揚工舎(6576)

概況

最終更新日:2026/07/15 03:40
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

26年3月期は売上増(+17.9%)も賃金引上げとM&A費用で営業益が大幅減。純利益は減少するも事業規模は拡大。

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主力事業

有料老人ホーム中心にデイサービス・在宅・人材教育派遣を展開。M&Aで事業所数を拡大。

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業績

売上高3,638百万円(+17.9%)に対し営業利益は42百万円へ落ち込む。補助金計上が経常を一部支えた。

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注目点

正社員の固定給一律アップとM&A仲介費用が利益を圧迫。助成金が経常を下支えし、今期回復予想を提示。

最新決算の要点

最終更新日:2026/07/15 03:40
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株式会社揚工舎

2026年3月期 通期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前期比+17.9%の36.39億円と大幅増(デイサービス事業のM&A寄与)
  • 営業利益は前年から大幅減(△65.9%)の0.42億円。従業員の固定給一律アップやM&A関連費用が主因
  • 来期予想は回復見込みで、2027年3月期は営業利益122.11百万円(前期比+189.0%)を見込む

決算数値概要

  • 売上高: 36.39億円 (前年比 +17.9%)
  • 営業利益(経常利益): 0.42億円 (前年比 △65.9%)
  • 純利益: 0.45億円 (前年比 △46.5%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 2025年7月に株式会社クラブツーリズム・ライフケアサービスを取得し完全子会社化(デイサービス8か所を追加)
  • 正社員全員の固定給を一律引き上げ(人件費上昇が利益悪化の主要因)
  • 設備投資・のれん発生に伴う投資・借入増(子会社取得により投資キャッシュアウトと長期借入増加)

好材料(ポジティブ要因)

  • M&Aによりデイサービス事業の規模拡大、売上成長が顕著(デイサービス売上+77.5%)
  • 経常利益に補助金収入等の営業外収益計上があり、下支え要因となっている
  • 来期は業績回復を見込み、営業利益大幅増の計画を提示(業績見通しが改善方向)

悪材料(ネガティブ要因)

  • 営業利益率の悪化(原価・販管費上昇、特に人件費増が直接的な圧迫要因)
  • 子会社取得に伴う投資支出(約190.1百万円)と借入増加により財務負担・利息負担が増大(支払利息約20.9百万円)
  • 営業CFは前年から減少(180.1百万円→73.7百万円)、同時に投資キャッシュアウトが拡大(232.4百万円の支出)
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長期成長期待

最終更新日:2026/07/15 03:40
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1. 成長期待のポイント

揚工舎はデイサービス8拠点の子会社化や既存有料老人ホームの稼働改善で売上成長が見込まれ、2027期は会社計画で売上+7.3%・営業利益大幅回復を想定。中期はM&Aと稼働率改善で年率約6–8%の成長が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

M&Aによる事業規模拡大(デイサービス拡充)

  • 2025/7子会社化でデイサービス8拠点を取得し、デイ事業売上がFY2026で約77.5%増加(1,253,889千円)。
  • グループの事業所数は有料老人ホーム14、デイサービス20、拠点拡大で集客とクロスセルが可能。
  • 子会社取得により当面は先行投資・仲介手数料発生するが、統合後は収益拡大余地。

稼働率・入居率向上とサービス品質強化

  • 2023取得の4施設の入居率向上に注力しており、安定稼働で売上基盤を固める戦略を継続。
  • サービス品質向上で単価維持・利用者増を狙い、在宅サービスやデイとの連携でLTV向上が期待される。
  • 会社想定で2027期は営業利益が大幅回復(122,114千円計画)するため、稼働率改善が重要。

人材・処遇改善と教育・派遣の補完機能

  • 正社員固定給の一律アップを実施し離職抑制を図る(短期的に利益を圧迫)。
  • 派遣・紹介・教育事業で人材供給を図るが、外部顧客売上は減少中(教育・紹介派遣はFY2026で売上143,729千円、損失転落)。
  • 助成金等の一時収入が経常利益を押し上げているため、補助の継続性は重要。

3. 今後3年の業績成長イメージ

ベースケース:FY2026売上3,638.8百万円→FY2027会社計画3,904.4百万円(+7.3%)。M&A効果と稼働率改善が順当に進めば、今後3年の売上CAGRは約6–8%想定(FY2026→FY2029で約4,350–4,600百万円レンジ)。営業利益はFY2027に先行回復見込み(122.1百万円計画)で、統合効果・固定費配分改善が進めば営業利益率は段階的に改善。アップサイドは追加M&Aや稼働改善の早期定着、ダウンサイドは人件費上昇・補助金依存。

4. 課題・リスク

  • 人手不足・賃金高騰でコスト増が継続しやすく、短期の利益率圧迫リスクが高い(FY2026で給与改定が利益減要因)。
  • M&A統合失敗や期待したシナジー未達(のれん残高76,239千円、当期ののれん償却28,129千円を計上)。
  • 財務リスク:借入増(長期借入金は増加し、利払負担は約20.9百万円/年)、投資資金調達と利息負担のバランス。
  • 補助金・助成金の計上が経常利益を押し上げているため、政策変更や支給の不確実性は業績変動因子。

5. 総括

揚工舎はM&Aで規模とデイサービス基盤を拡大し、稼働率改善で中期的な増収路線が期待できる。一方で人件費上昇・M&A統合と財務レバレッジが成長実現の鍵。投資家は稼働率推移、派遣事業の回復、補助金依存度と借入コストを注視すべき。

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