東証グロース市場

AICROSS(4476)

概況

最終更新日:2026/08/14 17:04
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年上半期は売上高・営業利益が上場来最高を記録。AI事業の黒字化とRCS普及が追い風となり通期進捗は良好。

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主力事業

メッセージング(SMS/RCS)プラットフォームとAI分析(Deep Predictor)、広告制作の統合ソリューション。

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業績

上半期は増収増益、営業利益率改善。AI事業黒字化とロウプの連結寄与で純利益大幅増。

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注目点

ロウプの連結化と国内キャリアのRCS対応が成長の鍵。代理店拡大とSaaS化の進捗を注視。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/14 17:04
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AI CROSS株式会社

2026年12月期 第2四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高2,555百万円(前年同期比+33.0%)、営業利益339百万円(前年同期比+104.0%)と上場来最高水準を達成
  • AIトランスフォーメーション事業(Deep Predictor)が黒字化し、SaaS化/代理店経由の本導入が進展
  • 報告セグメントを3区分(スマートメッセージング、AIトランスフォーメーション、マーケティングソリューション)に変更し、子会社ロウプの連結が寄与(RCS普及や統合ソリューション強化が成長ドライバー)

決算数値概要

  • 売上高: 25.56億円 (前年比 +33.0%)
  • 営業利益: 3.40億円 (前年比 +104.0%)
  • 純利益: 2.27億円 (前年比 +231.3%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 2026年1月より報告セグメントを変更(従来のSmart AI Engagementを「スマートメッセージング」と「AIトランスフォーメーション」に分割、計3セグメントへ)
  • AIトランスフォーメーション事業が前年の赤字から黒字転換(Deep Predictorの利用社増加と代理店経由導入の進展)
  • キャッシュ・現金同等物が増加(期末現金2,009百万円、前期比+193.8百万円)および投資有価証券売却益18.8百万円計上で財務基盤が改善

好材料(ポジティブ要因)

  • 収益拡大:スマートメッセージング中心に配信数・取引社数が増加し、上半期で通期予想に対する営業利益進捗率が56.6%と良好
  • AI事業の事業化:Deep PredictorのSaaS化・代理店チャネル拡大で再現性のある収益基盤へ移行しつつある点(黒字化達成)
  • RCS普及とソリューション化:国内キャリアでiPhone向けRCS提供が整い、RCSを活用した高付加価値サービス(開封率・反応率改善の事例あり)が成長を後押し

悪材料(ネガティブ要因)

  • 収益源の一部がキャリア回線費に依存しており、送信単価上昇リスクが粗利に影響を与える可能性がある(仕入先リスク)
  • 四半期ベースでの変動:第2四半期は第1四半期比で売上・営業利益とも減少(スポット需要や受託案件の獲得進捗遅れの影響)— 四半期の業績変動がやや大きい
  • RCS/ソリューション拡大の速度が計画より緩やかで、中期計画では売上計画の下振れ(FY2026で中計比▲200百万円の調整を織り込んでいる点)
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/14 17:04
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1. 成長期待のポイント

メッセージング(SMS/RCS)の市場成長(A2P‑SMS市場のCAGR約18.2%)とRCS普及、Deep PredictorによるSaaS化、取得したマーケティング子会社によるソリューション化で、短期的に高成長(年率20〜30%水準)の達成余地がある。

2. 成長ドライバー別の分析

RCS普及とスマートメッセージングの単価向上

  • 国内でiPhone向けRCS提供が揃いつつあり(主要キャリアの対応完了が追い風)、RCSは高開封率・リッチ表現でDM代替やCV改善につながる。
  • 収益性の高い国内顧客比率が高く、RCSや業界特化ソリューションでARPU上昇が期待(FY2026.2Qのスマートメッセージング売上:2,190.99百万円、同事業ARPU=約11.7万円/社)。
  • 市場追い風:A2P‑SMS市場の予測成長率はFY2025–2030で年平均約18.2%。

AIトランスフォーメーション(Deep Predictor)のSaaS拡大

  • ノーコード需要と生成AI潮流で企業の需要予測・在庫最適化ニーズが拡大。代理店チャネル経由での本導入が始まり、SaaS型収益化が進行中(FY2026.1H:84.126百万円、前年同期比+83.5%)。
  • カスタム→アシスタント→シンプルのプラン展開で顧客層を拡大し、継続課金(MRR)的な収益基盤を確立できれば利益率改善に寄与。
  • 既存メッセージング顧客とのクロスセルで顧客獲得効率が高い。

マーケティングソリューション(ロウプ買収)の統合効果

  • 2025年10月子会社化により上流設計〜クリエイティブ〜運用を一気通貫で提供可能に。1H売上は約289百万円、セグメント利益33.5百万円。
  • メッセージング×AI×クリエイティブの統合提案で単価アップと受注範囲拡大を期待。特に金融・人材など高単価領域への深耕が見込める。
  • 買収によるのれん償却はあるが、統合で貢献利益率向上を図る計画(中期目標:FY2027で全社売上7,300百万円、営業利益1,800百万円)。

3. 今後3年の業績成長イメージ

ベースケース:FY2026会社計画(売上5,300百万円、営業利益600百万円)を出発点に、RCS普及とAIのSaaS化が計画通り進めばFY2027目標(売上7,300百万円、営業利益1,800百万円)到達の可能性が高く、FY2026→FY2028の年平均成長率(CAGR)はおおむね20〜25%想定。アップサイドはRCSの法人採用加速とDeep Predictorの代理店拡大で30%超の成長シナリオが現実味を帯びる。

4. 課題・リスク

  • 仕入(配信)コストは携帯キャリア依存:キャリア側の単価引上げや契約条件変化は粗利に直撃するリスクが常に存在する。
  • RCS普及のタイムラインや法人需要の実需化が想定より遅れると、単価向上シナリオが未達となる可能性。
  • Deep PredictorのPMF(業務特化での実効性)確立とSaaSモデリングの収益化タイミングが不確実。代理店販売に依存する過度なチャネル集中もリスク。
  • M&A統合(ロウプ)のシナジー実現遅延、のれん償却負担、マクロ景気悪化(企業のマーケティング予算縮小)も業績に影響。

5. 総括

短中期はRCS拡大+AIのSaaS化+買収によるソリューション化が同社の成長源泉。市場CAGR(A2P‑SMS約18.2%)を背景に、条件通りに進めば今後3年で年率20%超の成長が見込めるが、キャリア依存コストとAI製品の収益化タイミングが実現の鍵となる。投資判断はRCS法人導入の実績とDeep Predictorの継続収益性を逐次確認することが重要。

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