東証グロース市場

グリッド(5582)

概況

最終更新日:2026/08/14 11:51
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年6月期は売上3,119百万円(+51%)、営業利益459百万円。AI堅調で蓄電所開発が新たな収益柱に。

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主力事業

AI最適化を核に計画作成→システム導入→運用保守を一貫提供。蓄電池開発でソフト×ハード統合。

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業績

AI事業は堅調(+17.9%)、インフラアセットは756百万円へ急拡大。営業利益459百万円、来期は売上4,500百万円予想。

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注目点

顧客リピート率が高くストック売上も増加。蓄電所事業は収益性拡大の鍵だが、案件進捗やコストリスクに注意。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/14 11:51
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。

株式会社グリッド

2026年6月期 通期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高はAI事業の堅調な伸長と蓄電所開発(インフラアセット事業)の本格稼働により前年比+51.2%の大幅増加。
  • 営業利益は計画を上回り459百万円(前年比+7.3%)を確保。先行投資を行いつつ生産性向上で吸収。
  • 事業セグメントを「AI事業」と「インフラアセット事業」の2セグメントへ変更。蓄電所開発が売上の重要な柱に成長。

決算数値概要

  • 売上高: 31.19億円 (前年比 +51.2%)
  • 営業利益: 4.59億円 (前年比 +7.3%)
  • 純利益: 3.45億円 (前年比 +15.7%)

前回決算からの主なUPDATE

  • セグメント区分を単一の「AI事業」から「AI事業/インフラアセット事業」の2セグメントへ変更(蓄電所開発の本格化)。
  • インフラアセット事業の売上が59百万円→756百万円へ急拡大(約12.7倍)。
  • 第4四半期に総額約16億円の複数案件を受注し、期末の受注残高は約11億円(蓄電所案件の受注・開発進捗)。

好材料(ポジティブ要因)

  • 既存顧客との関係が強く、売上リピート率は3期連続で85%以上を維持しており安定的なストック収益基盤がある。
  • AI事業のセグメント利益率が高く(約35.9%)、コア事業の収益性が高水準で維持されている。
  • 蓄電所開発というハード+ソフトの統合ビジネスへ展開し、受注残・パイプライン(開示の管理数値でAI側33.2億円・155件等)により成長の視界がある。

悪材料(ネガティブ要因)

  • 本社移転費用や採用加速等で販管費・外注費が増加し、営業利益率は前年の20.8%→14.7%へ低下(拡大期の投資負荷)。
  • インフラアセット事業は開発・工事リスクや見積り乖離によるプロジェクト収支悪化のリスクがあり、開発経験の蓄積が今後の鍵。
  • キャッシュ面では投資活動での支出が増加(投資CF △320百万円)、現金同等物は期末で約2,849百万円と前年末から減少(△348百万円)。
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/14 11:51
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1. 成長期待のポイント

グリッドはAI最適化(電力・物流・鉄道)と蓄電所開発の二本柱で急成長フェーズ。2026年売上3,119百万円→2027年計画4,500百万円(+44%)、TAM(対象市場)は2025→2030で約62.8%拡大(年率約10.4%)と高成長が見込まれる。

2. 成長ドライバー別の分析

AI事業の既存顧客深耕と領域拡大

  • 電力分野が収益の約6割を占め、需給計画・運用制御等で大型案件の継続受注が想定される(AI事業売上:2026年2,362百万円、2027年計画3,000百万円:+27%)。
  • 高い顧客リピート率(売上ベースで約85〜95%水準)と顧客平均売上の拡大によりストック収益が積み上がる(ストック比率約27%)。
  • 生成AIの導入やReNom Appsでの業務横展開により、アップセル/クロスセルでARPA向上余地が大きい。

インフラアセット事業(蓄電所開発)の立ち上げ拡大

  • 2026年に本格稼働し売上が一挙に拡大(2026年756百万円→2027年計画1,500百万円:+98%)。大型(特別高圧)案件獲得で一件当たり売上が大幅上振れ。
  • AIによる充放電最適化(ReNom CHARGE等)と開発→譲渡→運用支援のワンストップモデルで収益化機会を複数層で確保。
  • 再エネ拡大・需給調整ニーズの高まり(需給ギャップ、需給調整市場や容量市場の成長)が追い風。

技術力・人材・パイプラインの強さ

  • 最適化エンジニアが国内最大級(70名超、エンジニア数:2026年末約93名)で参入障壁を形成。技術と業務知見の融合で差別化。
  • 期初時点の案件パイプライン(数十〜数百件規模、管理値で総額約33.2億円の積み上げ等)により短中期の受注可視性を確保。
  • 量子・スパコン連携やGurobi等パートナーとの協業で計算基盤を強化し、大規模最適化案件に対応可能。

3. 今後3年の業績成長イメージ

2026→2027で会社計画は売上+44%、営業利益+30%(3,119→4,500百万円、459→600百万円)。以降3年間はAI事業のドメイン拡大(送配電・鉄道・空港等)で年20〜30%台のAI売上成長、蓄電所開発は高圧→特別高圧案件獲得で変動は大きいが年率50%前後の成長も期待できる。総じて3年合成イメージは「高成長継続+利益率は事業構成で上下(AI高利回り、蓄電所は初期低下の可能性)」。

4. 課題・リスク

  • 開発・建設プロジェクトの遅延やコスト超過(資材・EPCリスク)で蓄電所の収益性・スケジュールが毀損するリスク。
  • 蓄電所事業の比率上昇で全社利益率が希薄化する可能性(AI事業は高収益だが、インフラは稼働前は投資負担が大きい)。
  • 受注の不確実性(パイプライン→実受注の転換率)、人件費・採用費の先行増加による短期キャッシュ流出(営業CFは2026年にマイナスに転じた点は注視)。
  • 市場環境(電力市場・制度変更、需給調整市場ルール等)や競合の技術革新、資金調達状況の変化も影響。

5. 総括

短期は2027年の大幅増収計画達成が現実的で、AIの高収益性+蓄電所事業のスケールで中期成長シナリオが描ける。ただし蓄電所案件特有の実行リスクと投資先行で利益率変動が生じやすく、受注の確度とプロジェクト管理、キャッシュ推移を投資判断の主要チェックポイントとする。

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