東証グロース市場

アディッシュ(7093)

概況

最終更新日:2026/08/14 17:49
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年中間期は売上1,865百万円(+4.6%)で第2四半期として過去最高。営業は微損だが経常・当期は黒字化し財務健全性は改善。

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主力事業

カスタマーサクセス特化のBPO・モニタリング・BPaaSを展開。AI連携と育成でSaaSや大企へ拡大志向。

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業績

中間期は増収・利益転換。営業損失縮小・経常黒字化を達成。通期は売上41億円、BPaaSによる収益性改善を見込む。

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注目点

Zendesk等との提携やBPaaS移行、オフィス火災の補償受領とAI投資が今後の成長鍵。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/14 17:49
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アディッシュ株式会社

2026年12月期 第2四半期決算


決算の重要ポイント

  • 第2四半期(1-6月)売上高は1,865,356千円(約18.65億円、前年同期比 +4.6%)と第2四半期として過去最高を更新
  • 営業損失は△3,400千円(約△0.03億円)と前期の大幅赤字から大幅に改善、経常利益は22,185千円(黒字化)・親会社株主に帰属する中間純利益は18,668千円(黒字化)
  • 本社入居ビルの火災による臨時費用発生があった一方で、原因企業からの損害賠償27,262千円を営業外収益で受領し経常利益への影響を軽減

決算数値概要

  • 売上高: 18.65億円 (前年比 +4.6%)
  • 営業利益: △0.03億円 (前年 △0.29億円→大幅改善)
  • 純利益: 0.19億円 (前年 △0.28億円→黒字化)

前回決算からの主なUPDATE

  • 営業損失が大幅に縮小し、経常利益・当期純利益は前年同期の赤字から黒字に転換(改善トレンド)
  • 2026年2月発生の本社入居ビル火災に伴う臨時費用を計上する一方、補償金27,262千円を受領し損益への影響を相殺(営業利益より経常利益の方が事業実態に近い)
  • 財務面で短期借入金の減少や長期借入金の実行(当中間期に長期借入れ100,000千円を計上)等により資金構成を調整、現金預金は増加(期末現金623,932千円)

好材料(ポジティブ要因)

  • 第2四半期で過去最高の売上を記録し、トップラインの着実な成長が確認される(ストック比率が高く安定的)
  • 火災補償の受領など一時損失の相殺により経常利益は黒字化、事業の収益改善が顕在化している点
  • グローバルAIエージェント企業との提携やZendesk等との連携強化によるBPaaS化推進など、テクノロジー連携で収益レバレッジを高める戦略(中長期の利益率改善期待)

悪材料(ネガティブ要因)

  • 依然として営業損失は残存(わずかだが営業ベースで黒字化していない)し、非継続的収益(補償金)により当期純利益が押し上げられた側面がある点に注意が必要
  • 火災による業務・設備の影響および臨時コスト発生は、同様のリスクが再発した場合の財務・業務への懸念を残す
  • 事業の成長は人員拡大に依存する部分があり(人的コストが売上に比例して増加するモデル)、BPaaS等でのレバレッジ転換が計画通り進まない場合、収益性改善が限定的になるリスク
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/14 17:49
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1. 成長期待のポイント

アディッシュはカスタマーサクセス特化+AIツール連携でBPaaSモデルへ転換中。国内SaaS拡大(2023→2026年で1.4兆→約2兆円、CAGR約17%)とカスタマーサクセス市場(SaaSの約4%=約800億円)追い風で、今後3年は二桁近い成長が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

BPaaS化(AI×ツール×BPO)

  • Zendesk等グローバルAIカスタマーエージェントとの提携で「ツール販売+従量のAI対応費+運用代行」を収益化。
  • AI導入後のメンテナンスやハルシネーション対策を含む継続収益を創出し、ヒューマン依存度を下げる。
  • BPaaSは非線形な収益(従量課金×ツール手数料)で人員増に依存しない拡張性を持つ。

大企業・非SaaS領域への拡大&パートナー連携

  • ハンモック、クラウドワークス、Fin等との資本・業務提携で販売チャネルと顧客層(大企業、非SaaS)を拡大。
  • SaaS以外(Fintech、MaaS、BtoC等)への導入で総市場と受注ポテンシャルを拡大。
  • 代理販売やツール導入支援による初期収益と、その後の運用収益でLTVを高める。

独自人材育成と高ストック比率

  • CSPLという体系的育成プログラムで高品質なサクセス人材を安定供給、サービス品質維持とスケールを両立。
  • ストック収益比率が高く(中間期で約97%)、ARPAが高め(年間約670万円/アカウント)で収益の安定性が高い。
  • 解約率が低くアップセル・クロスセルによりARPA拡大が見込めるため、既存顧客からの収益成長余地が大きい。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社の2026予想は売上高41億円(2025実績36.96億円、増収率約11%)。BPaaS化と大企業・非SaaS開拓が順調なら中期(3年)で年率10〜15%程度の成長が現実的。概算で41億→約45〜53億円程度(3年累積イメージ)に到達し、販管費率低下と高粗利化で営業利益率の改善も期待できる。

4. 課題・リスク

  • AIツールやBPaaSは競合参入が容易で、差別化維持とパートナー依存リスクが存在する。
  • AI導入・運用に関する技術投資や品質維持コスト(ハルシネーション対策等)が利益を圧迫する可能性。
  • 人材確保・育成の遅延や顧客の導入遅延でアップセル・クロスセルが想定通り進まないリスク。
  • 一時費用(例:オフィス災害対応)や景気悪化でSaaS顧客の支出抑制が起きると業績に影響。

5. 総括

国内SaaSの急成長とカスタマーサクセス市場の拡大を追い風に、アディッシュはBPaaS化と人材強化で次の成長期へ。短期は投資負担あるが、3年で安定した二桁成長と利益率改善が期待される一方、技術競争・人材・実行力が達成の鍵となる。

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