東証プライム市場

鈴木(6785)

概況

最終更新日:2026/08/10 16:17
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年6月期は増収増益。売上404億、営業55.6億、親会社純利益37.5億。部品主導で収益改善。

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主力事業

金型・部品・機械器具・賃貸の4事業。部品が主力でスマホ・半導体・自動車電装向けの受注が堅調に増加。

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業績

売上+21.4%、営業利益+29.5%、当期純利益+35.8%。年間配当105円、次期は112円予想。

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注目点

年間配当105円(翌期112円予定)。投資有価証券の増加と車載関連等への戦略投資継続で成長基盤を強化中。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/10 16:17
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株式会社鈴木

2026年6月期 通期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年比+21.4%の404.45億円と大幅増収を達成(部品セグメントが牽引)
  • 営業利益は+29.5%の55.59億円、純利益は+35.8%の37.49億円と高い増益率を確保
  • 投資有価証券の評価益等でその他包括利益が大幅に増加し、純資産が拡大(自己資本比率は66.4%)

決算数値概要

  • 売上高: 404.45億円 (前年比 +21.4%)
  • 営業利益(経常利益): 55.59億円 (前年比 +29.5%)
  • 純利益: 37.49億円 (前年比 +35.8%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 通期実績は従前の通期予想(公表値)を上回って着地(売上高・営業利益ともに上振れ)
  • 投資有価証券の時価評価上昇に伴いその他包括利益が大幅増、純資産が押し上げられた点が目立つ
  • 営業活動によるキャッシュ・フローが前期比改善(69.09億円)し、期末現金同等物は71.01億円に増加

好材料(ポジティブ要因)

  • 主力の部品セグメントがスマートフォン関連・半導体関連で需要増、セグメント売上・利益とも高成長
  • 営業利益率が改善し収益性向上(増収とともに営業利益の伸びが大きい)
  • 営業CFの改善と現金残高の増加により財務余力が強化

悪材料(ネガティブ要因)

  • 売掛金・棚卸資産が増加しており運転資本の負担が拡大(キャッシュ化の遅れリスク)
  • 円安や原材料価格の変動、地政学リスクなど外部環境の不確実性が続く点は収益変動要因
  • 投資有価証券の評価益により純資産は拡大したが、評価差額が戻る場合のリスク(評価損発生時の純資産変動)
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/10 16:17
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1. 成長期待のポイント

鈴木は部品(スマートフォン・半導体・自動車電装)中心の需要回復と機械器具・金型の堅調化で、会社見通しでは来期売上+6.7%・営業利益+8.5%。中期は市場追い風で年率約5〜9%の増収が現実的と見込まれる。

2. 成長ドライバー別の分析

部品需要の拡大(スマホ・半導体・自動車電装)

  • 直近期の部品売上は約319億円(前期比+24.5%)と高成長を示している。
  • スマートフォン関連と半導体関連需要の増加、及び自動車電動化・ADAS向け部品の引合いが主因。
  • 部品比率が高く、構成比改善が継続すれば全社収益成長の主力となる。

生産性向上と高付加価値シフト

  • 品質維持と生産効率改善、合理化設備投資で原価低減を推進中。
  • 金型や専用機での技術蓄積を活かし、差別化製品へシフトすることでマージン改善余地あり。
  • 固定資産・有形資産投資が継続しており(投資有価証券・設備増加)、成長投資が裏打ちされている。

セグメント多様化と海外展開

  • 機械器具(約70.5億、+9.5%)や金型(約14.8億、+18.4%)も増収で寄与。
  • 中国・タイなどの海外販売比率があり、現地需要を取り込む体制が進展。
  • 賃貸・売電等の非製造収入はまだ小さいが、ポートフォリオ安定化に寄与。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社の来期見通しは売上431.5億円(+6.7%)、営業60.3億円。現状のセグメント動向を勘案すると、ベースケースは年率約5〜6%成長で3年後売上約475〜480億、営業利益は約65〜70億円(営業利率13.8→14.5%想定)。好調継続なら上振れで年率8〜10%超、下振れで2〜3%程度に鈍化するシナリオが想定される。試算上、FY2026→FY2029のCAGRはベース約5.5%、上振れ約8.9%、下振れ約3.3%。

(想定数値例・単位=億円)

  • FY2026実績:売上404.5、営業55.6
  • FY2027(会社見通し):売上431.5、営業60.3
  • FY2028(ベース+5%/年):売上453.1、営業64.4
  • FY2029(ベース+5%/年):売上475.7、営業69.0

4.課題・リスク

(今後3年の業績成長に対する課題・リスク)

  • 需要循環リスク:スマホ・半導体・自動車向けはサイクル敏感で需要鈍化で大幅影響。
  • 為替・原材料・エネルギー:円高や資源価格上昇が収益を圧迫する可能性。
  • 依存度リスク:部品セグメントの比重が高く、特定顧客や製品への依存が高いと不測の受注減で業績悪化。
  • 投資回収リスク:設備投資や研究開発の投資回収が想定より遅れると利益率改善が鈍化。

5.総括

短期は部品中心の需要回復で増収増益が見込まれる。中期は生産性改善と高付加価値化で営業利益率改善余地があるが、端末/半導体サイクルや為替・資源コストによる変動リスクに注意が必要。中立的投資観点では「安定成長期待だが業況感に依存する中期投資」と評価。

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