東証プライム市場

エレコム(6750)

概況

最終更新日:2026/08/13 16:29
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

当第1四半期(2026/4-6)は売上高339億円(+18.4%)、営業利益39億円(+28.6%)、純利益30億円(+57.5%)。M&Aと新製品で増収増益。

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主力事業

モバイル電源・周辺機器・法人向けソリューションを主軸に、家電も展開。ECと新商品で付加価値化。

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業績

2026年通期売上132,132百万円、親会社帰属当期純利益20,191百万円。2027年1Qは売上33,918百万円、純利益2,964百万円。

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注目点

日本アンテナの連結化や多摩電子工業の取得で規模拡大。現金約64,120百万円で投資余力が厚い。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/13 16:29
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エレコム株式会社

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比+18.4%増の339.18億円、営業利益は+28.6%増の38.72億円と増収増益を達成
  • M&Aによる新規連結効果(日本アンテナの継続寄与、さらに多摩電子工業の子会社化)やパワー系・BtoBの伸長が牽引
  • 通期業績予想および配当見通しに変更なし(2027年3月期通期予想は売上高144,800百万円、年間配当58円予想)

決算数値概要

  • 売上高: 339.18億円 (前年比 +18.4%)
  • 営業利益: 38.72億円 (前年比 +28.6%)
  • 純利益: 29.64億円 (前年比 +57.5%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 2026年5月28日付で多摩電子工業の完全子会社化を実施(連結の扱い:みなし取得日を含む処理)
  • 四半期末現金及び現金同等物が前期末比+56.23億円となり、期末残高64,120百万円へ増加(有価証券償還等の影響)
  • 連結業績予想・配当予想は変更なし(前回公表の数値を維持)

好材料(ポジティブ要因)

  • パワーサプライ(モバイルバッテリー、AC充電器)やマウス等の新商品が好調で収益性向上に寄与
  • BtoB:NASや産業機器向けメモリなど法人需要が堅調で、M&Aによる事業拡大の相乗効果が発現
  • 財務基盤が強く、現金・有価証券等の流動性が高い(自己資本比率約74.6%、現金同等物64,120百万円)

悪材料(ネガティブ要因)

  • 理美容家電で競合によりシェア争いが厳しく、家電セグメントは減収(理美容家電の苦戦)
  • セキュリティ関連など一部BtoB分野で受注が伸び悩む箇所がある点(受注の不確実性)
  • 原材料・メモリ等の調達コスト上昇やドル建て仕入による為替影響が原価を押し上げるリスク(為替予約の影響あり)
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/13 16:29
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1. 成長期待のポイント

エレコムはBtoBソリューション(NAS・産業用メモリ)の急拡大、パワー&I/O・周辺機器の新商品投入とEC拡大、M&Aによる事業拡大で短中期(3年)に売上・営業益ともに年率約8–10%程度の成長が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

BtoBソリューション(法人向けストレージ/メモリ等)の拡大

  • Q1でBtoBの売上は前年同期比+51.8%と高成長、半導体需要や企業のデータ管理投資が追い風。
  • 2027計画ではBtoBを49,412百万円(前年比+15.2%)に設定。高付加価値サービス(保守含む)で粗利率向上が見込まれる。
  • 産業機器向けメモリやNASはAI/半導体投資の波に連動しやすく、中長期で安定成長が期待できる。

コア商品(パワー&I/O、周辺機器)とEC販路強化

  • モバイルバッテリー、AC充電器、ドッキングステーション、マウス等が牽引。Q1のパワー系は前年同期+9.4%。
  • 2027計画でパワー&I/Oは47,532百万円(+10.5%)、アクセサリは回復狙うが品目差が大きい(周辺機器は計画で減もあり)。
  • EC販路での販売促進投資を継続しており、D2C/大手ECでの拡販が収益拡大に直結する(販促費増は短期負担だが拡大余地あり)。

M&A・財務基盤と投資余力

  • 日本アンテナの連結化、2026年に多摩電子工業を子会社化。M&Aで新規販路・技術を取り込み、成長エンジン化を狙う。
  • Q1現金同等物64,120百万円と潤沢な手元資金で追加投資・M&A余地が大きい。過去に負ののれん(7,648百万円)計上の好影響もあり。
  • シナジー(調達・物流・EC基盤統合)で原価低減と販路拡大を同時に進められる点が競争優位。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社の2027年度計画は売上144,800百万円(前年比+9.6%)、営業利益16,500百万円(+6.3%)。Q1の強さ(売上+18.4%)やM&A効果を踏まえると、保守的に年率売上8–10%、営業利益は年率約8–10%(営業利益伸長率目標:年平均10%以上)を想定できる。これだとFY2029には売上約170–175億円、営業利益約20–22億円程度のレンジが見込める。

4.課題・リスク

  • 為替・調達コスト:ドル建仕入れと半導体価格上昇が原価圧迫要因。円高転換や素材高が利益を削るリスク。
  • 家電(理美容機器)等BtoC分野での競争激化により一部品目はシェア低下中。消費者向けが伸び悩むと全社成長にブレーキ。
  • M&A統合リスク:買収後のシナジー実現遅延や人的・管理コスト増、期待した収益貢献が出ない可能性。
  • 法人投資サイクル依存:BtoBは企業投資に依存するため景気や半導体投資動向に左右されやすい。

5. 総括

潤沢な手元資金とM&Aでの拡張、BtoB高付加価値分野の急成長が追い風。短中期で売上・営業益とも年率約8–10%成長が現実的だが、為替・調達コストとM&A統合の実行が成否の分岐点となる。

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