東証グロース市場

デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(4576)

概況

最終更新日:2026/08/13 16:29
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年上期はロイヤリティ減で売上急減、営業損失継続。開発品はH-1337を日本優先に転換、DW-5LBT上市準備で回復狙う。

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主力事業

キナーゼ阻害剤を主軸に眼科領域で自社創薬とライセンスアウトを両輪とする事業モデル。共同開発も推進。

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業績

ロイヤリティ減で減収、上期売上33百万円。営業損失約312百万円、通期見通しは売上300百万円。

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注目点

H-1337を日本優先で開発、千寿製薬と資本業務提携(約2億円出資)。DW-5LBTの米国上市予定と資金調達が鍵。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/13 16:29
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。

株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所

2026年12月期 第2四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高が33百万円(前年同期比△80.9%)と大幅減少、主因はDW-1002(BBG)の特許満了によるロイヤリティ減少(資料:第2四半期決算短信 p1、決算説明資料 p4)
  • 開発面では緑内障治療剤H-1337を「日本優先」で開発方針転換、千寿製薬とのオプション契約締結と約1.94億円の出資(資料:第2四半期決算短信 p3、プレスリリース 2026/3/25)
  • 神経疼痛治療薬DW-5LBT(Bondlido)は米国で販売提携の基本合意(Terrain社)を締結、2026年第4四半期の上市を目指す(資料:決算説明資料 p17)

決算数値概要

  • 売上高: 0.33億円 (前年比 △80.9%)
  • 営業利益: △3.12億円 (前年比 約△1.0%)
  • 純利益: △3.23億円 (前年比 約△2.2%)

前回決算からの主なUPDATE

  • H-1337の開発方針を「日本優先」に変更し、千寿製薬と日本・アジア等を対象とするオプション契約を締結(出資含む)。日本でのP3準備を推進(資料:プレスリリース p1、決算説明資料 p14-16)
  • DW-5LBT(Bondlido)について、米国での販売提携に関する基本合意成立;正式ライセンス契約は8月締結予定、2026Q4上市目標(資料:決算説明資料 p17)
  • K-321(リパスジル)のグローバルP3試験の観察期間が全て終了、現在データ解析および申請準備中(資料:決算説明資料 p20)

好材料(ポジティブ要因)

  • H-1337の日本優先開発と千寿製薬との資本業務提携により、日本でのP3実施体制が整備されつつあり、成功すれば早期の製品化・価値向上が期待できる(決算説明資料 p14-16)
  • DW-5LBTが米国で承認済/販売提携に向けた合意を得ており、上市後は安定的な収益(マイルストーン・成果分配)獲得の可能性がある(決算説明資料 p17)
  • K-321のP3観察終了で解析フェーズへ移行、導出先(興和)による開発継続のため当社の追加負担が限定的(決算説明資料 p20)

悪材料(ネガティブ要因)

  • 主力のロイヤリティ収入が特許満了で急減(DW-1002欧州等)、2026年通期および2027年の売上減少が見込まれる(決算説明資料 p4, p11)
  • キャッシュは期末で現預金986百万円に低下。2026年上期は営業CF△3.44億円、投資CF△6.02億円(拘束預金増加含む)とキャッシュ流出が大きい(決算短信・中間報告書 p5, p8)
  • DW-1002の一部地域での契約延長交渉中(米国扱いのロイヤリティは延長時にまとめ計上予定)やパイプラインの承認・導出が前提のため、実現リスク・資金調達リスクが残る(決算説明資料 p11, 決算短信 p1)
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/13 16:29
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1. 成長期待のポイント

上市ラッシュ(2026年DW-5LBT、2027年DW-1002、2028年K-321)とH-1337の日本P3優先で売上回復が期待される。一方で特許満了で短期収益は圧迫、資金調達とP3の成功が成長実現の鍵。

2. 成長ドライバー別の分析

上市・商談進展(DW-5LBT/DW-1002/K-321)

  • DW-5LBT(Bondlido)は米国承認済みで2026年Q4上市目標、リドカイン貼付市場は約$295M(2025)で採用次第で安定収入化。
  • DW-1002(BBG)は地域特許満了で欧州ロイヤルティ低下中だが、日本・米国での申請・上市を狙い、2027年の収益回復源に。
  • K-321(リパスジル適応拡大)はグローバルP3観察期間完了→データ解析中。承認・上市で中長期のロイヤルティ柱に。

H-1337(緑内障)日本優先と提携資金化

  • 2026/3に千寿製薬とオプション契約、約1.94億円の出資を受け日本P3を優先。国内でのP3実施を見込み価値実現を加速。
  • 日本市場推定:約885億円、米国市場約$3,000M程度のポテンシャル。1日1回投与で併用ニーズが高く市場取り込み余地大。
  • ただしP3開始・非臨床追加・規制対応が必要で、投資(研究開発費増加)と時間が要因。

再生医療・創薬基盤(DWR-2206、H-1129、化合物ライブラリ)

  • DWR-2206(再生医療)はP2で安全性良好・視力改善示唆、P3準備中で成功すれば高額医療の市場参入が見込める。
  • H-1129は免疫異常基盤の角結膜疾患でパイプライン化。早期臨床投入で製品化期待。
  • 当社のキナーゼ化合物ライブラリは約1,500件、キナーゼ阻害剤市場は年間2兆円超の規模で中長期の創薬機会を提供。

3. 今後3年の業績成長イメージ

2026年度は特許満了で通期売上見通し300百万円(会社公表)と低迷、R&D投資は増加(2026見込約780百万円)。2026Q4のDW-5LBT上市でQ4以降に収益化開始、2027年にDW-1002の日本/米国展開で売上が本格回復、2028年にK-321・DWR-2206の進捗が加われば急回復期を迎える可能性。ただし段階的で当面は赤字継続、営業黒字化は2028年以降が視野。

4. 課題・リスク

  • 特許満了・ライセンス延長交渉の不確実性(DW-1002の地域別ロイヤリティ回復時期不明)。
  • 臨床リスク:P3での有効性/安全性未確定、追加非臨床要求や規制対応で遅延・コスト増。
  • 資金面:2026年6月末現預金約986百万円、R&D負担増(年度数百〜千百万円規模)で追加資金調達の必要性あり。
  • 商業化リスク:販売パートナー条件の見直し、競合(Netarsudil等)や市場シェア確保の不確実さ。

5. 総括

短期は特許切れで売上低下と赤字継続が見込まれるが、近接する複数製品の上市(Bondlido、DW-1002)とH-1337の日本P3優先で2027〜2028年にかけて収益回復が期待される。一方でP3結果、ライセンス条件、資金調達成否が成否を左右するため慎重なモニタリングが必要。

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