東証グロース市場

Defconsulting(4833)

概況

最終更新日:2026/08/14 17:49
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

FY27第1四半期はコンサル売上増で粗利改善、単月黒字化の兆し。一方ETH評価損で経常損失が拡大し費用管理が課題。

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主力事業

コンサルの採用拡大で稼働型収益を伸ばし、ETHトレジャリーでインカムと資産価値の両面を狙う事業構成。

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業績

1Q売上+22%、コンサルGPは黒転。営業損失▲148百万円、経常はETH評価損で▲515百万円の大幅赤字。

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注目点

ETH価格が経常業績に大きく影響。公共セクター受注や非上場M&Aファネル開示で事業多角化を図る方針が重要材料。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/14 17:49
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株式会社Def consulting

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • コンサル事業が増収(+28.5%)かつ単四半期で売上総利益が黒字化(売上総利益率 +1.3%)し、本業の収益構造改善の兆しが見えた
  • 全社の営業損失は前年同期比で拡大(営業損失 ▲1.48億円、前年同期 ▲1.31億円)し、DAT損失と全社費用増が主因
  • 保有ETHの時価変動により営業外で大幅な評価損を計上し経常損失が拡大(経常損失 ▲5.15億円、四半期純損失 ▲5.11億円)が発生。ただしDATの運用収益源(ステーキング・オプション)は機能している局面である

決算数値概要

  • 売上高: 2.25億円 (前年比 +22.4%)
  • 営業利益(経常利益): ▲1.48億円 (前年比 △13.0%)
  • 純利益: ▲5.11億円 (前年比 △252.8%)

前回決算からの主なUPDATE

  • コンサル在籍数が拡大し第1四半期末で219名(3月末比 +37名)、四半期入社47名は過去最大の採用規模
  • 公共セクターの入札でプライム参画の受注を2件獲得し、既にデリバリーを開始(売上計上は四半期以降を検討)
  • デジタル資産トレジャリー(DAT)運用の高度化が進行中だが、アクティブ運用資産の時価評価損を計上(四半期の営業外評価損が業績に大きく影響)

好材料(ポジティブ要因)

  • コンサル事業の収益性改善:単四半期で売上総利益率がプラス転換(▲6.6% → +1.3%)し、単月黒字化の見込みが現実味を帯びる
  • 公共セクターでのプライム受注実績(2件)により、単価改善・稼働平準化が期待できる点
  • 財務基盤の堅牢性:自己資本比率が高く(Q1時点 約91.6%)、手元流動性を確保しており、ETH保有による資産的余地も存在

悪材料(ネガティブ要因)

  • 保有ETHの時価下落による評価損が営業外で大きく発生し、経常損失・純損失が拡大(四半期で▲3.56〜▲3.68億円規模の評価損計上)
  • 全社費用の増加が想定を上回り(株主管理費、公共入札関連の初期費用、DAT体制整備等)、営業損失圧迫要因となっている
  • 稼働率の季節的低下と大量採用による未稼働コスト(1Q平均稼働率 85.5%)が短期的に粗利を圧迫している点
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/14 17:49
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1. 成長期待のポイント

コンサル事業の人員増・稼働率回復で短中期の売上粗利拡大が見込める一方、デジタル資産(ETH)運用はインカム+評価益で上振れ余地大。事業計画はFY27売上13〜16億、FY28 20〜25億、FY30目標50億(社公表)。国内コンサル市場の想定CAGRは約12%。

2. 成長ドライバー別の分析

人的資本増強と稼働率回復(コンサル事業)

  • 在籍HC 182名→期中200〜230名を想定し、採用→育成→稼働化(平均約2カ月)で売上を拡大。
  • 期末稼働率は高水準(目標89〜92%、期末実績97%)で、未稼働コストの消化により粗利率改善が加速。
  • 上流シフト(PMO・要件定義等)と公共セクター受注で単価プレミアム獲得を狙う。

公共セクター参入・商流上流化による単価改善

  • 公共案件でプライム参画実績を取得(入札受注2件、デリバリー開始)し、継続・高単価案件を積み上げる。
  • プライム参画は商流短縮でマージン改善に直結。公共は複年度契約で稼働の平準化効果もある。
  • パートナー連携(大手ファーム/SI)で大型案件の下流→上流ポジションを強化。

デジタル資産トレジャリー(ETH保有+運用高度化)

  • FY26末保有約4,976 ETH(Q1時点5,281枚に増加)。ステーキング年利3.5〜4.5%+オプション収益が安定収入源。
  • 運用基盤を海外大手プラットフォーム等と連携し、年利向上やオプション戦術でDAT収益の拡大を図る。
  • ただしETH時価は業績に強く連動(想定レンジ40〜80万円/ETHで経常は大きく変動)する点は外生リスク。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社計画に沿えばFY27売上13〜16億、FY28 20〜25億、FY29 30〜40億へ拡大しFY30で50億を目標とする。コンサル本業の粗利改善(稼働率90%台・単価上昇)を主軸に、DATのインカム収益と評価益(市況次第)で上振れ。目安として中期CAGRは公表の約56%(FY26→FY30)だが、短期は採用稼働化の進捗とETH市況で変動。

4. 課題・リスク

  • ETH価格変動リスク:評価損益が経常に大きく影響(下方シナリオで経常悪化の可能性)。流動性・規制リスクも懸念。
  • 人材関連:急拡大フェーズでオンボーディング負荷・退職率上昇のリスク。採用停止や稼働化遅延は利益化を鈍らせる。
  • コスト管理:第1四半期で全社費用が想定超過。販管費管理と投資回収のタイミングが重要。
  • M&A実行・PMIリスク:非上場M&Aは分散効果が期待できるが、初号案件のPMI失敗は資本効率を損なう。

5. 総括

短期はコンサル事業の稼働化が鍵で、達成できれば売上・粗利は着実に拡大。DATは定常的なインカム+評価益の上振れを提供するが、ETH市況に左右されるため本業の黒字化(FY27期中単月黒字→FY28通期黒字)が実現するかが投資判断の分岐点となる。

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