東証スタンダード市場

ナイス(8089)

概況

最終更新日:2026/08/07 11:54
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

第1四半期は売上高5.4%増の627億円、営業利益はほぼ横ばい、当期純利益は大幅減。通期予想は据え置き。

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主力事業

建築資材と住宅が中核。木材流通から住宅販売・管理、中古再販、非住宅や物流・システム事業まで幅広く展開。

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業績

売上は増収(62,734百万円)だが建築資材の利益率低下で営業益横ばい。住宅セグメントは増益。通期予想は据え置き。

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注目点

公開買付けにより株式会社山大を連結子会社化予定、在庫・売上債権増で借入が拡大、配当予想は年間79円で維持。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/07 11:54
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。

ナイス株式会社

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は627.34億円(前年同期比+5.4%)で過去最高水準を更新
  • 営業利益は4.43億円(前年同期比△1.0%)とほぼ横ばいだが、建築資材事業の利益率低下が顕著
  • 住宅事業は売上・営業利益ともに増加(売上107.28億円、営業利益4.91億円)、仕入・在庫の拡充で成長パイプラインを拡大

決算数値概要

  • 売上高: 627.34億円 (前年比 +5.4%)
  • 営業利益: 4.43億円 (前年比 △1.0%)
  • 純利益: 1.47億円 (前年比 △51.3%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 連結範囲の変更:新規連結3社(株式会社かつら木材商店、中部アルミ工業株式会社、株式会社池田商店)、除外1社(リナイス株式会社)
  • 重要な後発事象:株式会社山大に対する公開買付け成立により、山大を子会社化(議決権所有割合63.36%、連結子会社化予定)
  • 今期発表の通期業績予想に修正はなく、従来予想(売上270,000百万円、営業利益5,700百万円等)は据え置き

好材料(ポジティブ要因)

  • 売上高が過去最高水準を更新し、建築資材の販売価格引上げや住宅セグメントの竣工引渡しが寄与
  • 住宅事業の収益性改善:マンション引渡の増加で住宅セグメントの営業利益が大幅増(+44.0%) 仕入も順調で成長ストック(販売用不動産)が拡大
  • M&A・グループ再編による事業基盤拡充(新規連結3社および山大の子会社化予定)で事業拡大の機会創出

悪材料(ネガティブ要因)

  • 建築資材事業の営業利益が大幅減(営業利益284百万円、前年同期540百万円、△47.4%)――売上総利益率低下や販管費増加が響く
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益が大幅減(1.47億円、前年比△51.3%)で当期利益の振れが大きい(特別利益減少・法人税等増加が要因)
  • 運転資金負担の増加:販売用不動産や商品が増加、借入金も増加(借入金約514.93億円へ増加)、自己資本比率は低下傾向(34.3%→32.8%)し財務負担が重くなる可能性
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/07 11:54
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1. 成長期待のポイント

ナイスは建築資材と住宅の二本柱により安定売上基盤を持ち、2027期は会社計画で売上270,000百万円(+4.2%)を見込む。M&A(山大の子会社化)や中古買取再販・マンション引渡し増で今後3年は年率概ね3–6%の緩やかな成長が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

住宅事業:マンション引渡し・中古買取再販の拡大

  • Q1で住宅売上は10,728百万円(+6.0%)と堅調。マンション売上は4,487百万円(+71.9%)と引渡増が顕著。
  • 仕入・在庫(販売用不動産)はQ1で37,593百万円に増加し(+6,790百万円)、供給パイプラインが厚い。
  • 中古買取再販在庫増は事業拡大を示し、既存住宅流通や賃貸管理等の周辺収益拡大が利益に寄与する可能性あり。

建築資材事業:価格転嫁と安定供給体制

  • Q1建築資材売上49,947百万円(+5.7%)。物価上昇を背景に販売価格引上げで増収を確保。
  • ただし売上総利益率は低下(資料で言及)しており、運賃上昇や供給不安への対応コストが利益を圧迫。
  • 徳島第2工場稼働や供給網強化で納期安定化を図り、量的基盤と価格転嫁の両面で収益安定化を目指す。

M&A・周辺事業拡大と株主還元方針

  • Q1に新規連結3社を追加、さらに山大公開買付けで議決権63.36%取得、2026/8/10に連結子会社化予定。M&Aで売上・シナジー拡大を見込む。
  • ソフトウェア、物流等「その他」事業はQ1で増収(2,058百万円)・営業益改善(185百万円)を示す。周辺事業の成長で収益ポートフォリオを多様化。
  • 株主還元は2030まで毎期+7円の累進配当方針を提示し、キャッシュ創出力を前提とした安定配当を目標。

3. 今後3年の業績成長イメージ

短期的には2027期会社計画(売上270,000百万円、営業利益5,700百万円、売上+4.2%)を踏まえ、M&A反映と住宅の引渡増で売上は年率概ね3–6%成長のレンジ。営業利益は建材側のコスト圧力とシステム投資を吸収しつつ、周辺事業・M&Aの寄与で緩やかに改善し年率約3–8%の伸びを想定。EBITDA改善は投資回収次第で加速可能。

4. 課題・リスク

  • マテリアル価格や海運・物流コストの変動で売上総利益率がさらに悪化するリスク。
  • 住宅需要の中長期的な下押し(人口減・金利上昇)が引渡・販売件数に影響。
  • M&A(山大含む)統合失敗や想定シナジー未達、買収による財務負担増(借入金はQ1で短長合計約51,493百万円に増加)で財務健全性が悪化する懸念。
  • 販管費・システム改修費用や在庫(販売用不動産)膨張による運転資金負担増でキャッシュフロー圧迫の可能性。

5. 総括

ナイスは住宅の引渡増・中古再販拡大とM&Aによる規模拡大で今後3年は緩やかな増収が期待される一方、建材セグメントの原価圧力、M&A統合・財務負担が成長実現の鍵。投資家は引渡件数推移、マージン改善、M&Aの進捗とキャッシュフローを注視すべきである。

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