HDD用サスペンション撤退で売上は減少。通信(データセンター)向けが伸長し、利益は下支え。通期は回復見通し。
自動車部品と電子通信部品を主軸とする製造業。HDD用サスペンション撤退で通信比率が高まる構成。
Q1は減収減益。アジアの通信関連やデータセンター需要で伸長する一方、HDD撤退の売上・利益剥落が響く。
HDD事業撤退とSUNCALL(Tianjin)清算に伴う連結範囲変更、現金減少と配当予想の修正(年間35円)に留意。
HDD用サスペンション撤退で売上基盤は縮小したが、データセンター向け通信需要と自動車・材料関連製品の増販で、今後3年は売上・利益ともに緩やかな回復〜拡大が期待される。
会社の通期目標(翌期は増収増益)を踏まえたベースケースでは、短期的に売上は回復基調(初年度で約+7%程度)、その後は年率約5%前後の成長が現実的。営業利益は既存事業の高付加価値化と低採算事業整理でマージンがさらに改善し、3年後は営業利益率が15%前後(営業利益9–10億円台)に達するシナリオが想定される。ただし成長は通信関連のトレンド継続に依存。
データセンター向け通信製品の高成長と自動車・材料の安定収益により、HDD撤退のマイナスを吸収して今後3年で緩やかな増収増益が期待される。ただし成長の可否はデータセンター投資継続と主要顧客動向に大きく依存するため、注視が必要。
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