東証グロース市場

QDレーザ(6613)

概況

最終更新日:2026/08/10 16:15
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

当期は売上38%増で赤字幅が縮小。MBE移設で量子ドットは一時停止するも、TDKへの知財譲渡でQ2に特別益見込み。

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主力事業

半導体レーザのLD事業と網膜投影等のLS事業。MBEによるQD量産と光学ユニット開発が柱。

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業績

LD事業が主導で売上増。量子ドットは移転で一時減産。通期は特許譲渡反映で黒字見通し。

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注目点

本社移転とMBE再稼働が量子ドット供給を左右。りそな融資でMBE調達、TDKへの特許譲渡でQ2に約5億円の特別利益予定。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/10 16:15
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。

株式会社QDレーザ

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比+38.4%で増収、4.37億円を達成(レーザデバイス/開発受託が寄与)
  • 営業損失は4,563.6千円(約0.46億円の赤字)と前期比で約50.1%改善し損失幅縮小
  • 6月にTDKと事業協力契約を締結、関連特許の一部譲渡を実行(第2四半期に約5億円の特別利益計上予定)

決算数値概要

  • 売上高: 4.37億円 (前年比 +38.4%)
  • 営業利益(経常利益): △0.46億円 (前年比 +50.1% 改善)
  • 純利益: △0.52億円 (前年比 +44.4% 改善)

前回決算からの主なUPDATE

  • 本社を川崎から横浜へ移転し、新拠点(本社/横浜戸塚サイト)で稼働、MBE装置の移設・立上げ中(量子ドット生産はQ2後半再開予定)
  • MBE(結晶成長装置)購入のため、りそな銀行から無担保無保証で合計710,000千円の融資を実行(2026年3月:330,000千円、4月:380,000千円)→ 長期借入金が増加
  • TDKとの事業協力(XR向けRGB光源モジュール/光学エンジン共同開発)および関連知財の一部譲渡を実施。第2四半期に特別利益計上見込み(資料注記)

好材料(ポジティブ要因)

  • 産業用途での需要拡大:DFBレーザ、小型可視レーザ、高出力レーザが好調でLD事業の売上増を牽引(LD売上365百万円)
  • TDKとの協業および特許譲渡による短期的な特別利益(約5億円想定)と、中長期でのXR市場参入加速の期待
  • 受注状況が堅調で、第1四半期末時点で「売上+受注残」が通期見通しに対して高い進捗(資料スライドで年間予想の65%水準を示唆)

悪材料(ネガティブ要因)

  • 依然として営業・最終ベースで赤字:通期黒字化計画の達成には下期での収益改善が必須
  • 量子ドットレーザの売上はMBE移設による生産停止で大幅減(Q1は前年同期比で約▲95%)— 量産・受注拡大のタイミングが遅れるリスク
  • 借入増加に伴う負債増(長期借入金の増加で固定負債が膨らむ)およびそれに伴う利息負担や財務リスクの上昇
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/10 16:15
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1. 成長期待のポイント

QDレーザはQ1で売上436百万円(前年同期+38%)、通期目標1,850百万円(+34.8%)を掲げ、受注残約770百万円・MBE増設による量子ドット量産化とTDKとの共同開発で今後3年は高成長と黒字化が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

レーザデバイス事業の量産化・製品拡大

  • Q1でDFBレーザ+54%、小型可視レーザ+約54%、高出力レーザ+12%と産業用途で拡大。
  • 量子ドットはMBE移設でQ1は減収(装置立上げ中)だが、MBE増設で量産受注取り込みが見込まれる。
  • 2026年度LD売上は約1,173百万円と事業の柱。量産化が進めば売上とマージンの改善余地大。

レーザ・オプティカルソリューション(LS)の事業構造転換とTDK提携

  • LSはQ1で約70.8百万円(前年同期比約+297%)と受託開発が急伸。開発受託収入が成長の主軸。
  • 2026年6月のTDKとの共同開発、特許の一部譲渡により第2四半期に約500百万円の特別利益計上予定(単発だが財務改善に寄与)。
  • 光学モジュール・XR向け光学エンジンの共同開発で中長期の量産・ライセンス収入化が期待される。

生産設備投資と受注残による上振れ余地

  • りそな銀行からの無担保融資(総額約710百万円)でMBE導入を進行中、設備稼働で量子ドットの供給能力が拡大。
  • Q1時点で売上+受注残が年間計画の約65%に達しており、上期の受注→売上転換が順調なら上振れ期待。
  • ただし設備立上げ遅延や初期歩留まりのリスクは存在するため、稼働タイミングが鍵。

3. 今後3年の業績成長イメージ

2027年度は会社目標で売上1,850百万円(前期比+34.8%)で黒字化を目指す。中期(2028–2029年)は量子ドットの量産化とLSのモジュール販売拡大を前提に、想定レンジで年率約15〜25%の売上成長(例:1.85→約2.3→約2.7億円規模)と、黒字化定着・営業利益率の段階的改善を期待するシナリオが現実的。

4.課題・リスク

MBEなど生産設備の立上げ遅延や歩留まり低下、主要顧客依存による受注変動、受託開発収入の単年度依存、TDK譲渡は一時益で継続的収益化が必須。加えて世界的な設備投資減速や為替・原材料コスト上昇が短期業績に影響する。

5. 総括

量子ドットの本格量産化とLS領域の事業化次第で高成長が期待できるが、設備立上げと受注の実需転換が成長可否の分岐点。リスク許容できる中長期投資家に成長機会あり。

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