東証スタンダード市場

エヌ・シー・エヌ(7057)

概況

最終更新日:2026/08/14 18:20
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

26年4-6月期は売上微増も営業損失が継続。出荷停滞で受注ストックが増加し、2Q以降の回復を見込む。

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主力事業

SE構法を中核とした木造構造設計・資材供給・BIM・省エネ支援のプラットフォームで全国施工店ネットワークを保有。

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業績

26/3期は売上増も営業減益。27/3期1Qは売上横ばいで四半期純損失。受注ストック増で回復見込み。

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注目点

2026年の構造基準厳格化でSE構法の優位性拡大。ナフサショックで約50棟の出荷遅延が発生し、受注ストックが増加している。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/14 18:20
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。

株式会社エヌ・シー・エヌ

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比で小幅増(+1.3%)と堅調だが、営業損失は継続(営業損失:△41百万円)
  • 構造計算の出荷数は前年同期比で大きく増加(住宅分野の構造計算出荷数+22.9%)し需要の力強さを示す一方、SE構法出荷は申請停滞・資材ショックで停滞し受注ストックが増加(未出荷物件518棟)
  • 「ナフサショック」による出荷遅延(約50棟)や持分法投資損失(MUJI HOUSE)が利益を圧迫。2Q以降の出荷再開で回復見込み

決算数値概要

  • 売上高: 18.12億円 (前年比 +1.3%)
  • 営業利益(経常利益): △0.41億円 (前年比 約 +2.4%(改善))
  • 純利益: △0.37億円 (前年比 約 +38.3%(改善))

前回決算からの主なUPDATE

  • ナフサ由来の資材不足(ナフサショック)によりSE構法の出荷が一時停滞 → 第1Qで約50棟の出荷遅延を計上
  • 構造計算受注は増加するも確認申請の停滞等でSE構法出荷のタイミングが約35日長期化し、受注ストックが518棟まで増加(売上の先送り発生)
  • 関連会社MUJI HOUSEの持分法損失計上により営業外・経常が悪化(第1Qは持分法投資損失計上)

好材料(ポジティブ要因)

  • 建築基準法の改正(2026年4月以降の構造基準厳格化)によりSE構法の優位性が拡大、長期的な需要追い風
  • 構造計算出荷数や省エネ計算(環境設計分野)の出荷が増加しており、根強い構造設計・省エネ需要が確認できる(住宅の構造計算+22.9%、省エネ計算数も増加)
  • 受注ストック(518棟)を抱えており、ナフサショックの解消後は2Q以降で出荷回復・売上貢献が期待される

悪材料(ネガティブ要因)

  • ナフサショック/中東情勢に伴う原材料不足・価格高騰リスク(断熱材・塩ビ管・ルーフィング等)→ 着工遅延・コスト上昇リスク
  • 第1Qは営業損失・経常損失を計上、利益体質は依然脆弱(販管費・持分法影響等で黒字化には波がある)
  • 大規模木造分野では大型案件の進捗影響で第1Qは売上減(平均単価低下)の期間があり、案件集中による業績変動リスクが存在する
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/14 18:20
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1. 成長期待のポイント

建築基準法改正による構造審査厳格化でSE構法の優位性が拡大。受注ストック解消と省エネ/BIM需要拡大で、直近(27/3期)は加速、3年で年率約8%前後の売上成長が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

法改正と構造審査の追い風

  • 2026年4月以降の壁量基準厳格化で在来工法の間取り制約が増加し、構造計算を標準化するSE構法の優位性が高まる。
  • NCNはSE構法で全棟構造計算を実施しており、新基準下で差別化が図れる(構造計算出荷累計 32,199棟)。
  • 会社想定では27/3期にSE構法出荷1,041棟(前期比+22.8%)とボリューム拡大を見込む。

受注ストック・製品改良による供給回復と高付加価値化

  • 建築確認審査長期化やナフサショックで発生した出荷遅延(約50棟の停滞)は2Q以降に解消予定で、受注ストック(構造計算後未出荷)は増加中(例:518棟)。
  • SE構法 Ver.3 により高さ/スパン制限が緩和され、鉄骨代替領域へ展開で1棟当たり単価向上の余地あり。
  • 「重量木骨の家」等の高付加価値商品が平均受注単価を押し上げ、富裕層向け市場での強みを持つ(平均受注金額高水準)。

環境設計・BIM・非住宅市場拡大

  • 省エネ計算ニーズが高まり、26/3期の省エネ計算出荷は4,315件(前期比+34%)。27/3期はさらに拡大(計画:4,750件)。
  • BIM(KINO BIM)や高画質シミュレーション(MAKE ViZ)、確認申請BIM対応(MAKE DoC)が付加価値サービスを強化。
  • 木造非住宅市場は政策(都市の木造化推進等)で拡大、SE構法で中大規模案件(店舗・施設・校舎等)取り込み可能。

3. 今後3年の業績成長イメージ

27/3期は会社計画で売上9,310百万円(+10.6%)、営業利益308百万円(+102.5%)と短期での回復・改善を見込む。以降は法改正効果とBIM/省エネ需要で安定成長フェーズへ移行し、28–29期は年率5–8%成長、3年間トータルで約8%前後のCAGR、営業利益率は現状1.8%→数年で3%台への改善を想定。

4. 課題・リスク

  • ナフサ由来資材不足・価格上昇や原材料ショックで着工遅延・コスト増が発生すると短期業績と利益率を圧迫する可能性。
  • 建築確認審査の長期化や地方自治体の運用差により受注→出荷のタイミングが不安定化するリスク。
  • 大規模木造への展開は設計・加工・施工の連携が鍵。プレカット供給能力や施工ネットワークの拡充が遅れると取りこぼしや採算悪化を招く。
  • MUJI HOUSE等関連会社の収益変動が連結業績に影響(引渡し時期偏在など)。

5. 総括

法改正による構造計算ニーズ増と受注ストックの解消で27/3期に成長加速が期待される。中期では省エネ・BIMと非住宅需要の拡大で安定成長可能だが、資材供給と確認手続きの遅延リスクに注意が必要。

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