東証プライム市場

ローム(6963)

概況

最終更新日:2026/08/05 16:14
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

第1四半期は売上135,739百万円(+16.8%)、営業益大幅改善。前期のSiC減損での巨額赤字から回復局面へ移行中。

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主力事業

LSI・半導体素子・モジュールを主軸とする垂直統合型半導体メーカー。車載とAIサーバー向けが成長柱。

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業績

2026年通期売上約4,811億、営業益108億も減損で親会社株主に帰属する当期純損失▲1,584億。2027年1Qは黒字化。

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注目点

中期計画『MOVING FORWARD to 2028』で収益構造改革とSiC収益化、AIサーバー向け拡販を推進。配当は年間50円見込み。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/05 16:14
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。

ローム株式会社

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比+16.8%の1,357.39億円と増収を達成
  • 営業利益は96.35億円(前年同期1.95億)と大幅改善、前年の減損に伴う減価償却費減少が寄与
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益は90.06億円(前年同期比+203.6%)と黒字転換・増益

決算数値概要

  • 売上高: 1,357.39億円 (前年比 +16.8%)
  • 営業利益(経常利益): 96.35億円 (前年比 +4,841.0%)
  • 純利益: 90.06億円 (前年比 +203.6%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 売上・利益ともに想定内での回復:自動車、産業機器、コンピュータ&ストレージ(サーバー)向けの増収が寄与し、四半期ベースで大幅改善
  • 減価償却費の減少が営業利益押上げに寄与:前期の大規模減損に伴う償却費減少が利益に反映(開示コメントより)
  • 業績予想・配当見通しは修正なし:通期業績予想および年間配当50円の見込みは据え置き

好材料(ポジティブ要因)

  • マーケット面:サーバー(生成AI向け)および自動車(xEV含む)向け需要が堅調で高付加価値品の増収に繋がっている点(決算概要)
  • セグメント改善:LSIのセグメント利益が大幅増(前年同期比+69%)、半導体素子は売上前年比大幅増で損失幅が縮小している点(SiC・Siパワーの伸長)
  • 財務の安定性:現金及び預金の増加、自己資本比率が59.6%に上昇し、財務基盤の改善が継続

悪材料(ネガティブ要因)

  • SiC事業の収益化は進むものの、依然としてセグメントでの損失が残っており収益化の道半ば(四半期で改善も継続課題)
  • マクロ不透明要因:中東情勢や原油高、物流・調達リスク、ならびにBEV需要の伸びに対する不確実性が依然として存在(開示コメント)
  • 民生向けや一部モジュールの弱含み:民生(家電)や車載モジュール等で一部需要に弱さが見られ、ポートフォリオのバランス調整が必要
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/05 16:14
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1. 成長期待のポイント

ロームは2027年通期予想で売上5100億円(+6%)を見込み、SiCの8インチ化・収益化、生成AIに伴うサーバー需要、及び生産拠点再編/価格改定で今後3年間は年率概ね4–6%の売上成長と営業利回り改善が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

SiC(パワー半導体)の収益化と生産拡大

  • 自動車の電動化(xEV)を背景にSiCパワーデバイスの採用が拡大。高付加価値品で単価・利益率改善が見込まれる。
  • 8インチ化(歩留まり向上)を推進し、量産コスト低減と供給拡大でシェア獲得を狙う。
  • 中期計画でSiCの収益化を重点施策に位置づけ、構造改革と組合せて損益寄与を加速させる。

AIサーバー/コンピュータ&ストレージ向け製品の拡販

  • 生成AI普及に伴うデータセンター投資増で、サーバー向け製品(パワー・デバイスや半導体レーザー等)の需要が急拡大。
  • 会社はAIサーバー関連の中長期目標(2030年に300億円売上など)を掲げ、製品投入・顧客開拓を強化。
  • サーバー市場の拡大はメモリ逼迫等で環境変化はあるが、上流の需要追い風を受けやすい位置にある。

生産拠点再編・コスト改定・構造改革

  • 生産拠点再編、事業ポートフォリオの適正化、価格適正化で固定費抑制と利益率改善を図る計画。
  • 減価償却方法変更や設備投資抑制で減価償却費が大幅低下(直近で年数十億円規模の減少効果計上)し、営業利益に寄与。
  • 不採算事業の縮小・撤退および購買コスト改善(VA/VE)でマージン基盤を強化する。

3. 今後3年の業績成長イメージ

2027年度は会社計画で売上5100億円(+6%)、営業利益300億円へ回復見込み。今後3年間はSiCとサーバー向けの拡販がドライバーとなり、売上は年率約4–6%の中堅成長、営業利益率は構造改革とコスト削減で段階的に改善し、短期で5〜8%台、良好推移なら中期でさらに上振れの余地がある。

4.課題・リスク

  • SiC需要の成長がBEV普及ペースや顧客採用タイミングに依存し、期待先行で採用が遅れるリスク。
  • 8インチ移行や歩留まり改善の遅れ、品質保証費用の増加(既に一部期で発生)により利益改善が鈍る可能性。
  • 半導体需給のサイクル性、メモリ需給や大口顧客の動向により需要変動が起きうる。加えて為替変動、競合(大手グローバル)の価格競争、減損リスクが残る。

5. 総括

ロームはSiCの収益化とAIサーバー向け需要取り込み、及び構造改革で今後3年は増収・利益改善が現実的。だがSiC採用タイミングや品質・コスト面の実行が成否を分けるため、進捗確認が投資判断のポイントとなる。

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