東証グロース市場

BASE(4477)

概況

最終更新日:2026/08/05 16:55
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年上期は売上12,388百万円(+35.5%)、営業利益1,068百万円(+87%)で成長。BASE伸長、Eストアー連結が主因。

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主力事業

ネットショップ作成、決済、資金調達、越境EC等のプラットフォームを組合せ、GMV拡大と手数料化を狙う事業群。

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業績

上期は売上・粗利・EBITDAが二桁増。want.jpは苦戦、販管費増で四半期ベースの利益は季節変動あり。通期は増収計画。

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注目点

Port取得でのれん計上、Eストアー連結寄与開始。Eストアー子会社の不正アクセスは公表済で影響は軽微見込み。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/05 16:55
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BASE株式会社

2026年12月期 第2四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は123.88億円(前年同期比 +35.5%)、営業利益は10.68億円(前年同期比 +87.3%)と増収・大幅増益を達成
  • BASE事業のGMV成長と「PAY ID」アプリ有料化によるテイクレート上昇、及びEストアーの連結寄与で収益性が改善
  • want.jp事業は既存事業・越境機能の進捗が想定を下回り、事業・会計処理の見直しで売上・売上総利益が下振れ(業績予想比で影響あり)

決算数値概要

  • 売上高: 123.88億円 (前年比 +35.5%)
  • 営業利益: 10.68億円 (前年比 +87.3%)
  • 純利益: 8.15億円 (前年比 +82.3%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 2026年4月にPort株式会社を取得し、2026年6月末からB/S連結(のれん約10.20億円計上)。P/L連結は7月開始予定で通期寄与見込み(売上高約1.95億円、売上総利益約1.26億円の寄与想定)
  • 2026年5月に全国放映のマスマーケティングを実施し、新規ショップ開設の獲得を強化(BASEの成長施策を加速)
  • 連結子会社の株式会社Eストアーで外部からの不正アクセスによる個人情報漏えいが発覚(2026年8月1日公表)。影響は現時点で「軽微」と見込むが調査中

好材料(ポジティブ要因)

  • 収益性改善:売上高・営業利益ともに大幅増(売上高+35.5%、営業利益+87.3%)で成長と採算性の両面で改善トレンド
  • プロダクト施策の進展:BASEのAI機能(BASE AI)限定公開やPAY IDの有料化でテイクレート向上とLTV向上が期待できる
  • 財務基盤の堅牢性:中間期末の現金及び現金同等物は約164.99億円(16,499百万円、キャッシュポジションは依然厚い)

悪材料(ネガティブ要因)

  • want.jpの業績不振:既存事業・越境機能の未達や一部マーケットプレイスでの掲載見直しにより、売上・売上総利益が計画を下回り、通期見通しにマイナス影響(さらに収益認識を総額→純額へ変更した影響も大きい)
  • キャッシュの減少:第2四半期で現金及び現金同等物は前期末比で約83.66億円減(主に定期預金差入、新規子会社取得等の投資・運用による)で流動性変動リスクに注意
  • 情報セキュリティリスク:Eストアーの不正アクセスによる個人情報漏えいが発生しており、調査結果次第では信用・費用面の影響が拡大する可能性あり
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/05 16:55
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1. 成長期待のポイント

BASEは既存のBASEプラットフォームのGMV成長+Pay ID有料化によるテイクレート上昇、PAY.JPの加盟店拡大、YELL BANKの金融収益拡大、M&Aによる顧客拡大で高成長が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

BASE事業:GMV拡大+Pay ID収益化

  • 月間売店数と1ショップあたりGMVの増加で流通総額が拡大している(FY2025 BASE GMV:約1,699億円)。
  • Pay IDの有料化(アプリ収益化)でテイクレートが上昇、売上総利益率向上に直結。
  • マスマーケティング投下で新規ショップ開設を加速。AI機能(BASE AI)による運営支援で定着率向上を狙う。

決済・金融(PAY.JP/YELL BANK):原価低減と収益多様化

  • PAY.JPはGMV増と決済手段拡充(例:PayPay追加)で加盟店拡大が見込まれる。
  • カード決済をPAY.JPへ移管することで決済原価低減→売上総利益率改善の余地あり。
  • YELL BANK(債権買取)は債権残高拡大で金融収益を伸ばし、グループの収益性底上げに寄与。

インオーガニック成長とプロダクトAIシフト

  • Eストアー・Port等のM&Aで顧客基盤を拡大(Portのれん約10.2億円、Eストアー連結寄与開始)。
  • グループ横断のシナジー(決済×越境×金融)でARPA向上を目指す。
  • AI実装(マーケ・クリエイティブ・問い合わせ自動化等)により運用効率・コンバージョン改善を期待。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社の中期計画ではFY2025売上2,072.9億円→FY2026 283.7億円→FY2027 343.0億円→FY2028 415.0億円(注:単位は百万円)。FY2025→FY2028の年平均売上成長率は約26%(営業利益・EBITDAは約44%前後の高成長想定)。当面はGMV成長+テイクレート上昇で売上・粗利が先行し、プロモーション投下で短期的に販管費増も想定。

4.課題・リスク

  • want.jpや越境機能のコンバージョン低迷、マーケットプレイス規約変更等で取扱高が想定下振れするリスク。
  • マスマーケティング増額に伴う販管費増で短期のEBITDA圧迫。会計上の収益認識方式(総額→純額)変更の影響もあり得る。
  • M&Aの買収統合(Eストアー、Port等)や決済基盤統合の実行力、情報セキュリティ(子会社での不正アクセス事案が発生)が業績・信頼に影響する可能性。
  • 為替・決済業界の競争激化、規制変化も中長期リスク。

5. 総括

BASEはGMV拡大+Pay ID収益化、PAY.JP・YELL BANKによる収益多角化、M&Aで高成長を実現する構図。短期は投資と統合リスクで変動するが、中期(3年)は売上年平均約20〜26%、利益面はそれ以上の伸びが見込める。注視指標はGMV推移、テイクレート、M&A統合の進捗、セキュリティ対応である。

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