東証プライム市場

NOK(7240)

概況

最終更新日:2026/08/06 16:26
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年4-6月期は増収増益。シール事業の好調と為替差益で経常・純利益が大幅改善。経営統合を予定。

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主力事業

自動車向けシールが主力。電子部品も有し、中国や建機向けを中心に需要が拡大している。

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業績

Q1売上181,243百万円、営業7,650百万円、経常13,365百万円、親会社株主利益9,075百万円。電子部品は赤字拡大。

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注目点

2026年10月にイーグル工業と持株会社設立で統合予定。配当予想140円、電子部品の固定費に留意。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/06 16:26
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NOK株式会社

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高・営業利益とも前年同期比で増加し、売上高は1,812.43億円(+5.5%)、営業利益は76.50億円(+9.3%)を確保
  • 経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益は為替差益の計上等で大幅増加(経常利益133.65億円,+54.9%/純利益90.75億円,+58.4%)
  • セグメント別では「シール事業」が堅調、一方「電子部品事業」は固定費増等で営業損失が拡大(営業損失22.30億円)

決算数値概要

  • 売上高: 1,812.43億円 (前年比 +5.5%)
  • 営業利益: 76.50億円 (前年比 +9.3%)
  • 純利益: 90.75億円 (前年比 +58.4%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 第1四半期は為替差益の計上(17.20億円)により経常利益・純利益が押し上げられた点を反映
  • 当第1四半期より事業のセグメント再編を実施(HDD向け合成ゴム・樹脂製品等を電子部品→シールへ移管、超精密金型等をその他→シールへ移管)
  • 2026年10月1日付でイーグル工業との共同持株会社設立による経営統合を予定(今後の配当・業績予想は持株会社ベースで改めて公表予定)

好材料(ポジティブ要因)

  • シール事業の増収・増益:建設機械向けなど一般産業機械分野と中国での非日系向け拡販が寄与し、セグメント利益が大幅改善
  • 財務基盤の健全性:自己資本比率は65.7%と高水準を維持し、手元資金も潤沢
  • 経営統合(イーグル工業)による規模拡大・シナジー期待(中長期の成長ポテンシャル)

悪材料(ネガティブ要因)

  • 電子部品事業の営業損失拡大:固定費増や現地通貨高の影響で営業損失が拡大し、短期的な収益改善が課題
  • 「その他事業」の売上急減:当期は売上が大幅減(前期比で大幅落ち込み)で収益性にネガティブ影響
  • 為替依存度と一時要因:当期の純利益押上げは為替差益の寄与が大きく、為替が逆回転すると利益が減速するリスク
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/06 16:26
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1. 成長期待のポイント

営業の柱であるシール事業の増収・価格転嫁効果と為替追い風、電子部品の需要回復とコスト改善、10月のイーグル工業との統合期待で、今後3年は売上CAGR約3–5%、営業益CAGR約4–8%を想定。

2. 成長ドライバー別の分析

シール事業の堅調な回復と価格転嫁

  • 自動車(中国の非日系顧客含む)や建設機械向け需要で売上が増加。Q1は984億円で前年同期比+7.8%。
  • 売価転嫁や原価改善で粗利改善余地があり、固定費増を吸収しやすい構造。
  • セグメントは連結業績の主力(売上比率高)で、安定的なキャッシュ創出源。

電子部品事業の需要回復と構造改善

  • スマートフォン、車載バッテリー、HDD向け販売が増加しQ1売上は810億円(前年同期比+11.2%)。
  • ただし固定費上昇や拠点通貨高でQ1は営業損失拡大。生産効率改善・為替管理で収益化が鍵。
  • 成長が回復すれば増益インパクト大(付加価値製品の比率向上がポイント)。

経営統合・資本政策によるシナジー

  • 2026年10月のイーグル工業との共同持株会社設立で製品移管・販路共有やR&D効率化の余地。
  • 不採算事業の選別(ロール製品売却等)で経営資源集中が進行中。
  • 配当は安定方針(2027予想合計140円)で株主還元も意識、財務余力を成長投資に振り向け可能。

3. 今後3年の業績成長イメージ

直近実績はFY2026売上約7,384億円、FY2027予想は7,566億円(+2.5%)。Q1の好調さを勘案すると短期はシール事業中心に成長継続、電子部品はコスト圧縮で黒字化が進めば上振れ。統合効果と為替追い風が寄与すれば、売上CAGRで約3–5%、営業利益は改善施策次第で4–8%程度の年平均成長が実現可能と予想。

4. 課題・リスク

  • 為替変動:Q1は為替差益が寄与。逆に円高進行は収益を圧迫。
  • 自動車市場依存:日系を含む自動車生産の下振れはシール事業に直撃。
  • 電子部品の固定費負担:回復が遅れると損失継続、設備・人件費の負担が利益を削る。
  • 統合リスク:イーグル工業との持株会社設立はシナジーだが統合コスト・実行リスクあり。

5. 総括

シール事業の安定成長と為替追い風、統合のポテンシャルで中期的な増収増益が期待できる。一方、電子部品の収益改善と統合の実行が達成されるかが投資判断の分かれ目。

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