東証グロース市場

イーディーピー(7794)

概況

最終更新日:2026/08/13 16:45
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年度は種結晶市況悪化で赤字続くも、基板・ウエハで売上回復。大型ウエハ開発と資金調達で再成長目指す。

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主力事業

高品質単結晶を核に種結晶・基板・ウエハ・宝石を一貫提供。大型ウエハ開発に注力。

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業績

2026年3月期売上516百万円、親会社株主帰属純損失約24億円。直近Q1は売上246百万円で損失縮小。

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注目点

約10億円規模の資金調達と大型種結晶発売。減損計上と輸出規制対応、ホンダと共同研究を推進。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/13 16:45
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株式会社イーディーピー

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高が大幅回復:第1四半期売上高は245,984千円(前年同期比+666.2%)と急増。
  • 仍く赤字継続も損失は縮小:営業損失および四半期純損失は縮小したものの、依然として損失計上(営業損失△227,473千円、四半期純損失△238,610千円)。
  • 資金調達を実施し手元流動性改善:第三者割当増資と新株予約権行使等で総額約9.7億円の調達(権利行使も進行)により資金基盤を強化。

決算数値概要

  • 売上高: 2.46億円 (前年比 +666.2%)
  • 営業利益(経常利益): △2.27億円 (前年同期は△2.64億円、損失縮小 約13.8%)
  • 純利益: △2.39億円 (前年同期は△2.76億円、損失縮小 約13.6%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 受注→出荷の進展:前期に獲得したインド向け等の種結晶受注分の出荷が進み、売上に寄与。
  • 製品ライン拡大:2026年5月に16x16~20x20mmの大型種結晶を販売開始し、複数受注を確保。
  • 資本政策の進展:第三者割当増資および第18回新株予約権発行/行使により約9.7億円を調達、権利行使で資本金・資本剰余金が増加。SFDの吸収合併(2026/3/31)やSFD Antwerpの事業方針見直しも実施。

好材料(ポジティブ要因)

  • 資金調達成功により当面の資金繰り安定:第三者割当+新株予約権の行使で手元資金が増加し、下期の開発投資や増産に備えられる。
  • 大型種結晶需要の取り込み:16x16~20x20mmの製品化で大型種結晶ニーズに対応し、受注が拡大している点。
  • ウエハ・基板分野の開発進展と外部連携:1インチウエハの製品化を含め、2インチモザイク等大型ウエハ開発が進行中。本田技術研究所との共同研究(意向確認)など連携強化の動き。

悪材料(ネガティブ要因)

  • 依然として損失が継続:第1四半期で損失は縮小したが四半期ベースで大幅な赤字(営業・純損失)が継続。通年で黒字化には追加の売上・コスト改善が必要。
  • LGD(ラボグローンダイヤ)市場の価格下落と顧客の自家生産化:種結晶価格下落圧力および顧客側の内製化が競争を激化させ、種結晶事業の利益率低下リスク。
  • 海外販売・子会社の運営課題と規制リスク:SFD Indiaの当初計画(在庫販売)に対する輸出許可難航、SFD Antwerpの営業不振や事業見直しなど海外展開の不確実性と輸出管理規制の影響。
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/13 16:45
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1. 成長期待のポイント

中期計画では売上を2026年約516百万円→2027年1,100百万円、2029年2,080百万円へ拡大。ダイヤモンドウエハ(2〜4インチ)実用化と大型種結晶・宝飾品の販売再構築が成長エンジン。LGD市場は年率CAGR約13.4%の追い風。

2. 成長ドライバー別の分析

ダイヤモンドウエハ(2インチ〜4インチ)実用化

  • 1インチウエハは既に製品化済、2インチモザイクウエハの量産化を下期に目標とするロードマップを提示。
  • 50x50mm単結晶(大型単結晶)開発を進め、最終的に4インチモザイク化でデバイス市場の量産ニーズに応える計画。
  • 本田技術研究所等との共同研究による車載パワー等の用途獲得で需要拡大期待、デバイス関連売上の急拡大を見込む。

大型種結晶と宝飾(LGD)ビジネスの強化

  • 16x16〜20x20mmの大型種結晶を新発売し、大型宝石需要やインド市場向け供給を強化。
  • SFD India等の現地拠点整備と「Japan Made Diamond」ブランド化で付加価値販売を狙う。
  • 世界のLGD市場は拡大中(CAGR約13.4%)、価格低下圧力はあるが大型種結晶とブランドで収益性改善余地。

資金調達と投資計画によるキャパシティ拡大

  • 第三者割当増資・新株予約権等で資金調達を実行、2/4インチウエハ開発・製造設備や宝飾サプライチェーン構築へ投入予定(総投資計画は数十億円規模)。
  • 設備投資と並行して開発スピードを上げることで、需要顕在化時に供給で優位に立てる。
  • ただし資金調達の実行・希薄化や投資のROIが重要なモニタブル指標。

3. 今後3年の業績成長イメージ

短期(2027年)は受注の一部出荷と資金注入で売上急増(計画: 1,100百万円)。中期(2028〜2029年)はウエハ・基板の量産化と宝飾販売の軌道化で更に拡大し、2029年2,080百万円を目標とする計画。会社計画は2026→2029で年平均約+59%(名目)と高成長を想定しているが、利益はまず損失縮小→回復シナリオ。

4. 課題・リスク

  • LGD種結晶は価格下落・競争激化の影響を受けやすく、マージン悪化リスクが残る。特に小型種では価格競争が厳しい。
  • 輸出規制や輸出許可の遅延(国際規制対応)が実務的障害となり得る。
  • 2〜4インチウエハの技術的・量産化リスク(接合応力、歩留まり改善、研磨工程)が大きく、開発遅延は業績に直結。
  • 大規模投資の資金調達失敗や希薄化、宝飾販売の市場浸透遅延も業績不確実性を高める。

5. 総括

高い成長ポテンシャル(ウエハ事業の市場創出とLGD市場追い風)と、大幅成長を示す数値目標がある一方、技術・規制・資金の実行リスクが大きいハイリスク・ハイリターン銘柄。投資は成長の実行状況(2インチ量産化、受注契約、資金調達の確度)を段階的に確認しつつ判断するのが適切。

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