東証プライム市場

ニチレキグループ(5011)

概況

最終更新日:2026/08/07 15:33
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

売上高は前年同期比増、営業黒字転換。原料高や円安に注視しつつ、つくばビッグシップ等へ投資加速。

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主力事業

アスファルト応用製品と道路舗装の一貫提供。R&D・DXで高付加価値製品と物流最適化を推進。

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業績

2026年度通期は売上758.5億円・営業利益59.2億円。Q1は増収・黒字化だが原材料高とキャッシュ減少に注意。

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注目点

つくばビッグシップ稼働(2027年度予定)による生産強化と、原油・為替変動が業績の主要リスク。配当は85円予想。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/07 15:33
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ニチレキグループ株式会社

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比+3.8%の142.25億円と増収を確保
  • 営業利益は1.43億円の黒字転換(前年同期は営業損失△3.17億円)で採算改善を確認
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益は2.41億円と大幅増益、通期見通しは据え置き(修正なし)

決算数値概要

  • 売上高: 142.25億円 (前年比 +3.8%)
  • 営業利益(経常利益): 1.43億円 (前年同期:△3.17億円 → 今期:+1.43億円)
  • 純利益: 2.41億円 (前年比 — ; 前年同期:0.03億円)

前回決算からの主なUPDATE

  • 第1四半期で営業損失から黒字へ転換し、製品セグメント中心に利益改善を確認
  • 通期業績予想(売上800億円、営業利益60億円等)は今回発表分で修正なし(従来見通し維持)
  • 資産面では現金・預金が減少(▲55.06億円相当の減少)し、受取手形・売掛金も減少。負債総額も減少し財務構造に変化

好材料(ポジティブ要因)

  • アスファルト応用加工製品事業が堅調:売上58.01億円相当(57.01億円/百万円換算)でセグメント利益大幅改善(セグメント利益8.19億円)
  • 黒字転換の早期達成により、価格転嫁やコスト管理の効果が実証されつつある点は投資家心理に好影響
  • 中期経営計画「のびやか2030」に基づく設備投資(つくばビッグシップ等)は長期的な高付加価値製品拡大・物流効率化を支援

悪材料(ネガティブ要因)

  • 原油価格・為替の変動リスク:原材料(アスファルト等)価格急騰が業績下押し要因となる可能性(公表前提ではドバイ原油100$/bbl等の想定)
  • 流動性の減少:現金及び預金の期中減少(約55.06億円)などで短期的な手元資金が減少しており、投資と配当のバランスに注意が必要
  • 道路舗装事業は売上は横ばいながらセグメント損失が依然残っており、地域別の発注変動や原材料高が収益性改善の足かせになる可能性がある
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/07 15:33
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1. 成長期待のポイント

ニチレキは公共投資の底堅さと高付加価値アスファルト製品拡販、2027年稼働予定の「つくばビッグシップ」による生産・物流強化で今後3年は増収・収益改善が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

高付加価値アスファルト製品の拡販

  • 長寿命化・環境配慮型製品(低炭素・リサイクル製品)を拡充し、単価・利幅の改善を狙う。
  • Q1でアスファルト応用加工製品の売上が前年同期比+8.4%、セグメント利益大幅増と収益ドライバー性を示唆。
  • 原材料高を価格転嫁しつつ、設計・受注強化で市場定着を図る。

つくばビッグシップ(生産・物流基地)による供給力強化

  • 2027年稼働を目指す大型拠点で生産のDX・自動化を推進し生産能力と品質を向上。
  • 物流最適化で首都圏工事対応力を強化、納期・コスト競争力向上に寄与。
  • 稼働初期の減価償却負担はあるが、中長期で収益力向上を見込む。

公共投資・国土強靭化需要の追い風

  • 防災・減災、国土強靭化関連の公共投資は底堅く推移し、道路舗装需要の下支え要因。
  • 受注活動と工法提案により道路舗装事業の着実な収益化を目指す。
  • ただし一部地域での発注先送りなど需給のタイミングリスクはある。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社の中期計画では2030年売上860億円目標(2025年比113%、5年CAGR約2.5%)とし、EBITDAは867.4億→1,130億相当(5年CAGR約5.6%)を掲げる。直近の業績計画では2027年度売上80,000百万円(+5.5%)を想定し、以降は「つくばビッグシップ」稼働と高付加価値製品拡大により年率約3〜4%の緩やかな売上拡大、EBITDAは年率4〜6%程度の改善を見込むシナリオが現実的。

4. 課題・リスク

(1)原材料(アスファルト原料・石油)価格と為替変動:中東情勢で原油高騰リスクあり。計画は原油100$/bbl(2026)→65$/bbl(以降)、為替160円を前提としており変動は業績に直結。
(2)設備投資の初期負担:つくば稼働による減価償却増で短期的にROE改善が鈍る可能性。稼働遅延や想定未達は業績圧迫要因。
(3)受注タイミング・地域偏在:一部地域で発注見合わせ事例があり、工事受注の偏りや遅延が売上先送りにつながる。
(4)流動性・在庫管理:Q1で現金減少・売掛減少が確認され、資金・債権管理の継続的な注意が必要。

5. 総括

ニチレキは公共投資の追い風と高付加価値製品+つくば拠点の稼働で今後3年は増収・収益改善が期待されるが、原材料価格・為替と設備投資の初期負担、受注タイミングが成長実現の分岐点となる。

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