東証スタンダード市場

ヤマトインターナショナル(8127)

概況

最終更新日:2026/10/09 14:20
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年8月期は売上微増(約198億)、営業・経常は小幅赤字だが親会社株主当期純利益は2.03億で増加。自己資本率は76%台

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主力事業

主力は「クロコダイル」等のアパレル事業。直貿拡大・ライセンス展開と物流子会社でEC対応を強化。

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業績

売上は回復基調だが粗利率低下で営業損失。投資有価証券売却益や配当で当期純利益は前年より増加した。

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注目点

直貿拡大やベトナム拠点整備、物流の自動化で供給体制と価格競争力を強化。減損や災害損失の影響も留意。

最新決算の要点

最終更新日:2026/10/09 14:20
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ヤマト インターナショナル株式会社

2026年8月期 通期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前期比+2.2%の198.82億円と微増も、営業損失は2.89億円(営業赤字継続)
  • 当期純利益は2.03億円(前期比+42.1%)と増加、投資有価証券売却益など特別益が寄与
  • 営業キャッシュ・フローは通期で△5.90億円とマイナス、手元資金は減少傾向

決算数値概要

  • 売上高: 198.82億円 (前年比 +2.2%)
  • 営業利益(経常利益): △2.89億円 (前年比 -)
  • 純利益: 2.03億円 (前年比 +42.1%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 売上は増加(+2.2%)したが、売上総利益率は低下(前年から約1.7ポイント減)し営業赤字が拡大
  • 投資有価証券売却益(約4.10億円)等の特別益により税引前利益・当期純利益が改善
  • 営業CFは前年の△9.02億円から△5.90億円へ改善したものの依然マイナス、現金・現金同等物は減少

好材料(ポジティブ要因)

  • 難環境下でも売上を堅持:主要ブランド(クロコダイル等)や戦略ラインの拡大で売上拡大を維持
  • 財務基盤の強さ:自己資本比率は76.1%と高水準を維持し、投資有価証券など流動性資産を保有
  • 戦略的施策(直貿・直流の拡大、ベトナム新工場・検品拠点、物流の自動化)で中長期の収益改善余地

悪材料(ネガティブ要因)

  • 営業損失継続:営業利益は△2.89億円で本業での黒字化が未達成(営業利益率約△1.5%)
  • 実体利益の脆弱さ:当期純利益は特別益が寄与したもので、本業収益力(売上総利益率低下・SG&A水準)は懸念材料
  • キャッシュ創出力不足:営業CFがマイナスで手元流動性が減少、継続的なキャッシュ消費は運転資金・投融資に制約を与える可能性ある
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長期成長期待

最終更新日:2026/10/09 14:20
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1. 成長期待のポイント

基幹ブランド「クロコダイル」のストラテジックライン拡張、直貿・直流による調達強化と物流自動化で粗利改善を目指す。会社予想は2026→2027で売上約198.8億円→203.0億円(+2.1%)、営業利益黒字化(150百万円)見込みで、短期は緩やかな成長が見込まれる。

2. 成長ドライバー別の分析

クロコダイルのブランド強化と新ライン拡張

  • 基幹ブランド「クロコダイル」を中心に、従来顧客の活性化と若年層向け戦略ライン(クロコダイル コード、スウィッチモーション)で潜在顧客を獲得。
  • 既存顧客のアップセルと売場面積拡張で販売数量・単価向上を狙う(社内記載:両ラインが順調に成長)。
  • 商品力強化とTPO訴求で粗利額・粗利率の改善に貢献する見込み。

供給体制・価格戦略(直貿・直流・生産拠点)

  • 直貿・直流の調達枠拡大(ベトナム新規直貿工場の開拓、検品拠点稼働)で購買コスト抑制と価格競争力向上を図る。
  • 円安・資源高環境下でも戦略的価格設定で顧客の選択阻害を最小化し、販売量維持・回復を目指す。
  • 仕入れ工夫により売上総利益率低下を食い止め、営業利益改善に寄与。

EC・物流・ライセンス等の収益多角化

  • EC成長に伴う物流業務増大に対応し、自動ソーター等で省人化・生産性向上を推進(子会社ヤマト ファッションサービスの投資)。
  • ライセンスブランド(Penfield、Lightning Bolt)で海外・新顧客チャネルを拡大し、ロイヤリティ収入等で収益源を分散。
  • 中長期的にはM&Aや新規事業による成長基盤(Yamato 2029構想)を模索。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社計画を踏まえたベースケースは年率約2%前後の緩やかな売上成長(2026→2027は+2.1%:約198.8億→203.0億円)で、粗利改善と販管費コントロールで営業利益は赤字から小幅黒字化へ移行(同社予想:営業150百万円)。アップサイドは戦略ライン拡大・直貿効果・物流効率化が想定通り進めば3〜5%台のCAGR達成、逆に消費鈍化や原材料高で下振れ。

4.課題・リスク

  • マクロ:物価高・金利上昇・円安・個人消費の節約志向でアパレル需要が鈍るリスク。
  • 収益性:直近で営業損失計上の推移や営業キャッシュフローのマイナス化が継続すると投資余力・配当方針に影響。
  • 天災・在庫:近年の地震・豪雨による特損(商品廃棄)や在庫増加は利益変動要因。為替・資源価格の変動も購買コストを直撃。
  • 集中リスク:基幹ブランド依存度が高く、ブランド競争力低下や新ラインが想定通り浸透しない場合に成長が限定的。

5. 総括

堅い財務基盤(自己資本比率約76%)を背景に、ブランド強化・直貿・物流自動化で収益改善を目指す。短期は穏やかな増収・営業黒字化期待だが、マクロと在庫・天災リスクに留意。投資判断は直貿効果とストラテジックラインの市場浸透の進捗を注視することが重要。

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