東証プライム市場

ホシデン(6804)

概況

最終更新日:2026/08/07 17:55
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

第一四半期は売上減だが営業増益。為替差益と車載需要で利益改善、一方で現金減少が懸念。

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主力事業

機構部品中心の電子部品メーカー。車載・音響・複合部品を多角展開。

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業績

1Q売上98,130百万円で減収、営業利益4,422百万円に増益。経常は為替差益で改善。通期予想は据え置き。

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注目点

中国拠点(東莞)整理・売却、自己株取得と配当政策(2026年98円、2027年予想77円)、為替前提USD=155円に注意。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/07 17:55
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ホシデン株式会社

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比で減少(98,130百万円、△15.7%)したが、営業利益は大幅増(4,422百万円、+84.9%)と収益性が改善
  • 為替差益の発生(642百万円)や、前年同期に影響した急激な円高が今回ないことが経常利益・純利益を押し上げる要因に
  • 営業活動によるキャッシュ・フローは大幅なマイナス(△18,715百万円)、現預金残高は期末で42,404百万円に減少

決算数値概要

  • 売上高: 981.30億円 (前年比 △15.7%)
  • 営業利益(経常利益): 44.22億円 (前年比 +84.9%)
  • 純利益: 36.36億円 (前年比 +176.8%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 連結範囲の変更:1社除外(豪熙電電子(上海)㈲)により連結構成が一部変化(注記あり)
  • 業績予想(通期)は修正なし:為替前提を1ドル=155円のまま据え置き、通期見通し維持
  • 運転資金の悪化:売上債権・棚卸資産の増加により営業CFが悪化し、現金残高が大幅減少

好材料(ポジティブ要因)

  • 営業利益率の改善:売上減にもかかわらず販管費コントロール等で営業利益が大幅増加している点
  • 車載向け(自動車関連)需要は堅調で、機構部品セグメントの利益が大きく改善していること(セグメント利益4,249百万円)
  • 財務基盤は良好:第1四半期末の自己資本は154,023百万円、自己資本比率66.5%と健全

悪材料(ネガティブ要因)

  • 売上の大幅減少:アミューズメント・移動体通信向けが低迷し、全体売上は前年同期比で大きく減少
  • キャッシュ・フロー悪化:営業CFが△18,715百万円と大幅マイナスで、現金同等物が約236億円減少(前期末66,050百万円→42,404百万円)
  • 売上債権・在庫の増加:運転資本の圧迫が続いており、短期的な資金繰りと回収・在庫管理の改善が必要
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/07 17:55
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1. 成長期待のポイント

車載(電装化・ADAS)と産業向けIoE・機械化が安定需要を支え、為替影響と移動体通信(中国)の低迷が短期重石。ベースケースで今後3年は横ばい〜緩やかな成長が見込まれる。

2. 成長ドライバー別の分析

車載(電装化・ADAS)需要の拡大

  • 車両の電装化・ADAS普及でコネクタ・スイッチ等の車載部品需要は継続的に増加。
  • 同社の機構部品が売上の大半を占め、車載比率上昇は売上安定化に直結。
  • 中長期で単価上昇やモジュール化で粗利改善の余地あり。

産業用・IoE(工場自動化・センサー化)

  • 工場の自動化・DX(IoE)進展でセンサー・モジュール需要が成長。
  • 生産の機械化で納入ユニットやモジュールの受注拡大が期待できる。
  • 高付加価値品の割合を高められれば営業利益率の改善につながる。

事業ポートフォリオの変動(アミューズメント・移動体通信)

  • アミューズメント分野は変動幅が大きく、好調時は業績を大きく押し上げる(過去に寄与)。
  • 移動体通信は中国市場の弱含みが続き、同期して売上減となるリスクあり。
  • したがって全体の成長はセグメント間の需給バランス次第で振れ幅が大きい。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社公表の2027年度見通しは売上436,000百万円(前期比▲2.7%)、営業利益18,000百万円(▲6.4%)で、為替前提USD/JPY=155。短期は移動体通信とアミューズメントの振幅、為替で業績が上下する想定。ベースケースでは売上CAGRで約0〜2%/年、営業利益はマージン改善次第で0〜3%成長のレンジ。好転シナリオでは車載・産業向けの受注拡大で年率3–5%の上振れも可能。

4. 課題・リスク

為替(円高)の急変は営業外損益に直結し利益を大きく変動させる。中国市場の低迷が長期化すると移動体通信向け需要回復が遅れ、売上抑制要因に。アミューズメント依存度が高い期間は景気サイクルに左右されやすい。加えて半導体・原材料価格の上昇、顧客集中リスクや製造拠点再編の遅れも収益性を圧迫する。

5. 総括

車載と産業用IoEが中核の安定成長ドライバー。だが短期は中国需要とアミューズメントの変動、為替が業績を左右するため、投資判断は車載・IoE受注の継続性と為替感応度を注視することが重要。

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