東証プライム市場

ACCESS(4813)

概況

最終更新日:2026/09/11 16:00
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

当中間期はネットワーク大型案件で売上増、営業損失は▲7.79億円へ縮小。通期は黒字化を見込む。

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主力事業

IoTのプロフェッショナルサービス、組込みWeb(NetFront)及びOcNOSを中心としたネットワーク(Whitebox)を三本柱で展開。

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業績

上期は増収で損失縮小。通期予想は売上230億、営業利益8億で黒字化を見込み、改善トレンドだが不確実性残る。

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注目点

東証の特別注意銘柄指定下で内部管理体制の審査継続中。Evollabs向け大型案件の収益認識時期と資金繰りに注目。

最新決算の要点

最終更新日:2026/09/11 16:00
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株式会社ACCESS

2027年1月期 第2四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比+16.8%の105.78億円と増収(ネットワーク事業の前年受注大型案件が寄与)
  • 営業損失は▲7.79億円と前年同期(▲19.89億円)から改善したものの、当初見通しより赤字が拡大(一部案件の費用保守見積や収益の期ずれが影響)
  • 東京証券取引所による「特別注意銘柄」指定中で、2026年8月に内部管理体制確認書を提出、現在審査中(解除の可否が事業・株価に重要)

決算数値概要

  • 売上高: 105.78億円 (前年比 +16.8%)
  • 営業利益(経常利益): ▲7.79億円 (前年比 改善 +60.8%)
  • 純利益: ▲5.88億円 (前年比 改善 +78.4%)

前回決算からの主なUPDATE

  • ネットワーク事業の前年受注大型案件(Evollabs向けを含む)が売上押上げに寄与し、中間期で増収に転じた。
  • 一方でIoT側の一部案件で保守的な費用見積計上や、ネットワーク側の収益認識時期の期ずれが発生し、当初想定より赤字幅が残存。
  • 内部管理体制確認書を2026年8月に東証へ提出し審査中(特別注意銘柄指定の継続リスクと並行して運用の定着を図る段階)。

好材料(ポジティブ要因)

  • Evollabsとの総額7000万米ドルの大型契約などネットワーク分野で大口受注があり、27.1期以降の売上・収益に寄与する見込み(収益認識は期分散)。
  • IoTのプロフェッショナルサービスは基盤が拡大中で、台湾事業のコスト効率化も進みつつある。
  • 会社は通期予想で黒字回復(通期売上230億円、営業利益8億円)を維持しており、中長期での収益化シナリオを提示。

悪材料(ネガティブ要因)

  • 継続的な赤字計上と資金水準の低下(過年度からの累積損失)があり、今後のキャッシュ・フローや資金調達の必要性が残る。
  • 特別注意銘柄指定下で東証の審査結果次第では上場維持リスクや投資家信頼の低下につながる可能性。
  • 一部案件の保守的見積や収益認識の期ずれが繰り返されると、業績の予見性が低下し評価が不安定化するリスク。
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長期成長期待

最終更新日:2026/09/11 16:00
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1. 成長期待のポイント

ネットワーク事業(OcNOS/Whitebox)を軸に、Evollabs社との総額70百万USDの大型契約の収益認識が2027〜28年に分配される想定で、2027年は売上23,000百万円(+19.7%)・営業利益800百万円の黒字化を見込む。案件パイプラインは前年同期比+20%の拡大。

2. 成長ドライバー別の分析

ネットワーク事業:大型契約とWhitebox市場拡大

  • Evollabs Tech FZ-LLCとの総額70百万USD契約は主に2027〜2028年度に収益認識予定で、2027年のネットワーク売上計画は13,000百万円(前期比+53.1%)。
  • パイプラインは大口案件含め拡大中(資料では2025年12月時点で約320百万USD、前年同時期比+20%)。
  • H1ではネットワーク売上5,745百万円で損失幅が縮小(セグメント損失▲589百万円→改善傾向)、スケール効果で利益率改善が期待。

IoT事業:プロフェッショナルサービスの安定成長

  • IoTプロフェッショナルサービスは継続的に成長しており、顧客基盤も拡大中。直近期は大型案件の反動でFY2027は売上減想定(7,650百万円、▲9.7%)だが基礎需要は堅調。
  • H1売上3,859百万円。一部案件で保守的に費用見積り計上しているため短期的には利益圧迫の可能性。
  • ハード提供やソリューション拡張で中期的なARPA向上余地あり。

Webプラットフォーム事業:安定したキャッシュ創出と成長余地

  • 組込みブラウザ(NetFront)を基盤にTV・車載向けコンテンツ配信プラットフォーム育成。FY2027売上計画2,350百万円(+4.1%)、セグメント利益は小幅黒字想定。
  • 欧州拠点でのコスト削減効果により収益性が改善済み。車載向け拡大は収益化に時間を要するが中長期では貢献期待。
  • 比較的低リスクでの安定収益源として全社の下支えに寄与。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社計画ではFY2026売上19,215百万円→FY2027売上23,000百万円(+19.7%)で黒字転換(営業利益800百万円)。大型契約の収益認識が2027〜2028年にかけて続くため、2028年もネットワーク主導の高成長期が想定される。短期的に業績は案件認識タイミングで変動しやすいが、パイプライン拡大とOcNOSの採用拡大が順調なら3年で二桁%台の年平均成長(概ね15〜25%レンジ想定)のシナリオが現実味を帯びる。

4.課題・リスク

  • 過去の不適切会計問題により特別注意銘柄指定中で、東京証券取引所による内部管理体制審査の結果次第で市場評価や上場維持に影響。
  • 大型案件への収益認識タイミング依存度が高く、期ずれや顧客側の遅延で業績が大きくブレるリスク。
  • 収益の特定大口顧客集中、研究開発投資や内部統制改善費用による短期的な利益圧迫、資金繰り・キャッシュ残高の低下が継続する場合は追加資金調達の必要性が生じ得る。
  • 地政学・為替や海外拠点(台湾など)の回復遅延も業績に影響。

5. 総括

OcNOSを核とするネットワーク事業の大型契約とパイプラインの拡大が実現すれば、今後3年で高い成長・黒字化期待が強い。一方、ガバナンス改善状況、収益認識のタイミング、資金面の脆弱性が投資判断の主要リスクとなるため、TSE審査結果・Evollabs案件の進捗・四半期ベースのキャッシュ推移を注視する投資が適切。

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