東証グロース市場

ティムス(4891)

概況

最終更新日:2026/08/14 17:37
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年中間期は研究開発投資継続で営業損失393百万円、現金約24.6億円を保有し開発は順調。

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主力事業

SMTP系列を基盤にTMS-007やTMS-008等を臨床展開。導出先と連携しマイルストーン・ロイヤリティ獲得を目指す。

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業績

売上なし、研究投資が主。中間期は営業損失約3.92億円、現預金約24.6億円を確保。

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注目点

CORXELの大型資金調達とORION試験の順調な進捗、TMS-008のPMDA対面助言予定が主要材料。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/14 17:37
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株式会社ティムス

2026年12月期 第2四半期決算


決算の重要ポイント

  • 2026年上半期は研究開発中心で営業損失が継続:営業損失は約▲3.92億円、当期純損失は約▲3.94億円を計上
  • 主要パイプラインの進捗:TMS-007(JX10)のグローバルPh2/3(ORION)で被験者登録が順調、国内投与も開始;TMS-008は前期Ph1を終了しPh2a開始準備を進行中
  • 資金状況:期末現金及び預金は約24.59億円(期初比で約▲3.22億円減)、下期の開発投資に向け資金管理が重要に

決算数値概要

  • 売上高: 0.00億円 (前年比 比較対象期間が異なるため記載なし)
  • 営業利益(経常利益): △3.92億円 (営業損失 392,262千円、前年比 比較対象期間が異なるため記載なし)
  • 純利益: △3.94億円 (中間純損失 393,538千円、前年比 比較対象期間が異なるため記載なし)

前回決算からの主なUPDATE

  • ORION(TMS-007/JX10)のPart1(Ph2)組入が順調に進行し、2026年中にPart1組入完了見込み(当社想定)
  • TMS-008についてPMDAとの対面助言実施が決定、前期Ph1の結果を基にPh2aの治験計画届提出準備を推進
  • 期中の資金動向:現金預金は期末で約24.59億円に減少。期中に新株予約権行使による収入(約17.84百万円)等の動きあり

好材料(ポジティブ要因)

  • TMS-007のグローバルPh2/3(ORION)進行中:世界20か国・多数施設で進む大型試験に参加しており、成功時の商業・ロイヤリティ機会が大きい
  • TMS-008はPh1完了で安全性・忍容性確認済み、Ph2a開始へ向けPMDAと事前協議済で臨床開発の次段階に入る準備が整っている
  • CORXEL(導出先)の資金調達や開発体制の強化は、TMS-007等の開発加速に寄与する外部環境(パートナー動向の追い風)

悪材料(ネガティブ要因)

  • 収益源が無く継続的な研究開発投資による赤字が続く点:上半期で営業キャッシュフロー▲3.39億円(営業活動によるキャッシュ・フロー)を計上
  • 今後の開発費見込みが大きい(通期で研究開発:6~9億円、販管費:3~4億円想定)ため、追加の資金調達リスク・希薄化リスクが存在
  • 主要パイプラインは外部パートナー(CORXEL)依存の部分が大きく、マイルストーン収入やロイヤリティ発生のタイミング・金額が不確定で業績の不安定要因
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/14 17:37
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1. 成長期待のポイント

TMSはTMS-007(急性期脳梗塞)のグローバルPh2/3(ORION)進捗と、TMS-008のPh2a着手による臨床マイルストーンが短中期の価値創出源。市場ポテンシャルはt-PA市場約21億米ドル等で大きい。

2. 成長ドライバー別の分析

グローバルPh2/3(ORION)でのTMS-007進捗

  • ORIONは合計740例(Part1=240例)を想定するPh2/3試験。Part1の早期完了と良好な結果は価値転換点。
  • 国内での日本コホート参加により日本での上市可能性と国内販売権の直接収益化期待。
  • 既往のPh2aでmRS 0-1で有意差、出血リスク低下が示唆されており、成功確率が比較的高ければ高額マイルストーン/ロイヤリティが期待。

TMS-008:急性腎障害(AKI)等でのPh2a開始

  • Ph1は安全性確認済み。2026年中にPh2a開始予定、術後AKIは未承認薬領域で大きな未充足ニーズ。
  • AKIやがん悪液質など複数適応の可能性があり、成功時の市場拡大余地が大きい(がん悪液質市場推計は数十億ドルレンジ)。
  • 成功すると製剤化・保険適用で中期的に収益化可能、TMS-007と並ぶ価値ドライバーに。

パートナーシップ・資金・パイプライン拡充

  • TMS-007は国外での権利をパートナー(CORXEL等)へ出し、日本での開発販売権を保有。提携によるマイルストーン/ロイヤルティ期待。
  • CORXEL側の大型資金調達(数億ドル規模)は開発推進を後押しし、パイプライン継続性のリスク低下に寄与。
  • 自社でのsEH阻害剤群拡充(AI探索・特許出願済)により長期的なオプション価値を確保。

3. 今後3年の業績成長イメージ

短期(1〜2年)は臨床費用中心で売上ほぼゼロ、営業損失が続く見込み。中期(2〜3年)にORIONのPart1完了・トップライン(想定:2027年前後)やTMS-008のPh2a進展が得られれば、パートナーからのマイルストーン収入や将来の導出・ロイヤリティ見込みが生じ得る。ただし実際の収益化は治験成功と意思決定次第で、業績は断続的かつイベントドリブン。

4. 課題・リスク

  • 臨床リスク:ORIONやTMS-008の試験結果が期待を下回れば評価急落。
  • 提携依存:主要収益はパートナーの開発計画と資金確保に左右される。
  • 資金繰り:2026年6月末の現金約24.6億円に対し、年度想定費用900〜1,300百万円で中期的に追加調達必要性。
  • 競合・市場リスク:同領域での他社承認(例:アルドステロン阻害など)や市場採用の不確実性。

5. 総括

臨床進捗(ORIONのPart1結果、TMS-008のPh2a)が短中期の最大の価値トリガー。投資はイベントドリブンでリターンは大きいが、臨床・資金面のリスクを織り込んだ慎重な評価が必要。

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