東証スタンダード市場

イーソル(4420)

概況

最終更新日:2026/08/10 16:15
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年上期は売上6,358百万円(+12.6%)、営業益243百万円(+32.8%)、親会社株主純利益279百万円(+100%)で増収増益。

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主力事業

組込みソフトが主軸。リアルタイムOSとフルスタックエンジニアリングを提供し、センサ製品も展開。

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業績

組込みソフト製品とサービスの伸長で増収増益、研究開発投資増も許容。センシング事業は売上減で損失拡大。

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注目点

研究開発投資増(開発投資比率上昇)、NEDO助成金の営業外収益計上、提携や子会社化で事業基盤強化を推進。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/10 16:15
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イーソル株式会社

2026年12月期 第2四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比+12.6%の63.58億円と増収を達成
  • 営業利益は前年同期比+32.8%の2.43億円、経常利益・純利益も大幅増(純利益+100.4%)で収益性改善
  • 組込みソフトウェア事業が牽引(製品売上が大幅増)、一方でセンシング事業は減収・赤字継続

決算数値概要

  • 売上高: 63.58億円 (前年比 +12.6%)
  • 営業利益(経常利益): 2.43億円 (前年比 +32.8%)
  • 純利益: 2.79億円 (前年比 +100.4%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 連結範囲の変更:新規子会社「T LEAD SCIENCES株式会社」を連結に追加(当中間期に連結範囲の重要な変更あり)
  • 助成金(NEDO関連)など営業外収益の計上が増加し、経常利益を押し上げ(営業外収益に助成金33,736千円計上)
  • 組込みソフトウェア製品売上が急増(前年同期比+73.7%)し、製品比率が高まりつつある一方でセンシング事業は売上減(前年同期比▲25.4%)

好材料(ポジティブ要因)

  • 組込みソフトウェア事業の拡大:製品売上とエンジニアリングサービスの伸長によりセグメント利益が大幅増加
  • 研究開発投資を維持しつつ助成金など外部資金を取り込むことで研究継続と収益性を両立
  • 財務基盤が堅固:自己資本比率73.6%、現金同等物は33.71億円とキャッシュ余力あり

悪材料(ネガティブ要因)

  • センシングソリューション事業の苦戦:売上・利益ともに減少しセグメント損失が拡大
  • 事業の自動車依存度が高い(約48%)ため、自動車市場の変動が業績に与える影響が大きい
  • 研究開発費やのれん償却など固定費負担の増加(研究開発費+36.8%、中間のれん償却計上)により下振れリスクが存在
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/10 16:15
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1. 成長期待のポイント

イーソルは自動車のSoftware‑Defined Vehicle(SDV)需要と自社組込みOS製品の拡大により、短中期で増収・利鞘改善期待。2026年計画は売上+21.4%と高成長を見込む。

2. 成長ドライバー別の分析

SDV(Software‑Defined Vehicle)と自動車セクター需要拡大

  • 自動車セクターが売上の約47%を占め、SDV化に伴うソフトウェア需要が構造的追い風。
  • 顧客に自動車大手(上位にデンソー、ソニー、本田等)が含まれ、大口案件獲得が業績に直結。
  • 機能安全認証やプラットフォーム採用で中長期的なリピート/ライセンス収入が期待される。

自社ソフトウェア製品の拡大と高付加価値化

  • 2026年上期でソフトウェア製商品売上が1,242百万円(+73.7%)と大幅増加、製品化比率向上が進行。
  • エンジニアリングサービスと製品の“フルスタック”提案によりARPA向上とマージン改善余地。
  • ライセンス/バージョンアップ収入(リビジョンアップ)も増加し、ストック寄与が強まる。

研究開発投資・公的助成・協業・M&A

  • 研究開発費が上期で308百万円(+36.8%)と先行投資を加速、製品競争力の源泉を強化。
  • NEDO等の助成金収入(上期で計上あり)やサイバートラスト等との協業で新領域(SDx)展開を推進。
  • 2025年の子会社化(例:京都マイクロコンピュータ)による技術・顧客基盤の統合効果が中期寄与。

3. 今後3年の業績成長イメージ

短期(2026年)は会社計画で売上+21.4%を想定。中期はSDV普及と製品比率拡大により年率で概ね8〜15%の売上CAGR、営業利益は製品化・スケール効果でこれを上回る改善(営業利益率の段階的向上)が期待される。大口プロジェクトの受注タイミングにより上下振れあり。

4.課題・リスク

  • 受注先の業界・顧客集中(自動車セクター比率約半分、主要顧客依存)が業績変動リスクを増幅。
  • 大型案件や認証取得の遅延、開発期間の長期化により収益化タイミングが後ろ倒しになる可能性。
  • センシング事業は上期で減収・赤字となっており、非中核事業の立て直しが必要。
  • 競合のプラットフォーム攻勢、為替変動、及び研究開発投資の回収不確実性も注意点。

5. 総括

SDVを核とした組込みソフトの製品化と研究開発強化により、中長期で着実な成長軌道が見込める。一方で顧客集中と大口案件の実行リスクが高く、投資判断は製品収益化の進捗と大口受注・認証の確度を注視すべきである。

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