東証プライム市場

ローツェ(6323)

概況

最終更新日:2026/10/08 15:57
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年3月~8月は半導体向け需要と受注が急増し、売上79,733百万円・営業利益23,096百万円で増収増益。通期見通しと配当を上方修正。

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主力事業

半導体・FPD向け自動搬送装置を中核に展開。グローバル生産拠点で量産体制を強化しAI需要に対応。

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業績

Q2は前年同期比で大幅増収増益。売上797億、営業231億、経常245億、親会社株主純159億を計上。

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注目点

訴訟和解でリスク解消、ベトナム・上海で生産拡大を前倒し。通期予想と期末配当28円を修正。

最新決算の要点

最終更新日:2026/10/08 15:57
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ローツェ株式会社

2027年2月期 第2四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は79,733百万円(約797.33億円)、前年同期比+21.5%で過去最高の増収を達成
  • 営業利益は23,096百万円(約230.96億円)、前年同期比+42.4%と大幅増益(営業利益率29.0%)
  • 受注が過去最高を更新(Q2受注高:785億円、受注残高:1,038億円)、これを受け通期業績予想と配当を上方修正

決算数値概要

  • 売上高: 797.33億円 (前年比 +21.5%)
  • 営業利益: 230.96億円 (前年比 +42.4%)
  • 純利益: 158.39億円 (前年比 +45.7%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 通期業績予想を上方修正:売上高159,021百万円→180,007百万円、営業利益38,112百万円→53,078百万円に増額(発表日:2026/10/08)
  • 期末配当を期初予想の20円から28円へ増配(上方修正)
  • 主要特許訴訟は和解で終局(和解契約の内容は非開示)し、訴訟リスクの整理が完了

好材料(ポジティブ要因)

  • 生成AI需要による半導体設備投資の拡大で主力の半導体関連装置が高水準で推移(売上・受注とも過去最高水準)
  • 受注残高が厚く、下期以降の売上計上余地が大きい(Q2受注高785億、受注残1,038億)ため業績の上振れ余地あり
  • 生産能力拡大を加速(ベトナム・中国での工場増強・前倒し稼働計画)により供給体制を強化

悪材料(ネガティブ要因)

  • 部品調達の長期化や部材コスト上昇のリスク(調達競争の激化)があり、納期・コスト面の不確実性が継続
  • 主要顧客への依存度が高く(上位顧客の売上比率が大きい)、顧客構成リスクが存在
  • 連結子会社(Nanoverse等)の評価・統合作業やのれん償却など一時的費用負担が発生(Q2でのれん償却等の影響を計上)
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長期成長期待

最終更新日:2026/10/08 15:57
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1. 成長期待のポイント

半導体設備投資の急拡大(生成AI・HBM需要)を背景に、受注・受注残が大幅増。2027年2月期は売上高1,800億円(前期比+39.8%)へ上方修正、短中期での高成長継続が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

半導体設備投資の追い風(生成AI・先端メモリ)

  • データセンター向け生成AI普及で高性能チップ需要が拡大し、真空プラットフォーム/ウエハソータ等の需要が増加している。
  • 会社は「先端ロジック・メモリ(HBM含む)」投資増を明確に成長機会と位置付けている。
  • 市場環境を受け、Q2で売上79,733百万円(+21.5%)、半導体関連装置売上67,138百万円(+22.8%)を計上。

受注力とバックログの厚み+生産体制拡大

  • 2026/3–8期の受注高は128,546百万円(前年同期比+255.5%)、受注残高111,485百万円(前年同期比+224.0%)と旺盛。
  • 受注急増に対応するためベトナム新工場の前倒し(稼働2027年Q4想定)や中国での増設・2シフト化など生産能力を増強。
  • 受注→売上への変換余地が大きく、通期業績上方修正(売上180,007百万円、営業利益53,078百万円)を実現。

高付加価値製品ミックスと為替追い風

  • 主力のウエハソータ、N2パージウエハストッカ、EFEMなど高付加価値装置比率が高く粗利向上に寄与。Q2営業利益率は約29%と高水準。
  • Q2の営業利益23,096百万円、経常利益24,538百万円で為替(円安)による為替差益が経常利益押上げに寄与。
  • 主要顧客に偏重(Q2:Applied Materials 21.7%、TSMC 14.6%)だが、大口顧客向けの大量受注も高収益化につながる。

3. 今後3年の業績成長イメージ

FY2027(会社修正値)は売上約1,800億円(前期比+39.8%)・営業利益約530億円。FY2028は生産能力拡大の効果で受注消化が進み、現実的な想定で+15〜25%成長(売上2,070〜2,250億円)。FY2029は市場の正常化を受け+8〜15%成長(売上2,240〜2,590億円)で着地するシナリオが中心。高受注残(約1,115億円)と新工場稼働により上ブレ余地あり。

4. 課題・リスク

  • 部品調達の長期化・価格上昇やサプライチェーン制約は納期とコストに直結し、受注の売上化遅延や粗利圧迫リスク。
  • 顧客集中(大口数社比率が高い)による受注変動リスク。特定顧客の投資抑制は業績に大きく影響。
  • 為替変動(円高)は為替追い風の消失 → 経常益圧迫。
  • Nanoverseなどのグループ技術開発・評価遅延や新拠点の立ち上げ遅延は成長テンポを鈍らせる可能性。

5. 総括

ローツェは生成AI需要を受けた半導体設備投資追い風で受注・バックログが急増、工場増強により今後3年は高成長が見込まれる。供給制約と顧客集中が実行リスクだが、短中期の収益拡大期待は高い。

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