東証グロース市場

JMC(5704)

概況

最終更新日:2026/08/27 17:31
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

25年は固定資産の減損で大幅な当期純損失。26年中間期は営業黒字化・中間純利益で回復途上。

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主力事業

3Dプリンター(HEARTROID)・砂型鋳造・産業用CTの三本柱で試作から量産・検査まで一気通貫提供。

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業績

2025年は営業益103百万円も減損で大幅赤字。2026年上期は売上減少ながら営業益回復、中間純利益25百万円を計上。

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注目点

鋳造の一部で高コスト化が課題となり減損発生。固定資産圧縮と金融機関との調整で流動性確保、提携強化を図る。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/27 17:31
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株式会社JMC

2026年12月期 第2四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比△8.8%の1,309,555千円(約13.10億円)と減収
  • 営業利益は29,439千円(約0.29億円)で黒字化、経常利益34,282千円・中間純利益25,225千円と全体で収益回復
  • 鋳造事業はセグメント損失から黒字化(前年同期:△74,413千円 → 今期:70,972千円)した一方、CT事業は減収減益

決算数値概要

  • 売上高: 13.10億円 (前年比 -8.8%)
  • 営業利益: 0.29億円 (前年同期は営業損失のため比較不可)
  • 純利益: 0.25億円 (前年同期は中間純損失のため比較不可)

前回決算からの主なUPDATE

  • 営業ベースで黒字化を達成(前中間期は営業損失89,236千円→今期営業利益29,439千円)
  • 営業CFの改善と長期借入れ等により現金・現金同等物は564,455千円に増加(前期末425,004千円)
  • 鋳造事業の収益性が改善しセグメント黒字化。ただし売上高は前年同期比で減少(826,069千円 → 826,069千円※参考:通期や前期との比較で動向注視)

好材料(ポジティブ要因)

  • HEARTROIDを中心とした3Dプリンター事業が堅調で、受注・売上が前年同期を上回る(3D事業:329,648千円、セグメント利益91,993千円)
  • 全社で営業・経常・純利益が改善し黒字化。損益構造の改善が確認できる点は評価材料
  • 手元資金の増加と自己資本比率の改善(中間期自己資本比率63.1%)により財務の安定性が向上

悪材料(ネガティブ要因)

  • 通期売上見通しは維持しているものの、中間期の減収(△8.8%)は需要回復の遅れを示唆
  • 鋳造事業では技術難易度の高い案件でコスト超過リスクが過去に発生(2025年度に減損を計上)、再発リスクは依然として注意必要
  • CT事業の売上・利益が減少(売上153,837千円、セグメント利益109,273千円で前年同期比減)し、成長の起爆剤となる大口案件の不在が課題
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/27 17:31
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1. 成長期待のポイント

HEARTROID等3D事業の拡大、CT装置・スキャンサービスの拡充、鋳造事業のコスト最適化とEV/FA向け需要で営業利益改善が期待される。売上は横ばい〜緩増、営業利益は回復・拡大見込み。

2. 成長ドライバー別の分析

3Dプリンター事業(HEARTROID と出力サービス)

  • HEARTROIDが国内外で受注拡大し第4四半期に伸長(決算短信、業績説明資料)。
  • 出力サービスは造形バリエーション拡張と営業力強化で工業向け受注基盤を固めつつある(事業計画資料)。
  • 装置販売・材料分野の拡大で、受託中心から高付加価値販売へポートフォリオ転換を狙う(資料:事業計画、p51–53)。

鋳造事業の採算改善とEV/FA需要

  • EV化・車体軽量化でアルミ・非鉄鋳造需要の中長期拡大が想定(事業計画資料:アルミ使用量の増加等)。
  • 同社は大型鋳造(ギガキャスト等)対応や品質管理強化で量産受注を目指すが、技術習得とコスト適正化が鍵(決算短信:鋳造でのコスト超過が減損要因、p4–6)。
  • 受注ポートフォリオの多角化(FAや産業機器向け)で環境変化吸収を図る(説明資料)。

CT事業とアフターマーケット/協業による拡張

  • 産業用CTスキャンの周知・啓蒙や初回無償スキャンなどで導入推進、検査・選別ニーズ取り込みを継続(中間決算短信)。
  • CT装置販売と受託スキャンの相乗効果により、装置販売が回復すれば高付加価値収益源となる(事業資料p33–39)。
  • アルケリス等との業務提携で販路・技術のシナジー創出を模索(事業計画資料p52–60)。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社想定(2026年)では売上約3,020百万円、営業利益205百万円(営業利益率6.8%:事業計画資料)。基準シナリオ:売上は受注変動と鋳造回復の混在で年率0–5%レンジ、営業利益は採算改善で年率20–30%の上振れが見込める。例:2026営業利益205→2027約260→2028約340百万円(マージン改善とHEARTROID/CTの寄与想定)。上振れはHEARTROIDの海外展開加速と鋳造量産化、下振れは鋳造コスト超過・受注遅延。

4.課題・リスク

  • 鋳造の技術難度による製造コスト超過再発(2025年に減損計上、減損1,319百万円・当期純損失1,263百万円:決算短信p11)。
  • 自動車メーカー等のプロジェクト遅延や受注集中による売上変動リスク。
  • 3D導入の顧客内製化進展やCT装置販売の回復遅延で成長が想定より遅れる可能性。
  • 資金調達・借入返済負担と設備投資の優先順位(中期での追加投資が必要な場合の財務負荷)。

5. 総括

短期は鋳造の採算改善が業績回復のカギ、並行してHEARTROIDとCTの収益化が進めば営業利益拡大が見込める。売上成長は緩やかだが、マージン改善が実現すれば3年で目に見える利益回復が期待される。投資家は「鋳造のコスト適正化進捗」「HEARTROID受注動向」「CT装置/受託の回復」を注視すべき。

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