東証グロース市場

Fusic(5256)

概況

最終更新日:2026/08/12 16:38
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年6月期は売上高2,407百万円(+23.3%)で過去最高。ただ成長投資で営業利益79百万円・当期純利益55百万円と減益。

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主力事業

AWSを軸に生成AI・IoTを組合せ、構想から実装・運用、プロダクト提供まで一気通貫で課題解決を行う事業モデル。

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業績

売上は増収、売上総利益は拡大したが販管費増(人員・広告等)で営業益大幅減。投資によるキャッシュ減で翌期の回復を見込む計画。

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注目点

AI‑Native開発への移行、宇宙分野参入、東京支社開設と選択的M&Aが中期成長の鍵となる。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/12 16:38
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株式会社Fusic

2026年6月期 通期決算


決算の重要ポイント

  • 通期売上高は2,407百万円(前期比+23.3%)で過去最高を更新
  • 営業利益は79百万円(前期比△70.8%)と大幅減益、成長投資(生成AI・人材・宇宙等)を先行実行した影響
  • MSP(AWSリセール等)とプロダクトが伸長し、MSP構成比上昇でストック収益基盤が強化

決算数値概要

  • 売上高: 24.07億円 (前年比 +23.3%)
  • 営業利益(経常利益): 0.79億円 (前年比 △70.8%)
  • 純利益: 0.55億円 (前年比 △71.5%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 期初および第3四半期の上方修正をさらに上回る着地で、通期売上高が計画超過・過去最高を達成
  • 生成AI・宇宙・プロダクトに対する重点投資を実行(約3.43億円規模の投資を実施)し、関係会社株式取得等(取得額155,688千円)を実施
  • エンジニア人員を拡大(エンジニア数前年比+15.6%)および東京支社開設によりMSP(AWSリセール等)が大幅伸長

好材料(ポジティブ要因)

  • 売上高が過去最高を更新し、クロステクノロジー・MSP・プロダクト全てが増収で事業基盤が拡大
  • AI-Native開発プロセス移行と人員拡充により、エンジニア一人当たりの生産性を維持しつつ将来のスケールメリットを期待できる点
  • 宇宙分野でのプレゼンス向上(JAXA出向・NTUとのMoU等)やAnthropic等とのリセール連携で新規需要取り込み余地あり

悪材料(ネガティブ要因)

  • 重点投資に伴う販管費増で営業利益・純利益が大幅に圧迫され、短期の収益性低下が顕在化
  • 投資活動によるキャッシュ流出が拡大(投資CF△262,292千円、現金同等物期末620,895千円へ減少)し、資金配分リスクが上昇
  • 当初計画のM&A投資が想定より鈍化(計画1,000百万円に対し実績169.1百万円)しており、外部成長の加速が未達の状況
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/12 16:38
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1. 成長期待のポイント

クラウド(MSP)拡大とAI‑Native生産性向上を軸に、2027年は売上3,233百万円(+34.3%)、営業利益271百万円を見込む。中期目標は2028年に売上50億円・営業利益7.5億円(CAGR目標40%超)。

2. 成長ドライバー別の分析

AI‑Native開発プロセスと人員強化

  • 生成AIツール導入と開発プロセス再設計で実装コスト低減と上流シフトを推進。
  • エンジニア人員は期中で+15.6%増(2026/6期末:96名、従業員146名)、AI活用で一人当たり売上は1,793万円→計画2,100万円へ。
  • 2026年度に約247.9百万円のAI関連投資を実行し生産性改善を先行投資。

MSP/リセール(クラウド再販)とストック収益の拡大

  • MSP売上比率40.7%、2026年は+31.5%増と高成長。東京支社開設でAWSリセールや公共セクター獲得が加速。
  • Anthropic(生成AI)公式リセラーなど商材拡大で顧客接点を増やし、開発案件への転換を狙う。
  • MSPは粗利率が低めだがストック化による収益安定化とクロスセルが期待される。

宇宙領域・プロダクト・M&Aによる非連続成長

  • 宇宙(JAXA出向・Nanyang Tech MoU等)での案件獲得と将来的なクラウド/データ利活用リセールを想定。2028年に開発売上5億円目標。
  • プロダクト(360/sigfy)での顧客拡大により高マージンのストック収益を強化(プロダクト売上比7.8%、粗利率高)。
  • 同業ロールアップM&Aを通じたリソース拡充・顧客基盤獲得を計画(M&A投資枠設定、規律ある評価基準)。

3. 今後3年の業績成長イメージ

2027年計画は売上3,233百万円(+34.3%)、営業利益271百万円(+243%)と投資回収の初期顕在化を織り込む。2028年中期目標は売上50億円、営業利益7.5億円(のれん償却前)で、実現にはAI生産性向上でのエンジニア稼働率改善、MSP拡大とM&Aによる規模化が不可欠。短期は投資先行で利益変動、翌年以降に大幅な利幅回復を目指す。

4. 課題・リスク

  • AWS(および特定ベンダー)依存度が高く、ベンダー戦略変化や価格政策が業績に影響するリスク。
  • 優秀エンジニア確保・育成が成長の制約要因。採用費・人件費増が想定を上回れば利益率圧迫。
  • M&Aの実行・PMI失敗、宇宙分野や新プロダクトの市場化遅延、生成AI技術の競争激化や規制が成長シナリオを狂わせる可能性。

5. 総括

AI活用での生産性向上+MSPのストック拡大が実現すれば、今後3年で売上大幅成長と営業利益率の復元が期待できる。一方、AWS依存と人材・M&Aの実行精度が成功の鍵。

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