東証グロース市場

ブロードエンタープライズ(4415)

概況

最終更新日:2026/08/12 14:20
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年中間期はBRO-ROOM/BRO-WALL主導で増収増益。債権流動化で資金確保と連結拡大進行。

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主力事業

B-CUBICを基盤に、BRO-ROOM・BRO-WALL等をBRO-ZEROで立替提供するワンストップ型の不動産関連サービスが中核。

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業績

上期売上約56.9億、営業利益約11.2億、当期純利益約5.5億。個別通期は上方修正、連結の利益は配分未確定。

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注目点

日本中央管理を連結化しのれん計上。年複数回の債権流動化を計画、下期に債権売却損が発生する可能性がある。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/12 14:20
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株式会社ブロードエンタープライズ

2026年12月期 第2四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高56.94億円、営業利益11.25億円、親会社株主に帰属する中間純利益5.53億円を計上(当中間期は連結財務諸表を新たに作成したため前年中間期との比較はなし)
  • フロー収益(特にBRO-ROOM:26.38億円相当、BRO-WALL:13.18億円相当)が大幅に伸長し、フロー売上高計4,682百万円が業績を牽引
  • 日本中央管理株式会社を子会社化し連結範囲を拡大(BSは2Qから連結、PLは3Qから連結予定)。下期に実施予定の債権流動化に伴う債権売却損が第3四半期に計上される見込みで、通期の利益項目には不確定要素あり

決算数値概要

  • 売上高: 56.94億円 (前年比 比較対象なし)
  • 営業利益(経常利益): 11.25億円 (前年比 比較対象なし)
  • 純利益: 5.53億円 (前年比 比較対象なし)

前回決算からの主なUPDATE

  • 個別業績予想を上方修正:売上高(個別)を100億円→117億円(10,000→11,700百万円)、営業利益を17.00億円→23.00億円(1,700→2,300百万円)に引き上げ
  • 日本中央管理株式会社の株式取得により連結子会社化(みなし取得日2026年6月30日)。連結に伴い報告セグメントに「不動産流通・管理事業」を追加
  • 債権流動化(BRO‑ZERO関連:約26億円相当)を下期に実行予定。売掛金圧縮の財務効果を見込む一方で、債権売却損を第3四半期に営業外費用として計上する見込み

好材料(ポジティブ要因)

  • BRO-ROOM・BRO-WALLの伸長によりフロー型ビジネスが拡大し、粗利・営業利益の拡大に直結している点(2Qでフロー売上高4,682百万円)
  • BRO-ZERO(初期導入費用ゼロ)の債権流動化スキームにより、売掛金を早期資金化して成長投資や運転資金に充当できる体制を強化予定(流動化頻度を年3~4回へ)
  • 販売代理店・管理会社ネットワークの拡充(管理会社約1,015社、販売代理店累計336社等)により受注チャネルが安定・拡大している点

悪材料(ネガティブ要因)

  • 売掛金が約92.64億円(9,264,112千円)と大きく膨らみ、有利子負債も増加(短期・長期合わせて約102.4億円)しており、自己資本比率は14.1%と低位で財務レバレッジが高い点
  • 下期に実行予定の債権流動化に伴う債権売却損が第3四半期に計上される見込みで、経常利益・当期純利益に短期的な下押しリスクがある点(費用額は未確定)
  • 日本中央管理の取得によりのれん(暫定計上519,845千円)を計上しており、取得原価配分(PPA)未完了のため連結損益への影響が不確定で、将来的なのれんの償却・減損リスクが残る点
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/12 14:20
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1. 成長期待のポイント

ブロードエンタープライズはFY2025売上7,413百万円からFY2026(個別)で11,700百万円へ上方修正(+57.8%)と高成長。BRO-ROOM/BRO-WALL拡大と債権流動化(BRO-ZERO)による資金回転で今後3年間も年20〜30%台の売上成長が期待できる。

2. 成長ドライバー別の分析

BRO-ROOM / BRO-WALL(フロー収益拡大)

  • 2026年2Q累計でBRO-ROOM売上2,638百万円(前年2Q比+201%)、BRO-WALL1,318百万円(前年2Q比+245%)と急伸。
  • 一棟/一案件あたり単価が高く、フロー粗利(FY2026目標3,700百万円)達成が通期売上実現の鍵。
  • 販売代理店や管理会社ネットワーク拡大により商流が強化され、販管費を抑えた高効率成長が可能。

BRO-ZERO(債権流動化による資金効率化)

  • 初期導入費用ゼロ円スキームを債権流動化で実現。2026年8–9月に約26億円規模の流動化を実行予定。
  • 流動化頻度を年1–2回から3–4回へ増やし、売掛金圧縮・自己資本比率改善・成長投資の自己資金化を目指す。
  • ただし流動化に伴う債権売却損が下期に発生する見込みで、タイミングにより利益変動あり。

販売パートナーとM&A戦略による顧客基盤拡大

  • 取引管理会社は累計1,015社、販売代理店は累計336社(2Q時点)と拡大余地あり。代理店経由でフロー売上の約48%を獲得。
  • 日本中央管理の連結子会社化(2QよりBS連結)など、宿泊運営代行・管理会社・買取再販等のM&Aでシナジーを創出。
  • 地方創生案件や宿泊・分譲・福祉施設などBRO-ZERO適用範囲の拡大で新規市場取り込みを狙う。

3. 今後3年の業績成長イメージ

FY2026(個別)上方修正で売上11,700百万円、営業利益2,300百万円を想定。FY2025→FY2026で+57.8%のジャンプを達成した後、M&A・販路拡大・BRO-ZEROの継続的な流動化により、FY2027〜FY2028は成長率が落ち着いても年20〜30%程度の売上増が見込まれる(粗利重視の営業方針、フロー粗利目標3,700百万円の達成が中期成長の指標)。連結化効果を加味すると連結売上見通しは12,600百万円(開示)へ。

4. 課題・リスク

  • 債権流動化依存度の高さ:流動化失敗や金利上昇で支払利息増・資金調達コスト上昇、売却損の増大リスク。
  • 有利子負債増加と自己資本比率低下:2Q時点で有利子負債が大幅増(前期比増加)しており財務健全性に注意が必要。
  • 原材料・資材価格上昇や外注確保難:建設資材市況上昇が工事採算に影響、外注不足は納期悪化を招く。
  • M&A・連結移行の会計未確定部分:取得原価配分未完了により連結PLの影響が不確実で、短期的な利益変動要因。

5. 総括

高付加価値のフロー事業(BRO-ROOM/BRO-WALL)とBRO-ZEROによる資金効率化が成長の中核。FY2026の大幅増を受け、今後3年は販路拡大・M&A・流動化頻度向上で年率20〜30%程度の成長シナリオが現実的だが、債権流動化依存と財務リスク、下期の売却損計上が短期的な業績変動の主な懸念点となる。

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