東証グロース市場

NANOMRNA(4571)

概況

最終更新日:2026/08/07 17:43
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

ホールディング化後に投資プラットフォームを始動。2026年4-6月期は売上増も営業・純損失が拡大し赤字基調。

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主力事業

投資プラットフォーム(Gateway Model)を中核に、NBI・米国子会社・SBI連携で投資・事業開発・海外展開を推進。

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業績

2026通期は売上は限定的(約1.7億円)も営業・純損失が大幅。2026年4-6月期も赤字継続、現預金は減少傾向。

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注目点

SBI共同ファンドやLuna RD子会社化、TUG1/RUNX1の臨床進展が中長期の価値創出要因。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/07 17:43
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NANOホールディングス株式会社

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は35,699千円(約0.36億円)で前年同期比+363.6%と大幅増加したが(主に原材料販売・製品販売による)、営業損失・経常損失・純損失は拡大し、収益性は悪化。
  • 営業損失は275,888千円(約2.76億円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は281,439千円(約2.81億円)と前年同期より損失が増加。
  • ホールディングス体制移行(2026年4月1日)以降、投資プラットフォーム構築を加速(投資専門子会社NBI設立、SBI系ファンドとの共同運営など)および新設子会社NANO MRNAを連結対象に追加(連結範囲変更あり)。

決算数値概要

  • 売上高: 0.36億円 (前年比 +363.6%)
  • 営業利益(経常利益): △2.76億円 (前年比 -)
  • 純利益: △2.81億円 (前年比 -)

前回決算からの主なUPDATE

  • 連結範囲の変更:NANO MRNA株式会社を新規連結(新設分割により創薬事業を移管)し、連結子会社が増加。
  • 組織・投資基盤強化:投資専門子会社 Nano Bridge Investment(NBI)を軸にSBI系と共同でファンド(Bio Bridge I / NSSファンド)を運営開始し、ファンド投資や案件ソーシング体制を強化。
  • 事業投資・M&A実行:NANO MRNAによるLuna RD(PEGフリーLNP技術)子会社化、及びBio Bridge Iを通じた株式会社ナティアスへの出資等、技術獲得・投資を実行(プラットフォーム強化)。

好材料(ポジティブ要因)

  • 投資プラットフォームの整備:NBI設立とSBIグループとの協業によりファンド運営能力・資金供給力が強化され、案件獲得/EXIT機会(IPO・M&A・ライセンスアウト等)の創出が期待される。
  • 技術・事業の取り込み:NANO MRNAによるLuna RDの子会社化(PEGフリーLNP)やナティアスへの出資により核酸・mRNA関連のコア技術を獲得し、創薬プラットフォームの競争力が向上。
  • 売上計上の多様化:原材料供給(美容原料)や既存製品(コムレクス耳科用液)など、投資外の販売収益も確保しており、単年度の収入源の多様化に寄与。

悪材料(ネガティブ要因)

  • 損失拡大と現金減少:営業損失・純損失が拡大しており、現金預金は前期末比で約671,291千円減少(資産合計も減少)しているため、資金繰り・運転資金に注意が必要。
  • 投資リスクと評価損の可能性:投資事業はマーケットや投資件数に依存しやすく、四半期での有価証券評価差額等の変動(その他有価証券評価差額金の大幅変動)により業績が変動しやすい。
  • 業績予想非開示:投資事業の性格上合理的な予想算定が困難として通期予想を開示しておらず、短中期の業績見通しが不透明で投資家の判断材料が限定される。
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/07 17:43
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1. 成長期待のポイント

投資プラットフォーム(ファンド運営+JV)と創薬プラットフォーム(NANO MRNA)の二本柱。ファンド規模100〜150億円、目標IRR25%等の投資枠とLuna RDのLNP獲得で、3年でNAV拡大と臨床進展によるバリュー化が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

投資プラットフォーム(Gateway Model/NBI・共同ファンド)

  • 投資専門子会社NBIを中心にSBI系や海外パートナーと共同でファンド組成・運用を推進。
  • NSSファンド‑1などファンド規模は100〜150億円、目標IRRは約25%と設定されており、投資→成長支援→EXITでキャピタルゲイン狙い。
  • 案件ソーシング(未公開ベンチャー・カーブアウト等)と米中のネットワークを活用し、複数の投資案件でポートフォリオ形成。

NANO MRNA事業(創薬パイプライン+DDS)

  • 臨床パイプライン:TUG1 ASO(再発膠芽腫)はPhase Iの投与レベル評価を経てPhase Ibへ移行中、RUNX1 mRNAは豪州でPhase I開始済で臨床進捗がある。
  • 技術獲得:Luna RDのPEGフリーLNP技術を子会社化し、送達技術(DDS)を自前で確保、in vivo CAR‑T等の次世代モダリティ研究も推進。
  • 既存の販売収益もあり(原材料・製品の四半期売上実績あり)、創薬成功の前段階での収益基盤を一部形成。

財務・資本戦略と実行力

  • 直近現預金は約4,220,000千円(Q1)で、四半期営業損失は約275,888千円。現金は当面の研究投資とファンド運営を支える水準。
  • 社債発行や新株予約権行使による資金調達実績があり、資本政策で成長投資を賄う戦略を遂行中。
  • ただし社債の利払いや投資案件への追加出資など、キャッシュフロー管理が成否を左右する。

3. 今後3年の業績成長イメージ

投資リターン(ファンドの評価増および一部EXIT)と創薬パイプラインの臨床マイルストーン/ライセンス展開が主要な価値創出源。短期は研究開発費や投資先出資で営業損失が続く見込みだが、3年内にファンドの初期投資先での価値顕在化やパイプラインの臨床転換が進めばNAV拡大による株主価値改善と段階的な収益化が期待される。販売事業は補助的な収益として安定化。

4.課題・リスク

  • 臨床開発リスク:TUG1/RUNX1等の臨床結果が期待外れだとバリュエーション悪化。
  • 投資回収リスク:VC投資は市場環境に左右され、EXITのタイミング・価格が不確実。
  • 資金繰り・金利負担:社債利息や追加出資が継続するとキャッシュ消耗が加速。短期負債の管理が重要。
  • 希薄化リスク:成長資金調達による希薄化や条件の不利な資金調達が起こる可能性。
  • 規制・競合リスク:国際治験やライセンス交渉、LNP等コア技術の競合による商業化障壁。

5. 総括

投資ファンド運営と創薬プラットフォームの組合せで中期的なバリュー拡大余地は大きいが、臨床成果と投資先のEXIT実現が鍵。現金は確保されている一方でキャッシュ消耗と市場リスクを注視する必要があるため、投資は中長期(3〜5年)視点が適切。

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