東証スタンダード市場

IC(4769)

概況

最終更新日:2026/08/07 17:46
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

第3四半期累計は売上増で営業・経常は増益も、退職給付の特別益剥落で親会社株主純利益は減少。

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主力事業

ソフトウェア開発とシステム運用を中核に、企画提案型ソリューションと新規ITサービスを創出中。

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業績

売上高は微増、営業利益は増。のれん償却・減損で特別損失計上、純利益は前年下回る。

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注目点

中期計画「Growing Beyond 2028」で次世代サービスや人材投資を継続。投資有価証券売却で特益見込み、期末配当40円予定。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/07 17:46
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株式会社IC

2026年9月期 第3四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比+4.1%で78.31億円、主力のITソリューションが堅調に推移(決算短信 p.6)。
  • 営業利益は前年同期比+17.3%で6.42億円と増益、一方で当期純利益は特別利益の剥落等により前年同期比△14.6%の4.38億円(p.1、p.8)。
  • 四半期に減損損失(約5,395万円)を計上、さらに期後に保有上場株式の一部売却を決議(見込み売却益162百万円、重要な後発事象 p.9–10)。

決算数値概要

  • 売上高: 78.31億円 (前年比 +4.1%)
  • 営業利益: 6.42億円 (前年比 +17.3%)
  • 純利益: 4.38億円 (前年比 △14.6%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 第2四半期(2026/3末)からの増分:四半期実績(2026/4-6月)で売上+25.26億円、営業利益+0.99億円、純利益+0.80億円を積み上げ(中間→第3四半期累計差分、p.4/p.6)。
  • 第3四半期に減損損失53,953千円を計上(特別損失、p.8)。
  • 期後(2026/7/28取締役会)に投資有価証券の一部売却を決議、売却益見込み162百万円で財務基盤強化を図る予定(重要な後発事象 p.9)。

好材料(ポジティブ要因)

  • ITソリューション事業が堅調で、ソフトウェア開発・システム運用ともに売上成長が継続(セグメント内訳 p.8,p.10)。
  • 営業利益率の改善(営業利益の増加率が売上増を上回る)により本業の収益力が向上(p.1,p.6)。
  • 中計「Growing Beyond 2028」に基づく戦略投資(マーケティング、人材育成、新サービス開発)で将来的な高付加価値化を推進(開示文 p.2–3)。

悪材料(ネガティブ要因)

  • 当期純利益は前年の退職給付制度改定益剥落の影響で減益(特殊要因による変動が大きい、p.6,p.8)。
  • 第3四半期に減損損失を計上しており、資産評価や事業採算の見直しリスクが示唆される(特別損失 p.8)。
  • 通期業績予想は修正なしだが、通期予想の親会社株主に帰属する当期純利益見通し379百万円は第3四半期累計(438百万円)を下回る数値であり、下期における利益変動・非継続要因への注意が必要(通期予想 p.1,p.3)。
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/07 17:46
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1. 成長期待のポイント

国内DX・クラウド需要の追い風と「Growing Beyond 2028」に基づく高付加価値化・商品化(iDEP、セルフビアタップ、新チケット等)とM&Aで、今後3年は緩やかな増収(年率4〜8%目安)、好材料で上振れ余地あり。

2. 成長ドライバー別の分析

DX需要拡大(市場追い風)

  • 労働力不足や生成AI導入で企業のDX投資が継続拡大。会社業績は基幹刷新や上流コンサル需要の高まりと連動。
  • 会社予想では2026期売上10,558百万円(前年比+4.2%)。第3四半期累計で売上7,831百万円(+4.1%)と実需は堅調。
  • 一般的調査では国内DX/クラウド等は二桁成長とされるケースが多く、同社にも追い風(需給拡大で高付加価値案件獲得余地)。

企画提案型ソリューションと商品化(差別化)

  • 上流工程からのコンサル→実装まで一貫提案を強化し、付加価値の高い案件獲得を図る(中期方針の中核)。
  • 次世代サービスの事業化(体験型セルフビアタップ、チケットシステム、iDEPのJFA/Jリーグ連携)で新収益源創出を狙う。
  • 2025年に子会社(株式会社日本画像配信)取得:取得対価257,482千円、のれん198,673千円(10.5年償却)で開発・人員リソースを拡充。

財務基盤と資本施策の余地

  • 現金及び預金は約3,784百万円(2026年6月30日)、自己資本比率76.4%(Q3)と財務余力は良好。
  • 投資有価証券の一部売却(経営資源配分、利益想定162百万円)で財務強化と成長投資の原資確保を計画。
  • 安定配当(期末40円)を維持しており、株主還元と成長投資のバランスを意識。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社ガイダンス(2026期売上+4.2%)と第3四半期の実績から、ベースケースで売上CAGRは約4〜8%想定(2025期10,136百万円 → 2028期約11〜12.5百億円レンジ)。新サービスの商用化や大型案件・追加M&Aが奏功すれば上振れで年率10%超の成長も見込める。ただし利益は案件構成・投資回収タイミングで変動。

4. 課題・リスク

  • 取引先集中リスク:2025期の主要顧客(例:Hitachiグループの売上は約5,057百万円)と大口依存が高く、契約減少で業績悪化リスク。
  • 新規事業の立ち上げ・商用化遅延、技術・人材確保の難航で期待の収益化が遅れる可能性。
  • のれん償却や減損リスク(第3四半期で減損損失計上あり)、及び投資有価証券の売却価格変動や景気・為替の影響。
  • ガイダンスとのタイミング差(第3四半期累計の営業利益が通期予想を上回るなど)による四半期変動性・開示差異。

5. 総括

堅い財務基盤とDX追い風、企画提案型ソリューション強化・商品化により安定した緩やかな成長が期待される。一方で大口顧客依存と新事業の収益化時期が中期達成の鍵。投資は「顧客分散と新サービス収益化の進捗」を注視して判断するのが妥当。

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開示一覧

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