東証スタンダード市場

京写(6837)

概況

最終更新日:2026/08/07 17:55
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

1Qは増収増益。売上64.9億円(+6.2%)、営業益3.61億円。国内の価格適正化とインドネシア増産で改善。

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主力事業

プリント配線板、金属・厚銅基板、治具・実装を展開。印刷・放熱技術でAI・EV等の高付加価値分野へ注力。

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業績

原材料高騰下でも販売価格適正化と実装増収で収益改善。通期は売上25,000百円、営業益1,100百円予想。

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注目点

中期計画で金属・厚銅基板投資、インド・欧州展開と配当性向30%目標が今後の鍵。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/07 17:55
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株式会社京写

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比+6.2%の64.95億円、営業利益は+97.3%の3.61億円と大幅増益を達成
  • インドネシアの生産体制整備で事務機分野を中心に受注が大幅増加し、海外業績を押し上げる
  • 通期業績予想(売上高250億円、営業利益11億円)および配当予想(期末9円)は変更なし(Q1進捗は売上26.0%、営業利益32.9%)

決算数値概要

  • 売上高: 64.95億円 (前年比 +6.2%)
  • 営業利益: 3.61億円 (前年比 +97.3%)
  • 純利益: 1.62億円 (前年比 +47.3%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 第1四半期は国内の基板販売価格適正化と実装事業の伸長により収益性が大幅改善(営業利益ほぼ倍増)
  • インドネシア拠点の増産体制が整い、事務機・家電向けの受注が急増(売上・利益寄与)
  • 期末自己株式数が前期末の40,587株から323,887株へ大幅増加(自己株式の保有状況に変化)

好材料(ポジティブ要因)

  • 事業構成の改善:実装(航空機・AIサーバー等)と金属基板の需要増で高付加価値分野が伸長
  • 海外生産体制強化:インドネシアの稼働拡大で受注取り込みと規模効果が期待できる
  • 中期経営計画(2029)と長期ビジョン(2036)で金属・厚銅基板や新市場(インド・欧州)への投資方針を明示、成長戦略が明確化

悪材料(ネガティブ要因)

  • 原材料・製造経費の高騰が継続しており、価格転嫁の遅れやコスト上昇リスクが残る
  • 中国拠点は受注減や人件費上昇で利幅が圧迫されており、地域別の業績ばらつきがある
  • マクロ・地政学リスク(為替変動、関税政策、中東情勢等)による原材料価格や需給の不確実性が高い
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/07 17:55
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1. 成長期待のポイント

京写は金属基板・厚銅基板で高付加価値化を図り、インド・ASEAN・欧州での市場開拓と国内生産再編(両面板集約、DX化)により、今後3年で売上を緩やかに拡大しつつ営業利益率を大幅に改善する計画。

2. 成長ドライバー別の分析

金属基板・厚銅基板の拡大(高付加価値製品)

  • 放熱需要(AIサーバー、EV、パワー半導体)拡大で金属基板・厚銅の需要増が見込まれる。
  • 九州・京都で専用ラインや量産体制を整備し、製品ラインアップ強化で単価・利益率向上を目指す。
  • 中期目標は金属基板売上40億円、営業利益5億円と高収益化を明確に設定。

成長市場(インド・ASEAN・欧州)での展開

  • インド・ASEANの売上年平均成長率目標を10%に設定し、白物家電・事務機・OAなどの需要取り込みを狙う。
  • 欧州では非日系顧客向けに車載インバーターやAIサーバー電源向け販売を強化(海外比率拡大戦略)。
  • インドネシア・ベトナムの生産体制を活用しグローバル供給を最適化、地産地消と輸出両面で拡販。

構造改革・生産性向上(DX・工場最適化・治具・実装高付加価値化)

  • 両面板は国内生産を新潟へ集約し、京都は技術・試作に特化。生産最適化でコスト競争力回復を図る。
  • DX・AIでスマートファクトリー化、品種別標準原価管理などにより1人当たり生産性向上を推進(KPIで15%UP目標)。
  • 治具・実装は半導体・医療など新用途開拓と設計提案力強化で高付加価値化を目指す。

3. 今後3年の業績成長イメージ

中期計画では2026年度実績246億円→2029年目標280億円(売上CAGR約4.4%)を掲げる一方、営業利益は8.2億円→20億円へ大幅改善(営業利益CAGR約33%)を目標。売上は穏やかな拡大だが、金属基板比率向上・工場集約・DX効果でマージンが急改善するシナリオ。初年度(2027)目標は売上250億円、営業利益11億円水準。

4. 課題・リスク

  • 世界景気・自動車需要や家電需要の変動で受注が揺れる(特に中国景気減速の影響)。
  • 原材料・エネルギー価格や為替変動がコスト・利益に直結(価格転嫁タイミングも課題)。
  • ベトナム等での価格競争や提携先見直し、設備投資の実行遅延が成長計画を阻害する可能性。
  • 新ライン・新市場の立ち上げで想定より投資回収が遅れるリスク。

5. 総括

短期は売上は緩やかな増加だが、金属基板の拡大と構造改革で営業利益率の大幅改善が期待される。投資家は金属基板需要、インド/ASEAN成長(目標CAGR10%)と設備投資の実行・収益化タイミングを注視すべき。

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