東証スタンダード市場

エーワン精密(6156)

概況

最終更新日:2026/08/10 16:15
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
ai summary icon

総括

2026年6月期は売上1,682百万円(+5.7%)、営業利益235.8百万円で黒字化。半導体向けを中心に受注が回復した年度です。

ai summary icon

主力事業

コレットチャック、切削工具、カムの製造販売。精密小径・多品種少量加工が主力で海外展開も拡大。

ai summary icon

業績

前期の減損影響から回復し営業増益。コレット部門と切削工具の海外販売拡大が利益改善に寄与。

ai summary icon

注目点

タングステン高騰で値上げ実施。投資有価証券増、配当100円を継続。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/10 16:15
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。

株式会社エーワン精密

2026年6月期 通期決算


決算の重要ポイント

  • 通期で黒字転換:当期純利益が2.01億円の黒字(前期は2.21億円の赤字)に回復
  • 営業利益が大幅改善:営業利益2.36億円(前年比+178.6%)、売上増とコスト・構成改善で利益率向上
  • コレットチャックの海外需要増と価格改定によりセグメント利益が拡大(コレット部門の海外売上は前期比約+29.6%)

決算数値概要

  • 売上高: 16.82億円 (前年比 +5.7%)
  • 営業利益(経常利益): 2.36億円 (前年比 +178.6%)
  • 純利益: 2.01億円 (前年比 ― (前期は△2.21億円の赤字))

前回決算からの主なUPDATE

  • 第3四半期時点の通期予想(当時:売上17.00億、営業利益2.98億、当期純利2.20億)に対し、実績は売上・利益とも若干下振れ(売上16.82億、営業2.36億、当期2.01億)
  • 前期の大幅減損(446.6百万円)から今期はほぼ発生せず(34千円)、減損縮小が業績改善に寄与(損益改善の大きな要因)
  • 主要原材料(タングステン等)価格上昇を受け、今年2月にコレットチャックを値上げ。材料高は続くが値上げで単価改善を図る(コレット部門の売上・利益拡大に影響)

好材料(ポジティブ要因)

  • 収益性改善:営業利益率の大幅改善と当期純利益の黒字転換は収益力回復を示唆(営業CFも増加:547百万円の営業CF増)
  • 海外需要の取り込み:コレットチャックの海外売上が拡大(中国・台湾・韓国向けの半導体関連需要増)で分散収益源を強化
  • 安全性・財務基盤:自己資本比率約91%、現金同等物残高は759百万円と潤沢で財務余力がある

悪材料(ネガティブ要因)

  • 原材料価格・供給リスク:タングステン等の調達難・価格高騰が継続すると利益を圧迫する可能性(値上げで調整したがリスクは残る)
  • 競争激化と受注構造:切削工具(市販品)の価格競争や多品種小ロットの受注中心で売上の伸び悩み・収益性の変動リスクあり
  • 投資(別途積立金の取崩)等の財務政策:当期に別途積立金を600百万円取崩しており、これが一時的要因である点に注意(持続的な利益改善かの見極めが必要)
元資料(PDF)を開く

長期成長期待

最終更新日:2026/08/10 16:15
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。

1. 成長期待のポイント

半導体・電子部品向け需要回復と海外(中国・台湾・韓国)での検査/プローブ需要拡大、価格転嫁による利幅改善で、会社計画(2027期売上1,914百万円)を起点に今後3年で年平均約8〜10%成長が見込める。

2. 成長ドライバー別の分析

半導体関連設備・検査部品需要の追い風

  • 会社の主力「コレットチャック」はプローブピン加工や小径加工需要を取り込み、海外売上が大幅増(対前期+29.6%)。
  • 半導体拡張・検査装置投資の継続で高精度部品需要が持続的に期待される。
  • 高付加価値・多品種少量対応が同社の強みで、受注単価・受注量の両面で底上げ可能。

価格転嫁とマージン改善

  • 主要材料(超硬合金=タングステン等)の高騰を受けて2026年2月に価格改定実施、売上単価と粗利率に寄与。
  • 2026年の営業利益率は約14.0%、2027年計画では営業利益340百万円と利幅改善を織り込む水準。
  • 継続的なコスト管理と高付加価値製品比率増で収益性向上の余地あり。

切削工具・別注工具の回復と付加価値拡大

  • 別注工具は形状・納期で差別化し受注増(当期別注+17.2%)、再研磨需要も原材料逼迫で下支え。
  • 過去の設備投資(別注工具向け)により対応力が向上すれば、高マージン案件の獲得が期待できる。
  • ただし、前期に減損(446百万円)を計上したことから採算管理が重要。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社の2027期計画(売上1,914百万円、営業利益340百万円、+13.8%)をベースに、2028〜2029期は半導体投資継続と海外比率拡大を想定して年率約7%前後で成長すると仮定すると、3年後売上は約2,050〜2,200百万円(3年CAGR概ね8〜10%程度)のレンジが現実的。

4.課題・リスク

  • タングステン等原材料の供給不足・価格変動でコスト転嫁が制約されると利益率悪化。
  • 半導体設備投資はサイクル性が強く、世界的な地政学リスク(中東、米中関係等)が需要を急減させる可能性。
  • 切削工具部門の採算悪化再発や過去の減損リスク、設備投資回収遅延が業績を圧迫する恐れ。
  • 海外拡大に伴う為替変動、現地競合激化、物流制約も注意点。

5. 総括

強固な財務基盤と半導体関連の追い風で短中期の増収増益が期待できるが、原材料価格・需要サイクル・採算管理が成長の鍵。投資判断は半導体設備投資の継続性と切削工具部門の採算改善の確認が重要。

元資料(PDF)を開く

開示一覧

203件中 1-20件を表示

©︎Figurout Co., Ltd.