東証グロース市場

unerry(5034)

概況

最終更新日:2026/08/13 16:45
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年6月期は売上4,879百万円、営業益424百万円で増収増益。子会社化で連結化し成長投資を強化。

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主力事業

Beacon Bankを軸に人流・位置情報データを収集・解析し、分析・広告・One to One等のSaaS型サービスを提供。

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業績

売上4,879百万円、営業424百万円、純利益330百万円。リカーリング比約90%、NRRは120%と高水準。

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注目点

2026年5月にブログウォッチャーを子会社化、借入750百万円を実行。合併検討とワールドモデル構想が今後の鍵。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/13 16:45
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株式会社unerry

2026年6月期 通期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は過去最高の約48.8億円(前年比+31.0%)と高い成長を継続
  • リカーリング売上比率が約90.5%、NRR(ネットレベニューリテンション)120%と顧客維持・拡大が強い収益基盤を確認
  • 2026年5月に株式会社ブログウォッチャーを子会社化(買収対価約4.34億円)し、のれん計上(のれん約4.97億円)・借入(750百万円)を実行。今後ののれん償却等が業績に影響する可能性

決算数値概要

  • 売上高: 48.80億円 (前年比 +31.0%)
  • 営業利益: 4.25億円 (前年比 +36.1%)
  • 純利益: 3.30億円 (前年比 △0.5%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 連結決算への移行(2026年6月期より連結財務諸表を作成)およびブログウォッチャーの完全子会社化(取得日:2026年5月1日)を実行
  • ブログウォッチャー買収の資金として三井住友銀行から750百万円の借入を実行(借入実行日:2026年5月1日)
  • 「Beacon Bank for OOH」の提供開始やソニーマーケティング等との連携、自治体向け大型案件(愛知県データ活用事業)など事業・アライアンスを拡充

好材料(ポジティブ要因)

  • 高いリカーリング比率(約90.5%)とNRR120%:既存顧客からの継続・アップセルが強く、安定成長の源泉となる
  • 売上高・営業利益ともに拡大(売上+31%、営業利益+36%)で収益性も改善傾向にある点
  • ブログウォッチャー買収により位置情報データや顧客基盤が強化され、プロダクト・データ連携で事業拡大の多様な機会が期待できる

悪材料(ネガティブ要因)

  • 直接粗利率の低下により売上総利益率が37.4%へ低下(案件構成や外部リソース活用増加が主因)。サービス構成次第で利益率変動リスクあり
  • のれん(約4.97億円)計上と750百万円の借入による財務負担増:今後ののれん償却・利息負担・借入返済が利益とキャッシュに影響する可能性
  • 投資活動による大きなキャッシュアウト(投資CF △599百万円、うち買収支出約434百万円)で短期的な投資負担が増加している点
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/13 16:45
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1. 成長期待のポイント

連結売上は2026年4,879百万円、2027年計画8,000百万円(+63.9%)。5年売上CAGRは約+44%、NRR120%、リカーリング比率約90%と高いストック性を持ち、M&A(ブログウォッチャー)で2027–28年に大幅成長が見込まれる。

2. 成長ドライバー別の分析

リカーリング顧客基盤の拡大とNRRの高さ

  • リカーリング顧客数176社、リカーリング売上比率約90%、NRR120%と顧客単価の継続的上昇が確認されている。
  • 顧客単価(ARPC)は約25,090千円(連結ベース)で、クロスセル・アップセルで更なる拡大余地あり。
  • スタンダードな1年契約モデルやSaaS型サービスにより解約率低く、売上の安定化が期待できる。

M&A・グループ拡大戦略(ブログウォッチャー)とシナジー

  • 2026/5にブログウォッチャーを子会社化。2027予想に同社売上1,500百万円分を織り込む(連結8,000百万円の内訳)。
  • のれん(約497百万円)計上で短期的には償却負担あるが、データ・顧客接点の相互活用で中長期の売上拡大とコスト効率化が期待。
  • 統合による技術・データ結合で製品幅(分析・行動変容・One to One)が強化され、大型案件獲得力向上。

市場トレンド:リアル世界データ×AIの追い風

  • 既存の関連市場は中長期で大幅成長想定(資料内でリテールテックやリテールメディア等の拡大を提示)。企業のAI導入において「リアル世界データ」が差別化要因に。
  • unerryは10億超IDのデータ引力と独自ビーコンネットワークを保有し、ワールドモデル(Data+AI)構築で高付加価値サービス提供が可能。
  • 政府・自治体案件や交通・観光領域でも需要拡大が見込まれ、スマートシティ領域への展開余地も大きい。

3. 今後3年の業績成長イメージ

ベースケース:2027年連結売上8,000百万円、営業利益556百万円を見込み、2028年にunerry単体で100億円(10,000百万円)を目指す計画。直近実績(2026)からの2年間で高成長フェーズを想定し、2027–2029の3年間で年平均売上成長率は概ね30%台半ば〜後半のレンジになる可能性が高い。M&A統合効果とワールドモデルの商用化が進めば更なる上振れが期待できる。

4. 課題・リスク

  • 統合リスク:ブログウォッチャーのPMIが不十分だと、期待されるシナジーやコスト削減効果が出ない可能性。のれん償却が利益を圧迫。
  • マージン圧迫:外部リソース活用の増加等で直接粗利率が低下する兆候があるため、粗利改善が必要。
  • 財務リスク:買収資金確保のための借入(例:750百万円規模)の増加は金利負担と返済リスクを伴う。
  • 規制・プライバシー:位置情報・行動データ管理の法規制やユーザー同意の変更でデータ供給・利用が制約されるリスク。
  • 競合・代替:大手プラットフォーマーや他データ事業者との競争激化により価格・シェアが影響を受ける可能性。

5. 総括

高いリカーリング性(NRR120%、リカーリング比約90%)と過去の高成長(売上5年CAGR約44%)を背景に、M&Aによるデータ・顧客基盤強化で2027–28年に大幅成長が期待される。ただし統合の実行力、粗利改善、借入負担管理が中期パフォーマンスの鍵となる。

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