東証プライム市場

ワコム(6727)

概況

最終更新日:2026/07/30 16:09
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
ai summary icon

総括

2027年3月期第1四半期は売上減(▲7.5%)も営業ほぼ横ばい、経常・純利益は増加。技術投資と製品刷新で成長を目指す。

ai summary icon

主力事業

デジタルペンの技術提供(OEM)と自社ブランド製品の二本柱。ペンとインクの統合体験や協業に注力。

ai summary icon

業績

テクノロジー事業は販売数量と半導体需給で減収、ブランド製品は新製品で増収。経常・純利益は前年同期増。

ai summary icon

注目点

中期計画『Wacom Chapter 4』で技術投資・提携を強化。自己株取得・配当方針や子会社取得で成長基盤を整備。

最新決算の要点

最終更新日:2026/07/30 16:09
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。

株式会社ワコム

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比7.5%減の226.59億円と減収
  • 営業利益は27.17億円でほぼ横ばい(前年同期比△0.2%)、経常利益は28.15億円(+18.5%)・親会社株主に帰属する四半期純利益は20.46億円(+24.9%)と増益
  • 事業別では「テクノロジーソリューション」大幅減(売上147.48億円→142.48億円、前年同期比△20.7%)一方「ブランド製品」好調(売上84.11億円、+28.7%)で構成が変化

決算数値概要

  • 売上高: 226.59億円 (前年比 △7.5%)
  • 営業利益(経常利益): 27.17億円 (前年比 △0.2%)
  • 純利益: 20.46億円 (前年比 +24.9%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 事業構成の変化:テクノロジーソリューション事業はOEM需要変動や半導体メモリー価格高騰で売上大幅減、ブランド製品事業は新製品拡販で売上・利益が大幅改善
  • 為替差損の縮小により営業外費用が軽減され、経常利益・純利益が改善(経常利益+18.5%、純利益+24.9%)
  • 自己株式取得(1,789,500株、支出約14.99億円)を実行。短期借入金を増やし(+25億円)資金調達を実施

好材料(ポジティブ要因)

  • ブランド製品が回復・拡販に成功:売上+28.7%、セグメント利益は約9.97億円(前年同期比+122.8%)と高成長
  • 収益性改善:為替差損縮小や販売管理費コントロールにより経常利益/純利益が大幅増加し利益率改善の兆し
  • 中期経営計画「Wacom Chapter 4」に沿った技術投資・パートナー連携を継続中で、長期成長の基盤整備を推進

悪材料(ネガティブ要因)

  • コアのテクノロジーソリューション事業が需要変動で売上大幅減(売上142.48億円、前年同期比△20.7%)、成長の不確実性が高い
  • 営業キャッシュ・フローは1.02億円のマイナス、現金同等物は前期末比減少(現金14.14億円)とキャッシュ状況は悪化傾向
  • 在庫(商品及び製品)が増加(+15億円相当の増加)し運転資本負担が拡大、短期借入の増加(+25億円)や自社株取得による現金支出も財務負担に影響しうる
元資料(PDF)を開く

長期成長期待

最終更新日:2026/07/30 16:09
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。

1. 成長期待のポイント

ワコムはブランド製品のポートフォリオ刷新で直販・製品マージン改善が進む一方、テクノロジーソリューションはOEMの製品サイクルに左右される。会社予想では2027期は売上110,000百万円(横ばい)、営業利益14,000百万円(+4.6%)で、ブランド成長で収益改善が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

ブランド製品のポートフォリオ刷新と直販強化

  • 2025〜26年に投入したポータブル/ミドルレンジ機種の販売が寄与し、直近四半期はブランド売上が前年同期比で大幅増(約+29%)。
  • 直販モデルや販売オペレーション見直しで固定費効率化を実現、セグメント利益の改善が確認されている。
  • クリエイティブ教育・プロ用途での浸透やソフト連携でARPU向上の余地がある。

テクノロジーソリューション(OEM向けデジタルペン技術)の安定化と拓展

  • AES/EMRの業界標準化を狙い、スマホ/タブレット/ノートPC市場で採用拡大を目指すが、OEMの製品サイクルと半導体市況に依存。
  • 教育市場や産業用途(医療・業務用ディスプレイ等)への展開により需要の裾野拡大を図る計画。
  • ボリューム変動リスクはあるが、採用拡大でスケールメリットと部材交渉力向上が見込める。

サービス・エコシステム化とM&A/提携での付加価値創出

  • 「ペンとインクの統合体験」を掲げ、ソフト/クラウド連携やコミュニティ共創でハード売上以外の収益化を推進。
  • 出資・買収により医療・地域コミュニティ等の新ユースケースを開拓(のれん計上の子会社取得等)。
  • パートナー連携(ソフト/3Dツール等)でエコシステムを強化し、サービス比率の拡大により収益の安定化を狙う。

3. 今後3年の業績成長イメージ

ベースケース:2027期は会社計画通り売上約110,000百万円・営業利益14,000百万円を想定。以降はブランド製品の年率5–8%成長とテクノロジー事業の横ばい~回復を前提に、連結売上CAGRで約2–4%、営業利益はコスト改善と製品ミックス改善でCAGR約5–8%程度が現実的シナリオ。好転すればOEM需要回復で上振れ、逆に半導体高騰やOEMサイクル悪化で下振れ。

4. 課題・リスク

  • OEM依存のテクノロジー事業は製品サイクルや半導体メモリ価格変動、顧客の設計採用状況に左右される(売上変動リスク)。
  • 為替影響(米ドル想定レートの変動)が業績に大きく影響するため、円高は利益圧迫要因。
  • 新規サービス化・M&Aの投資回収期間や統合作業の遅延、製品投入タイミングの遅れで想定成長が実現しない可能性。
  • 競合(デバイス内蔵の代替技術や他センサー技術)の普及により差別化が薄れるリスク。

5. 総括

ブランド製品の立て直しと「ペン+インク」エコシステム化が進めば収益構造は改善し、今後3年は増益基調が期待できる。一方、テクノロジー事業のOEM依存と為替・部材市況が業績不確実性の主因であり、投資家はブランドの販売持続性とOEM受注トレンドを注視するのが重要。

元資料(PDF)を開く

開示一覧

458件中 1-20件を表示

©︎Figurout Co., Ltd.