東証スタンダード市場

水道機工(6403)

概況

最終更新日:2026/05/07 17:01
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年3月期は増収増益で売上312億、営業利益20億超。受注残は過去最高となり成長基盤を維持。公開買付により上場廃止予定。

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主力事業

上水・下水・産業用のプラント建設とO&Mが主軸。設計・施工・保守・運転管理を一貫提供し受注型事業が中心。

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業績

売上・営業益とも前年大幅増。持分法利益や為替差益が追い風。SKME子会社化で減損計上。

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注目点

メタウォーターによる公開買付けで非上場化予定。中東子会社化に伴うのれん計上と減損、今期は無配を決定。

最新決算の要点

最終更新日:2026/05/07 17:01
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水道機工株式会社

2026年3月期 通期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高・利益ともに増収増益:売上高は前年同期比+20.2%、営業利益は+38.2%と採算改善が進行
  • 受注残高は過去最高を更新(受注残高565.69億円)で中期の収益基盤が堅調
  • メタウォーターによる公開買付け(TO)成立を前提に上場廃止の予定があり、配当は無配・将来の上場継続は不確定

決算数値概要

  • 売上高: 312.09億円 (前年比 +20.2%)
  • 営業利益: 20.44億円 (前年比 +38.2%)
  • 純利益: 12.28億円 (前年比 +187.6%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 公開買付け(メタウォーター社)を受け、上場廃止予定が確定的に(配当は期末無配・将来の業績開示は限定の見込み)
  • Suido Kiko Middle Eastの株式を追加取得し子会社化(連結化)したが、のれんの減損等で特別損失を計上
  • 受注高・受注残高が増加し、通期で売上・営業益の上振れを達成(受注残高は過去最高水準)

好材料(ポジティブ要因)

  • 受注残高が過去最高(565.69億円)で下期・来期の売上見通しの下支えが強い
  • 売上増に伴う採算改善で営業利益率が向上している点(売上総利益の改善とコスト吸収)
  • 中東市場強化のためSuido Kiko Middle Eastを完全子会社化し、海外事業の統制と迅速な意思決定が可能に

悪材料(ネガティブ要因)

  • メタウォーターによるTOに伴う上場廃止予定で、株主流動性の消失・情報開示の縮小が見込まれる(投資家にとって流動性リスク)
  • のれん減損や投資有価証券評価損など一時的な特別損失が発生し、利益の質に懸念(利益の一部は非継続的要因)
  • 事業は第4四半期に売上計上が集中する季節性があり、四半期ごとの業績変動と運転資金の変動が大きい点(短期借入れの増加など)
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長期成長期待

最終更新日:2026/05/07 17:01
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1. 成長期待のポイント

受注高と受注残高が大幅増加しており(受注高+25.7%)、高水準の手持受注残で今期売上は+20.2%と回復。プラント建設中心の大型案件寄与とO&Mのストック収益で短期は成長が見込めるが、M&A統合・のれん減損や公開買付けによる資本移動が不確実要因。

2. 成長ドライバー別の分析

大型案件中心の受注拡大(プラント建設)

  • 受注高は前年から+25.7%、プラント建設の受注は+53.5%と大型案件獲得が牽引。
  • 高水準の手持受注残が売上の裏付け(受注残は過去最高水準)。
  • BT/DBの発注方式や浄水場再整備・設備更新案件が中期収益の基盤。

O&M(運転管理・メンテナンス)による安定収益化

  • O&M売上は+22.9%で増収、運転管理の新規受託やメンテ案件の積み上げでストック収益が拡大。
  • メンテ・運転は収益変動が小さく、季節偏重のプラント収益を下支え。
  • 継続契約を伸ばせれば粗利率安定とLTV向上に寄与。

海外展開・M&A(Suido Kiko Middle Eastの子会社化)

  • 中東子会社の完全子会社化で現地の受注・施工能力を確保し成長機会を拡大。
  • ただし、のれん減損(第3Qでのれん減損計上)やその後の特別損失計上で統合リスクを露呈。
  • 今後の海外案件受注・収益化が成功すれば成長率押し上げ。

3. 今後3年の業績成長イメージ

短期(1年)は高水準の受注残により売上は高めに推移する見込み(直近は+20%台)。ただし第4四半期偏重の事業構造、のれん減損や追加投資が利益を圧迫する可能性あり。中期(3年)ではプラント案件の山が一巡することを織り込みつつ、O&Mのストック収益と海外事業の立て直しで売上CAGRは概ね3–8%レンジ、営業利益率は現状の約6.5%前後から7%前後へ徐々に改善するシナリオが現実的。

4.課題・リスク

  • 資本関連リスク:公開買付け→親会社付替え・上場廃止予定で市場での評価や流動性が消失、配当停止の影響。
  • M&A統合リスク:SKMEでのれん減損が示すように海外案件の採算・実行リスクが高い。
  • キャッシュ・財務:短期借入の増加と投資による財務負担、配当に関する不確実性。
  • 事業面:売上が第4Qに偏重する季節性、受注変動・大型案件の採算悪化で業績振幅が大きい。

5. 総括

受注・売上ともに回復基調で短期の成長期待は高いが、M&Aの統合実行と公開買付けに伴う資本構成変化が最大の不確実要因。投資判断は受注残の消化状況と海外事業の採算回復、オーナー変更後の経営方針を確認してからが無難。

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