東証プライム市場

タクマ(6013)

概況

最終更新日:2026/08/05 16:16
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

26年度は受注高3330億で過去最高、増収増益を達成。27年度は受注減だが売上進捗で通期は増収増益見通し。

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主力事業

ごみ焼却・バイオマス・下水などのプラントEPCと長期O&Mに強みを持ち、ストック型収益を拡大中。

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業績

売上・純利益は過去最高を連続更新。受注は反動で低下も受注残は厚く、通期は増収増益を見込む。

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注目点

配当108円、自己株買い・M&Aで株主還元と成長投資両立。CO2回収実証など技術投資も推進。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/05 16:16
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株式会社タクマ

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 1Qの受注高が大幅減(約546億円、前年同期比▲61.2%)も、受注残高は依然高水準でストックは強い(受注残:759,312百万円)
  • 売上高・営業利益は受注済み案件の進捗により大幅増収増益(売上高404.52億円、営業利益32.79億円、営業利益率8.1%)
  • 通期予想は据え置き(売上高1,910億円→1,910億円相当の更新なし)、株主還元強化(配当108円予定、自社株取得継続)

決算数値概要

  • 売上高: 404.52億円 (前年比 +32.9%)
  • 営業利益(経常利益): 32.79億円 (前年比 +223.4%)
  • 純利益: 26.31億円 (前年比 +146.0%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 受注動向:前年同期に比べDBOなど大型受注の反動で1Q受注高が大幅減(約546億円、▲61.2%)
  • 収益見通し:受注済みプラントの進捗で1Qは増収増益、通期業績予想(売上高1,910億円、営業利益178億円ベース)は変更なし
  • 資本政策・株主還元:配当計画を増配(通期108円予定)かつ第14次中計で自己株取得3年間合計約180億円を掲げ、四半期中に自己株式取得実施

好材料(ポジティブ要因)

  • 受注残(ストック)が大きく、アフターサービス(長期O&M)による安定的収益基盤がある(受注残:759,312百万円)。将来の売上化余地が大きい。
  • 受注済案件の工事進捗で短期的な収益性が改善。1Qの営業利益率は8.1%と高水準。
  • 資本効率改善と株主還元を重視(配当方針:配当性向50%またはDOE4.0%の高い方、自己株買い計画)で株主価値向上に注力。

悪材料(ネガティブ要因)

  • 受注の「順番(ラグ)」依存が大きく、EPC中心のため受注高は四半期で大きく変動(本四半期は大幅減)。将来業績は受注タイミングに左右されやすい。
  • 海外事業は新設受注が伸び悩み・売上減少が続く可能性(海外売上・利益の縮小)。
  • プロジェクト型ビジネスゆえのキャッシュフローの季節変動(引渡し時期により売上債権と現預金が大きく変動)で運転資金管理が重要。
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/05 16:16
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1. 成長期待のポイント

ごみ焼却プラントの更新需要と長期O&Mストック拡大、受注済みプラントの進捗で2027期は売上+15.3%(約1,656→1,910億円)を計画。中期は脱炭素技術・海外展開・M&Aで経常利益20億円台を目指す成長シナリオ。

2. 成長ドライバー別の分析

ストック型ビジネス(アフターサービス/DBO)の拡大

  • 国内のごみ焼却施設は老朽化が進み、約7割が築20年超で更新・基幹改良の安定需要が継続(更新・改良の年間発注は概ね15–20件)。
  • 長期O&M(DBO等)によるストック収入が増加中で、稼働中の長期O&M施設数は増加傾向。安定的なキャッシュフロー源。
  • アフターサービス強化(運転管理・延命化等)により利益率の底上げとリピート受注の確保が期待される。

EPC(一般廃棄物・バイオマス・下水等)の受注と進捗

  • 2026期はごみ処理プラントの更新案件(DBO中心)やバイオマス新設で受注好調。受注残高は相当高い水準を確保。
  • 受注は年度毎の案件集中で変動が大きいが、受注済みプラントの工事進捗が売上を押し上げる構造(EPCの進捗計上特性)。
  • 中小型バイオマスや下水汚泥焼却発電等も継続的需要が見込まれ、EPCでのシェア維持が業績に直結。

M&A・製品開発・海外展開(競争力強化)

  • 日本汎用ボイラ関連の連結(IHI汎用ボイラ統合)やカンエイメンテナンス取得で製品ライン・O&M体制を強化し、スケールメリットを追求。
  • 省エネ・脱炭素技術(省エネ型CO2回収の実証設備等)やCCUS関連R&Dを進め、将来の付加価値事業化を目指す。
  • 東南アジア(タイ・台湾等)での受注拡大を目指し、現地パートナーシップで年間1–2件の新設受注継続を狙う。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社計画ではFY2026実績 売上約1,656億円 → FY2027予想 約1,910億円(+15.3%)、営業利益約154億→178億円(+15.5%)。今後3年は(1)受注済プラントの工事進捗による売上拡大、(2)DBO/長期O&Mストックの収益化、(3)統合効果・R&D・海外での実績積上げにより段階的に増益へ。政策・案件獲得が想定通りなら営業利益は年平均で数%台〜10%程度の増加シナリオが現実的。

4. 課題・リスク

  • 受注の「件数・規模」依存が高く、年度間で受注変動が大きいため業績のボラティリティが残る。
  • 大型EPCは工事遅延・コスト超過リスクがあり、採算悪化やキャッシュフロー悪化につながる可能性。
  • 海外展開は制度・資金面で不確実性(補助・FIT/FIP変更等)や現地競合が強く、採算化に時間を要する恐れ。
  • M&A・統合の人的・システム面での統合失敗や想定シナジー未達もリスク。政策・資材価格・為替・金利動向も影響。

5. 総括

短期は受注済案件の進捗とO&Mストックで増収増益が見込める。中期は脱炭素技術と海外・M&Aによる成長余地があるが、受注集中と工事リスクによる業績変動に注意が必要。投資は“ストック拡大の実績”と“EPC受注の質・進捗管理”を見極めて判断。

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