東証グロース市場

AeroEdge(7409)

概況

最終更新日:2026/08/20 15:31
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

26年6月期はチタンアルミブレード増販と受託開発で過去最高の売上・営業益を記録。オノプラント子会社化と新材料量産投資を推進。

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主力事業

LEAP向けチタンアルミ低圧タービンブレードの加工・販売が主軸。材料から加工までの一貫供給を強化。

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業績

通期売上約50.8億円、営業利益約11.4億円で増収増益。受託開発やB案件寄与で収益拡大する一方、新材料は費用先行。

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注目点

仏SAFRANとの新材料供給契約とオノプラント買収が鍵。材料依存と為替感応度の高さは注意点。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/20 15:31
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AeroEdge株式会社

2026年6月期 通期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は過去最高の50.84億円(前期比+41.2%)を達成
  • 営業利益は過去最高の11.45億円(前期比+74.8%)、利益率改善が進む
  • 仏SAFRANと新材料供給・シェア拡大契約を締結、材料の垂直統合により将来の収益拡大を見込む

決算数値概要

  • 売上高: 50.84億円 (前年比 +41.2%)
  • 営業利益: 11.45億円 (前年比 +74.8%)
  • 純利益: 7.81億円 (前年比 +6.3%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 株式会社オノプラントを完全子会社化し連結決算へ移行(26/6期はBSのみ連結、27/6期1Q以降にPLも連結)
  • 仏SAFRAN社とチタン・アルミブレードの新材料供給およびマーケットシェア拡大の契約締結(新材料は26年7月一部開始、28年1月にフル移行予定)
  • 成長投資のため合計38億円の新規借入契約を締結(うち未使用枠あり)、設備投資・ラボ棟建設を推進

好材料(ポジティブ要因)

  • 航空機市場の強い需要(A320neo、737MAX等)の堅調な受注残により中長期の需要追い風(受注残は10年以上分の高水準)
  • SAFRANとの材料+加工の一貫供給契約でマージン向上とシェア拡大が見込める(28年以降、シェア40%→40%台後半へ)
  • 補助金受取・高収益性で営業CFが好転、期末現預金は約26.3億円と潤沢で成長投資余力を確保

悪材料(ネガティブ要因)

  • 主要材料供給のバイオシングルソース依存リスク(供給遅延が業績に直結する可能性)※新材料の移行期間は依然リスク残存
  • 新材料量産・新規量産案件は費用先行(設備投資、減価償却、人員増)で短期的にはコスト上振れの可能性がある。エンジンA案件は量産開始が約1年後ろ倒し
  • 売上の大半が米ドル建てであり、ドル建て仕入が限定的なため為替感応度が高く、円高が進行した場合に業績に悪影響を受けやすい
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/20 15:31
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1. 成長期待のポイント

LEAPエンジン需要の高止まり(A320neo/737MAX合計受注残12,873機=約12年分)と、2026年7月から開始する新材料の段階供給→2028年1月フル量産・シェア拡大(40%→40%台後半)により、2027〜2029年は売上・利益の急拡大が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

LEAP搭載機の強い受注残と増産トレンド

  • A320neoファミリー受注残7,469機、737MAX受注残5,404機、合計12,873機(資料)で長期需要を確保。
  • CFM(LEAP)納入基数は直近7月〜6月で前年同期比+43%、2026年通年で+20%超見込みと急回復。
  • 機体生産増(Boeingの生産上限引上げ等)がエンジン生産・ブレード需要を直接牽引。

新材料の垂直統合(材料+加工)とシェア拡大

  • SAFRANと新材料供給・シェア拡大契約を締結。26年7月に一部供給開始、28年1月にフル量産へ移行。
  • 新材料は加工のみよりも利幅が大きく、材料販売開始により収益構造が上方シフト(27/6期から徐々に反映、28/1〜本格化)。
  • ラボ棟(SAFRAN認証取得の国内初ラボ)や鋳造工場等への投資(総額数十億円)で量産体制を構築中。

新規量産案件とM&Aによる領域拡大

  • 航空機エンジンB案件は量産開始、A案件は認証/テストで開始が約1年遅延(28/6期寄与想定)。
  • 体部品加工のオノプラントを完全子会社化(2026年6月取得、のれん計上)し、機体・防衛分野や多品種少量製造領域へ展開。
  • 新規案件とオノプラント連結で顧客基盤を拡大し売上の多角化を図る。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社予想は2027年6月期売上7,950百万円(+56.4%)、営業利益1,550百万円(+35.3%)。2028年(28/6期)は新材料フル量産・市場シェア拡大、本格稼働で更に大幅増(想定レンジ+25〜35%)。2029年は量産定常化と新規案件拡大で増速は鈍化しつつも堅調(+10〜20%)。仮に26→29年で段階的に成長すると、3年平均CAGRは概ね20〜35%のレンジと想定される(前提:材料歩留向上・供給遅延なし、為替安定)。

4. 課題・リスク

  • 材料供給元依存の解消は進むが、量産立上げで歩留・歩留改善が想定通り進まなければ費用先行で採算悪化。
  • 新規案件(エンジンAなど)の量産遅延や追加テストによる収益化遅延リスク。
  • 収益の米ドル建て依存度が高く、ドル仕入が少ないため為替影響が大きい(為替感応度:1円/ドル ≒ 売上・利益で40〜50百万円)。
  • SAFRANとの契約条項・競合動向、品質問題発生時の出荷停止は業績に直結する構造的リスク。
  • 大規模投資による借入増加で金利負担上昇や期待通りの投資回収が得られないリスク。

5. 総括

短期(2027年)は受注回復と新材料受託収益で大幅増益が確度高い。中期(2028〜29年)は新材料のフル量産化とシェア拡大、オノプラント連携で高い成長が期待されるが、量産立上げの歩留改善・為替変動・品質・顧客依存のリスク管理が投資判断の鍵となる。

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