東証スタンダード市場

日産証券グループ(8705)

概況

最終更新日:2026/08/06 15:23
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2027年3月期1Q(2026/4-6)は受入手数料減で営業収益・営業利益が大幅減、株主還元方針は維持。

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主力事業

株式取引と商品デリバティブの受託・自己売買が中核。金標準先物など貴金属関連取引が主力収益源。

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業績

営業収益1,812百万円、純営業収益1,780百万円、営業利益88百万円、親会社株主純利益32百万円に減少。

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注目点

NS FinTechの借入商品評価に伴う繰延税金の影響で法人税等調整額が増加。証拠金等で資産負債変動大。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/06 15:23
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日産証券グループ株式会社

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 営業収益は18.13億円(前年同期比△4.4%)と小幅減だが、営業利益は0.88億円(△54.0%)と大幅減益で着地。純利益は0.32億円(△74.1%)に落ち込む。
  • 受入手数料が前年同期比△15.9%(14.63億円)に減少。主因は金標準先物の売買低迷(取引枚数大幅減)による手数料収入の落ち込み。
  • 法人税等調整額(税効果会計)や特別損失(金融商品取引責任準備金繰入等)の影響で当期純利益が押し下げられている(連結での税効果調整が発生)。

決算数値概要

  • 売上高: 18.13億円 (前年比 △4.4%)
  • 営業利益: 0.88億円 (前年比 △54.0%)
  • 純利益: 0.32億円 (前年比 △74.1%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 受入手数料(手数料収入)が前四半期(2026年3月期4Q)比で大幅減(2,151,366千円→1,463,140千円)、金相場関連の流動性低下が寄与。
  • 総資産が前期末比で約746億円減少(2,720.32億円→1,974.29億円)し、差入保証金や預り証拠金等の残高変動が大きく影響。
  • 法人税等調整額の増加(税効果会計の計上)により当期の税負担認識が変化、純利益に追加的な影響を与えている(NS FinTech等の借入商品評価に伴う繰延税金の影響)。

好材料(ポジティブ要因)

  • 金融収益が大幅増(前年比+205.9%、261百万円)と非手数料収入の底上げが見られる点は収益の多様化に寄与。
  • 有価証券評価差額金の改善によりその他包括利益が大幅プラス(四半期で約446.9百万円の評価益)、純資産への下支え要因。
  • 株主還元方針(連結ベースでの総還元性向60%以上等)や直近の中間・期末配当の継続実績により株主還元姿勢は明確。

悪材料(ネガティブ要因)

  • 中核の受入手数料(特に金標準先物)が市場流動性低下で大幅減少しており、収益の相場依存度が高い。
  • 営業利益・純利益が大幅減少し、短期的な収益力が弱含み。営業費用は横ばいのため、収益性改善には取引回復が必須。
  • 総資産・預り資産の大幅減少は手数料基盤の縮小や流動性確保の観点でマイナス影響、相場変動による税効果会計の振れも業績の不安定化要因。
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/06 15:23
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1. 成長期待のポイント

商品(特に金)取引のボラティリティと株式売買代金回復、ホールセール向けのマージンファイナンス拡大、積極的な株主還元姿勢により、短期は変動するも中期(3年)は年率5-12%程度の増収成長を期待。

2. 成長ドライバー別の分析

商品(貴金属)関連取引のボラティリティ

  • 金標準先物などの商品デリバティブの相場変動が手数料収入に直結する(通期で大口の取引代金実績あり)。
  • 市況上昇時は取引高・売買枚数が急増し受入手数料が大幅に増加する一方、落ち込み時は短期減収要因となる。
  • 清算・差入保証金等のバランス変動で総資産・負債が大きく動くが、キャッシュ影響は限定的。

リテール+ホールセールの取引基盤拡大

  • リテールの国内外株売買代金が好調で、四半期ベースでも大幅増加している(株式売買代金の顕著な回復)。
  • ホールセールではマージンファイナンス等の貸出サービス拡大により安定的な収益源を育成中(貸出残高が拡大)。
  • 口座数・預かり資産の改善施策(手数料改定・IRセミナー等)で中長期の顧客基盤強化を狙う。

事業・ガバナンス面+株主還元

  • NS FinTech等グループ会社によるホールセール商品展開で収益多角化を推進。
  • 税務上・会計上の評価差(借入商品の時価評価に伴う繰延税金等)の管理が利益変動に影響するため、グループ内調整力がカギ。
  • 連結ベースで総還元性向(配当性向)60%以上を掲げ、株主還元を重視する点が株価下支え要因。

3. 今後3年の業績成長イメージ

市場環境回復シナリオで売上高は年率5〜12%成長を想定。商品市況や株式相場の活況期は手数料・トレーディング益で上振れし、マージンファイナンス拡大で再現性のある収益基盤が強化されると営業利益率も改善。逆風期は高ボラティリティで業績変動が大きくなる。

4. 課題・リスク

業績が相場環境に強く依存するため、金相場・株式相場・為替・金利の悪化で収益が急低下するリスク。マージンファイナンスの信用リスクと金地金を含む評価差の税務会計処理が利益変動を増幅する可能性。規制変更や市場流動性低下も懸念。

5. 総括

相場上昇局面では高いレバレッジで収益拡大が期待できる一方、相場逆風では業績の振れ幅が大きい。中期はマージンファイナンス等で収益の安定化を図るかが投資判断のポイント。

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