益源回復により季節・イベント依存の収益が増加する見込み。

ポートフォリオ運用・余剰資金の活用

  • 投資有価証券残高は約26–27億円、現金預金も約270億円規模で流動性が高く、余剰資金での収益物件取得やファンド出資が成長余地を提供。
  • 有価証券評価差額の変動はあるが、適切な投資でキャピタルゲインや配当収入の拡大が期待される。
  • 資産の最適化(売買やリノベ)でROE・収益性向上を図る余地あり。

リネンサプライ等の事業回復と収益多角化

  • リネンサプライ売上482百万円(+6.1%)、営業利益32百万円とホテル需要回復で着実に回復。
  • 製薬、スポーツクラブ、温浴施設等「その他」事業での増収が全体の底上げに寄与。
  • 非不動産事業の利益率改善・シナジー創出で営業レバレッジを強化可能。

3. 今後3年の業績成長イメージ

初年度(2027期)は会社予想で売上17,400百万円(+14.8%)、営業利益3,800百万円(+54.3%)。その後はTOC稼働率向上と賃料上昇の継続、余剰資金の投資効果で増収基調が継続すると想定。ベースケースで売上CAGR約8〜10%、営業利益CAGR約15〜20%程度の成長が見込めるが、収益性は賃料動向・催事需要に左右されやすい。

4. 課題・リスク

  • 事業集中リスク:東京都心の不動産依存度が高く、地域景気悪化やオフィス需要低迷が直撃。
  • 市況・評価損リスク:投資有価証券約270億円や不動産時価の下落で一時的な評価損が発生する可能性。
  • 金利・資金コスト上昇:金利上昇で借入コストが増せば再投資や利回り計画に悪影響。
  • サイバーセキュリティ:2025年末の不正アクセス事案が示すようにシステムリスクと運営影響。
  • 催事・インバウンド依存:商業収益や催事収入は個人消費・観光の影響を受けやすい。

5. 総括

資産規模と流動性が高く、TOCビルの稼働回復で短期は強い増益が期待できる。中期は賃料動向と投資運用の成果次第で売上CAGR約8–10%を達成し得るが、地域集中・市場変動リスクに留意。

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